By ゆき / 最後の更新 2022年06月24日

ユーザー事例

 

前回のバックアップは正常に完了しませんでした。エラーコード:0x807800B4

Win7 Proを最近使い始めました。Winの「バックアップと復元」機能でバックアップをしたところ、「2088958MBを超えるボリュームは、保護できません。」というメッセージが出て、バックアップができません。ブートディスクは3TBのHDDで、使用領域は551GB程度で、バックアップ先は1TB以上の空きのあるHDDです。バックアップが正常に完了するようにするためにはどのようにすればよいかアドバイスをお願いいたします。

--Microsoftコミュニティからの質問

一部のユーザーは「システムイメージの作成」でシステムを作成する時に、上記のユーザーのようにエラーが出たので、バックアップに失敗しました。しかし、エラーコード(0x807800B4)はただシステムイメージの作成のエラーの1つにすぎません。この記事では、システムイメージの作成の4つのエラーとその解決策をご紹介します。これらのエラーに悩んでいる方、ぜひ読み続けてください。

エラー:システムイメージの作成に失敗する

Windows 11/10/8/7に内蔵されているツールを使って作成したシステムイメージとは、Cドライブの状態とパソコンの起動に必要なデータをまとめたものです。お好みの時点のシステムイメージをバックアップすることで、その時点までに行ったソフトウェアのインストールや設定内容も保存されています。

パソコンがうまく動かない場合には、システムイメージを利用してWindowsやプログラムを再インストールする必要がなく、システムを元の状態に戻すことができます。そのため、万が一に備えて、パソコンの動作が正常な状態のときに、システムイメージの作成を実行しておいたほうがいいと思います。

しかし、さまざまな原因でシステムイメージの作成がユーザー事例のように失敗するかもしれません。その代表的なエラーメッセージは次の4つです。

1. バックアップに失敗しました。指定したバックアップの保存場所には、別のボリュームにシャドウコピーの記憶域があります。(0x80780038)

エラー0x80780038

2. バックアップに失敗しました。ディスク領域が不足しているため、保存場所にボリュームのシャドウコピーを作成できません。(0x80780119)

エラー0x80780119

3. バックアップに失敗しました。2088958MB(約2.09TB)を超えるボリュームは、保護できません。(0x807800B4)

エラー0x807800B4

4. バックアップに失敗しました。バックアップセットのいずれかのボリュームのバックアップイメージを準備しているときにエラーが発生しました。(0x807800C5)

エラー0x807800c5

上述のエラーメッセージとエラーコードが表示され、システムイメージをバックアップできない時、どうしたらいいのでしょうか?次は、システムイメージの作成が失敗する6つの解決策を提供しています。原因により、適切なソリューションを選んでください。

別のボリュームにシャドウコピーの記憶域がある

エラーメッセージが示すとおり、バックアップ先に何か問題があるので、Windowsはシステムイメージをそこにバックアップできません。次の手順に従って、問題を解決してみましょう。

SFC.exeを実行してシステムファイルをスキャンする

コマンドプロンプトを起動し、「sfc /scannow」と入力して「Enter」キーを押して実行します。このコマンドは破損したシステムファイルをスキャンして修復することができます。これによってバックアップ先のディスク上の問題を解決するかもしれません。少なくとも、うまくいかなかった原因を教えてあげます。これが完了すると、エラーなしでシステムイメージをバックアップできるはずです。

sfc

システムの保護を有効にする

Windows 11/10/8/7でシステムイメージがまたバックアップでない場合、システム保護を有効にしてシステムの復元ポイントを作成することができます。復元ポイントもシャドウコピーを作成して、システムやファイルにもう1つの保護層を提供します。

システム復元ポイントを作成

システムの復元ポイントが作成された後、システムイメージの作成を再試行してみます。

ボリュームのシャドウコピーの作成に十分な領域がない

エラーメッセージが示すとおり、バックアップしようとするソースパーティションに十分な空き領域がないため、システムイメージの作成のエラーが発生します。この問題を解決するために、不要なファイルなどを削除するか、システムパーティションを拡張して、空き容量を増やす必要があります。

バックアップ対象のデータ容量が500MB以下である場合、空き領域が50MBになる必要があります。500MBを超えるボリュームなら、少なくとも320MBが必要です

2088958MBを超えるボリュームは、保護できない

Windows 7で2TB以上のボリュームをバックアップしようとする時しか、このエラーが出てきません。Windows 7では、イメージファイルを保存するために仮想ディスク(VHD)を作成することができます。VHDファイルを作成する時に、容量が2040GB(つまり2TB)を超えることはダメです。

この制限なので、Windows 7は2088958MB(約2.09TB)以上のボリュームのバックアップを作成できません。この問題を解決するために、ボリュームを縮小するか、またはシステムをWindows 8/10/11にアップグレードすることができます。

Windows 7以降のバージョンでは、このような2TBの壁がありません。作成したシステムイメージをVHDXという新しい形式の仮想ディスクに保存するからです。

マウントされたバックアップボリュームにアクセスできない

 

手動でバックアップを実行する場合には「次のドライブのシステムイメージを含める」にチェックを入れるとエラーコード0x807800C5でシステムバックアップが失敗しますが、ファイルのみをバックアップすると正常に完了します。バックアップ元のchkdskも問題ありません。バックアップ先を新規HDDに変更しても同じエラーは出てきます。どうしたらこの問題を解決できるでしょうか?

【0x807800C5のため、システムイメージの作成が失敗する事例】

※ヒント:イベントログからエラーの詳細情報を確認できます。

システムイメージのバックアップ中、バックアップ先のHDDに仮想ディスクのイメージファイルが作成されます。エラーメッセージからそのイメージファイルをマウントした際に不具合が発生すると推測されます。

そのため、バックアップ処理が作成する仮想ディスクのイメージファイルを手動でマウントしてフォーマットすることは、システムを正常にバックアップできるように戻した対処法となります。

【具体的な操作方法】バックアップに失敗した後、管理者権限で仮想ディスクのイメージファイルの格納フォルダ({バックアップ先ドライブ}:\WindowsImageBackup\{ユーザ名}\Backup {日時}\)にアクセスします。→このイメージファイルをマウントしてみます(イメージファイルを右クリックして「マウント」を選択し、「ディスクの管理」画面で確認する)。ディスクの初期化がされていなかった場合、初期化からフォーマットまで実行します。

上の解決策で問題を解決した後にバックアップ操作を再実行してください。

上記問題ではなく、システムイメージを作成する代替案

以上の方法をすべて試してみた後、システムイメージの作成でWindows 11/10/8/7をまだバックアップできない場合、サードパーティ製のバックアップ&復元フリーソフト-AOMEI Backupper Standardを使用することができます。このソフトは:

Microsoft VSSと当社のバックアップサービス(AOMEIバックアップサービス)の両方をサポートしています。Microsoft VSSが動作しない場合でも、AOMEIバックアップサービスを使用して続行することができます。ボリュームのシャドウコピーといったエラーを回避します
バックアップイメージの圧縮や、変更された部分のみバックアップする増分バックアップ、使用されているセクターのみバックアップするインテリジェントセクターバックアップなどの省容量機能をサポートしているので、空き容量不足の問題を心配する必要もありません。
MBR形式とGPT形式のディスクに対応しているので、2TB以上のHDDでも、正常にバックアップすることができます
Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。

☞次は、Windows標準のバックアップ機能でシステムイメージが作成できない時の代替案(AOMEI Backupper Standardのシステムバックアップ機能を使う)をご紹介しましょう~

手順 1. このバックアップ&復元フリーソフトをダウンロードし、インストールし、開きます。

無料ダウンロード Win 11/10/8.1/8/7/XP

手順 2. 「バックアップ」タブ→「システムバックアップ」をクリックします。

システムバックアップ

ヒント:
システムを含むディスク全体をバックアップしたい場合、「ディスクバックアップ」をご利用ください。また、指定したパーティション(複数可)をバックアップする「パーティションバックアップ」と、ファイル/フォルダをバックアップする「ファイルバックアップ」もサポートしています。
「パーティションバックアップ」によって作成されたシステムパーティションのバックアップは復元した後、正常に起動できることを確保できないので、システムバックアップを作成するには、「システムバックアップ」をご利用ください。

手順 3. システムの起動に必要なドライブが既に選択されているので、下図のようにシステムイメージの保存場所(バックアップ先)を指定するだけでOKです。内蔵/外付けHDD/SSD、クラウドドライブ、NAS、共有フォルダなどほとんどのストレージデバイスに対応しています。

バックアップ先

手順 4. 下部の3つのオプションをクリックし、バックアップをカスタイズします。すべての設定を確認し、問題がなければ、「開始」をクリックします。

オプション:イメージバックアップの圧縮、Microsoft VSS/AOMEIバックアップサービス、インテリジェントセクターバックアップ/完全なバックアップ(すべてのセクターをバックアップ)、バックアップ完了後のメール通知などを設定します。

スケジュール:毎日/毎週/毎月/USB挿入/イベントトリガー(システム起動/シャットダウン、サインイン/サインアウト)の5つのモードから自動バックアップの実行を設定します。システムイメージの保存先が外付けHDD/SSDの場合、USB挿入に設定すると、多くの手間を省けます(USB挿入とイベントトリガーがProfessional版などの上位版で利用可能)。

スキーム:フル/増分/差分バックアップ、古いバックアップの自動削除を設定します。ターゲットディスクに十分な空き容量があるのを確保したい場合、古いバックアップの自動削除の設定(数、時間、日数/週数/月数の3つのモードに対応)をお勧めします。差分バックアップとバックアップの自動削除がProfessional版で利用可能です。

スケジュール

あとがき

この記事では、システムイメージの作成に失敗した場合の6つの解決策をご紹介しました。お役に立てば幸いです。もし、以上の解決策で問題を解決しない場合や、解決策を一つずつ試すのが面倒だと思う場合、AOMEI Backupperを使用してシステムイメージを作成するのをお勧めします。

AOMEI Backupperによって作成されたシステムイメージがあれば、いつでもパソコンを簡単かつ迅速に以前の状態に戻すことができます。なお、「ユニバーサル復元」という機能をサポートしているので、異なるハードウェアを搭載した別のパソコンまでシステムイメージを復元することも可能です。

また、バックアップの作成が完了した後、ブータブルメディアの作成をお勧めします。システムが正常に起動しない場合でも、ブータブルメディアを利用してバックアップからデータを復元することができます。今すぐダウンロードし、使ってみましょう~