パーティションまたはボリュームについて

パーティションまたはボリューム(ダイナミックボリュームとも呼ばれます)は、ハードディスク上の一定の間隔です。一般に、ハードディスクはいくつかのパーティションまたはボリュームに分割できます。これらは通常、ディスクの管理とファイルエクスプローラーでC:、D:、E:、F:と表示されます。

しかし、まだいくつかの違いがあります。パーティションはベーシックディスクに存在し、ボリュームはダイナミックディスクに存在します。また、パーティションは連続したディスクスペースのブロックですが、ボリュームは連続していない場合があります。たとえば、ボリュームの前半のスペースはディスク1にあり、後半のスペースはディスク2にあります。

さらに、ダイナミックディスクは、シンプルボリューム、スパンボリューム、ミラーボリュームなど、いくつかのタイプで構成されており、複数の不連続なスペースをボリュームに構成することができます。ストレージの拡張、ダイナミックディスクのアップグレード、およびデータ保護の場合は、ボリュームコピーが必要です。

そして通常、パーティションやボリュームはファイルやフォルダ、ドキュメント、インストールされたプログラムなどのデータを保存するために使われるため、ダラパーティションとも呼ばれます。それを除いて、オペレーティングシステムとWindowsの起動に必要なすべてのブートファイルを含む別の特別なパーティションがあります。それはシステムパーティションです。

パーティションまたはボリュームのクローンについて

重要なデータをすべて1つのパーティションにまとめて保存します。データの消失を防ぐために、そのパーティションを未割り当て領域にクローンしておきます。万が一の時にクローンしたパーティションを直接使用して、失われたデータを簡単に取り戻すことができます。

AOMEI Backupperは、ディスク全体ではなくて、単一パーティション(または個々のパーティション)をクローンする機能を提供しています。例えば、EドライブをDドライブへクローンすることです。コピーしたいパーティションまたはボリュームだけを選択してクローンを作成するのは時間も手間もストレージ容量を節約できます。

AOMEI Backupperでパーティションまたはボリュームのクローンを作成する方法

1. AOMEI Backupperをダウンロード→インストール→実行します。「クローン」タブをクリックしてから 「パーティションクローン」を選択します。

パーティションクローン

2. クローンしたいソースパーティション(またはボリューム)を選択して「次へ」をクリックします。

ソースパーティション

3. 未割り当て領域または既存のパーティション(Windowsに認識される如何なるドライブ)をターゲットパーティションとして選択して「次へ」をクリックします。

ターゲットパーティション

4. ソースパーティションとターゲットパーティションの情報を確認します。また、下図のようにいくつかのオプションもあります。

⑴ターゲットパーティションのサイズはソースパーティションより大きい場合、容量を最大限に活用するには、「パーティションを編集」で、「各パーティションに未使用領域を追加」または「パーティションのサイズを手動で変更」の2つオプションから、パーティションサイズを調整できます。クローン完了後、ターゲットパーティションに使えない未割り当て領域がないことを確保できます。

⑵「セクター単位のクローン」は使用済み領域/未使用領域に関わらず、すべてのセクターをコピーします。ターゲットパーティションのサイズがソースパーティションのサイズと等しいか、またはより大きくなければなりません。「パーテイションを編集」と同時に使えません。

⑶ターゲットパーティションがSSD(ソリッドステートドライブ)上の領域である場合、SSDのパフォーマンスを向上させるために「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れることを強くお勧めします。

設定

5. 最後に問題なければ「開始」をクリックします。パーティションクローンが完了した後に「完了」をクリックします。ソースパーティションのサイズによって、かかるクローン時間が異なります。

開始

より詳しい情報については、パーティション/ボリュームをクローンする方法をご参照ください。

※ヒント:

●ソースパーティションをターゲットパーティションとして選択できません。

●ターゲットパーティションが上書きされることに注意してください。重要なデータが含まれている場合、事前にバックアップを作成しておく必要があります。

●ターゲットパーティションに実行中のプログラムやアプリケーションがある場合、コンピュータを再起動して「再起動モード」でディスククローン作成を行うように求められます。

●クローンしたドライブ(パーティションまたはボリューム)をバックアップとして使用することができます。

●AOMEI Backupperはダイナミックボリュームにも対応します。