AOMEI Backupperでバックアップを管理する方法
左側のタブで「ホーム」を選択すると、バックアップの開始や管理が簡単にできるショートカット付きで、イメージファイルの一覧が表示されます。以下の2つの状況で利用できるオプションは異なります:
状況1:バックアップをまだ作成していない場合
まず、「バックアップ」または「同期」ボタンをクリックして、バックアップ/同期タスクを作成します。
また、既存のバックアップタスクやバックアップイメージから復元したい場合は、「復元」ボタンをクリックすることもできます。
「クローン」ボタンをクリックすると、「クローン」タブに移動し、システム/ディスク/パーティションクローンを実行できます。
バックアップを既に作成している場合
3点アイコンをクリックすると、バックアップタスクを管理できます。
1. バックアップを編集:このオプションでは、タスク名の編集、バックアップ元・バックアップ先の変更、メール通知の有効化、バックアップスキームの有効化、コマンド設定などが行えます。
2. バックアップ:このボタンをクリックすると、フルバックアップ後に実行するバックアップの種類(フルバックアップ、増分バックアップ、差分バックアップ)を選択できます。増分バックアップや差分バックアップは、フルバックアップを基に将来的に実行可能です。ステップごとの手順については、「増分バックアップ&差分バックアップ」を参照してください。
3. 復元:このオプションを選択すると、「復元」タブページが表示され、復元可能なバックアップの一覧が確認できます。
4. 自動バックアップ:AOMEI Backupperは、毎日(間隔指定)、毎日、毎週、毎月(曜日指定)、毎月(日付指定)、1回のみ、イベントトリガーなどの自動バックアップモードをサポートしています。
また、自動バックアップタスクはデフォルトで増分バックアップとして実行されます。
-> スケジュール:スケジュールモード、スケジュール時刻、間隔など、一般的なスケジュール設定を表示します。
5. 削除: 「ホーム」タブでこのバックアップタスクを削除できます。また、バックアップタスクだけでなく、保存先にある関連するイメージファイルも同時に削除することができます。
6. イメージをマウント: このオプションでは、バックアップイメージを外付けドライブのようにマウントできます。ドライブレターが割り当てられると、そのドライブを通じてイメージファイルの内容にアクセスできます。バックアップイメージの中身を確認したい場合に便利です。
注意:
①. イメージファイルの内容にアクセスするには、「PC」または「マイコンピュータ」から新しく割り当てられたドライブレターを探し、通常のドライブと同じように開くことができます。
②. 複数のパーティションを含むイメージをマウントする場合は、それぞれのパーティションに対して複数のドライブレターが表示されます。
7. イメージをチェック: このオプションを選択すると、イメージファイルの一覧が表示されます。確認したいファイルを選択すると、そのイメージの整合性チェックが開始されます。
注意:
バックアップウィザード内のチェックボックスオプションを利用して、バックアップ完了後にイメージの整合性を確認することを推奨します。
8. 詳細:
①. ショートカットを作成:タスクのショートカットをデスクトップに作成し、Backupperを開かずに直接クリックしてバックアップを開始できます。
②. イメージを統合:複数のバックアップを含む増分バックアップチェーンを1つのバックアップファイルに統合します。
③. イメージの場所を開く:このオプションを選択すると、新しいウィンドウが開き、選択したバックアップタスクに関連するバックアップイメージファイルが一覧表示されます。
9. ログ:タスクのログを表示します。
10. プロパティ:このバックアップに関する詳細情報を表示します。
①. 全般:バックアップタスクの基本情報を表示します(タスク名、作成した時間、最後のバックアップ時刻、保存場所、コメントなど)。
②. バージョン:同じバックアップタスクにおけるバックアップバージョンと対応する日付を表示します。
③. ソース:バックアップ元およびタスクのフィルター設定を表示します。
ヒント:
スケジュールタスクを作成する際に「スケジュールを追加」を選択すると、バックアップイメージがまだ生成されていないため、バックアップ管理画面には上記スクリーンショットのように多くのボタンは表示されません。「スケジュールを追加」を選択した場合、表示されるボタンは「自動バックアップ」「削除」「ショートカットを作成」の3つだけです。
注意:
①. バックアップ管理ページに黄色いマークが表示される場合があります。これは、バックアップ元または保存先パスが変更された、またはアクセスできないことが原因と考えられます。特に保存先にNASを選択している場合に発生しやすいです。
②. バックアップタスクを編集する際、「バックアップソースが存在しないか、その保存場所が変更されたため、バックアップソースにアクセスできませんでした。」というメッセージが表示されることがあります。この場合、バックアップイメージが削除されたか、保存先パスが変更されたか、アクセスできなくなった可能性があります。保存先パスでバックアップイメージを確認し、「イメージをチェック」や「イメージをマウンド」のツールを使ってイメージファイルが有効でマウント可能かどうか手動で確認してください。