ミラー同期とは?

ミラー同期は、ソースディレクトリで変更(新しく追加または修正)されたファイルがターゲットディレクトリに同期され、同期先のフォルダは常に同期元のフォルダと同じファイルを保持する機能です。ターゲットディレクトリでソースディレクトリと一致していないファイルは、削除または上書きされます。

AOMEI Backupperでミラー同期を実行する方法

ここでは、ミラー同期を設定する方法について、詳細な手順を説明します。まず、AOMEI Backupper Professionalまたはそれ以上のバージョンをダウンロードする必要があります。

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1. 左側の「同期」タブをクリックして「ミラー同期」を選択します。

ミラー同期

2. 別の同期タスクと区別しやすいようにこのミラー同期のタスク名を変更することができます。そして「フォルダを追加」をクリックして同期したいフォルダを選択します。

フォルダを追加

※複数のフォルダを一つずつ追加することができます。また、ゴミ箱アイコンをクリックして誤って選択したフォルダを削除することもできます。

ゴミ箱アイコン

3. フォルダを保存する場所(同期先のフォルダ)を選択します。

同期先の選択

4. 最後は問題なければ「開始」をクリックしてミラー同期を実行します。

※同期実行中に左下隅のアイコンをクリックして、同期完了後にPCをシャットダウン/再起動するか、休止状態/スリープ状態にするかを選択することができます。

同期設定

※同期実行中に下線付きのテキストをクリックして、同期の進捗状況を確認することもできます。

進捗状況を確認

5. ミラー同期が完了するまで少しお待ちください。そして「完了」をクリックします。

完了

ここでは、操作の違いによる結果の違いをご紹介します:

●ミラー同期タスクを作成してから一度に実行する場合、ターゲットディレクトリとソースディレクトリ内のファイルが全く同じようになります。

●ソースディレクトリ内のファイルを修正してからミラー同期を実行する場合、ターゲットディレクトリ内の同じ名前のファイルはソースディレクトリ内の修正済みファイルに上書きされます。

●ターゲットディレクトリ内のファイルを修正してからミラー同期を実行する場合、そのファイルもソースディレクトリ内の同じ名前のファイルに上書きされます。

●ソースディレクトリにファイルを追加してからミラー同期を実行する場合、そのファイルもターゲットディレクトリにコピーされ、ソースディレクトリと同じファイルを保持するようにします。

●ターゲットディレクトリに新しいファイルを追加してからミラー同期を実行する場合、ソースディレクトリと同じファイルを保持するようにそのファイルは削除されます。

●ソースディレクトリからファイルを削除してからミラー同期をもう一度実行する場合、ターゲットディレクトリ内の同じ名前のファイルも削除されます。

●ターゲットディレクトリからファイルを削除してからミラー同期をもう一度実行する場合、ソースディレクトリ内の同じ名前のファイルは削除されません。一方で、ターゲットディレクトリとソースディレクトリは同じファイルを保持するようにAOMEI Backupperは同じ名前のファイルをソースディレクトリからターゲットディレクトリへコピします。

つまり、ミラー同期は常にソースディレクトリをベースにします。

同期設定

「オプション」をクリックして「同期オプション」画面に移動します。現在の同期タスクのために高度な設定をカスタマイズできます。例えば、「設定」タブでコメントを入力したり、メール通知を有効にしたりすることができます。

同期オプション

「スケジュール」をクリックして自動同期を作成します。デイリー、ウィークリー、マンスリーの同期スケジュールは設定可能です。また、イベントトリガー、USB挿入の同期スケジュールも設定可能です。

スケジュール

ヒント

●ミラー同期は一方向同期のみサポートします。つまり、ソースディレクトリからターゲットディレクトリへのみ同期できます。

●ファイル同期は VSS(ボリュームシャドウコピーサービス)をサポートするので、別のプログラムによって使用されているファイルも正常に同期できます。しかし、ボリュームシャドウコピーサービスが有効になっていることを確認する必要があります。別のプログラムが独占的に使用しているファイルは同期できないことにご注意ください。

●ソースフォルダに特別なシステムファイルまたは特別なセキュリティ属性を持つフォルダがある場合、それらは同期できません。プログラムはそれらをスキップするように要求します。

●ファイルを同期した後、同期先のファイルまたはフォルダに如何なる変更(例えば、削除、追加または再命名)が発生するのは、ターゲットディレクトリはソースディレクトリと一致していないことを起こします。このような状況はファイル管理に役立ちません。

●同期先のフォルダはFAT/FAT32パーティションにある場合、4GB以上の単一ファイルがFAT/FAT32パーティションに保存できないので、4GB以上のファイルをそのフォルダに同期できません。