AOMEI Backupperでバックアップイメージを結合する方法
増分バックアップで特定の時点にデータを復元したい場合、元となるフルバックアップに加えて、その後に作成されたすべての増分バックアップを順番に復元する必要があります。そのため、初回のフルバックアップ以降に多くの増分バックアップを作成している場合、復元に時間がかかることがあります。
たとえば、D:\workを毎日バックアップするタスクを作成した場合、1か月後には30個のバックアップイメージが作成されます。各イメージファイルはそれぞれ異なる時点（バージョン）を示しています。この機能を使えば、これらすべてのバックアップを1つのイメージファイルにまとめることができます。
バックアップイメージを合併する方法
1. AOMEI Backupperをダウンロード→インストール→実行します。対象のバックアップタスクにカーソルを合わせて横三点アイコン→「詳細」→「イメージを結合」をクリックします。
2. ここでは1つのファイルに結合できるすべてのイメージファイル（バックアップポイント）が表示されます。確認して「次へ」をクリックします。
3. 新しい結合済みイメージファイルを保存する場所を選択します。元の場所に保存することも、新しい場所を指定して保存することもできます。
注意：結合操作の際には、「この結合操作のタスクを作成する」のオプションにチェックを入れることをお勧めします。結合完了後、結合されたイメージファイルを含む新しいバックアップタスクが自動的に作成されます。「ホーム」タブをクリックすると、新しいバックアップタスクが表示されます。これは新しいバックアップタスクとして扱われるため、そのまま実行や編集を行うことができます。
4. 最後は「続行」をクリックしてイメージの結合が完了するまで待ちます。処理が完了するまでお待ちください。結合が完了すると、保存先に「Merge_...」という名前の新しいバックアップイメージが生成されます。
ヒント：
1. バックアップタスクが1つのバージョン（1つのイメージファイル）のみで構成されている場合、プログラムは結合を実行しません。
2. 結合後のバックアップイメージには、最新の増分バックアップの内容が含まれます。そのため、結合後のイメージを復元または閲覧した場合、最新の有効な増分バックアップ時点の状態に復元されます。
3. 結合中、AOMEI Backupperは元のイメージファイルや結合元のバックアップタスクを削除しません。
4. 「イメージを結合ジ」機能は、正しい順序で連続している増分バックアップイメージのみを結合できます。このバックアップタスクに差分バックアップのバージョンが含まれている場合、AOMEI Backupperは結合できないことを通知します。