By ゆき / 最後の更新 2020年09月16日

以前のバージョンとは

以前のバージョンというのはWindows 10/8/7に搭載されているとても役立つ機能で、ファイルを以前のバージョンに戻すことができます。削除したファイルも復元することができます。この記事では、「以前のバージョン」について知るべきことを全部紹介します。例えば、どうやって以前のバージョンを設定&復元するか?なぜ、時には利用可能な以前のバージョンが表示されないか?といった質問です。

以前のバージョンを設定する方法

Windows 10の場合、「ファイル履歴」またはシステムの「復元ポイント」を通して以前のバージョンを作成することができます。そのため、ファイル履歴、復元ポイントのいずれかを設定すると、以前のバージョンを使用してファイルを復元することができます。

ファイル履歴により、作成される以前のバージョン

一般に、ファイル履歴とは、ファイルをUSBメモリ、外付けハードディスクなどの外部ドライブまたはネットワークドライブに簡単にバックアップできる機能です。

ファイル履歴を有効にするには:

手順 1. バックアップイメージを保存するためのドライブをパソコンに接続し、取り付けます。

手順 2. 「スタート」→「設定」を順にクリックします。

設定

手順 3. 「更新とセキュリティ」をクリックします。

更新とセキュリティ

手順 4. 画面左側の「バックアップ」をクリックし、「ドライブの追加」をクリックします。

ドライブの追加

手順 5. 「ドライブを選んでください」が表示されたら、前もって準備したファイルの保存先としてのドライブをクリックします。

保存先

これで、ファイル履歴が有効になります。

【補足】❶内蔵ハードディスクへバックアップしたい場合、共有フォルダを作成してからネットワークドライブに割り当てることができます。こうすると、ファイル履歴は内蔵ハードディスクにバックアップすることができます。
❷ご存知のように、Windows10には、Microsoftが運営しているクラウドストレージ・サービス「OneDrive」が標準搭載されています。OneDriveをネットワークドライブに割り当てるなら、ファイル履歴を使用してOneDriveにバックアップすることもできます。

復元ポイントにより、作成される以前のバージョン

システム復元ポイントとは、コンピューター上の重要なシステムファイル(ファイル、インストールされているアプリケーション、Windows レジストリ、システム設定含む)をあらかじめ、保護されたボリュームに保存したものです。復元ポイントを使用したら、コンピューターのシステムファイルを過去のある時点の状態に復元することができます。

復元ポイントを有効にするには:

手順 1. 「PC」を右クリックして「プロパティ」を選択します。

プロパティ

手順 2. 「システムの保護」をクリックします。

システムの保護

手順 3. 「システムの保護」タブで、「構成」ボタンをクリックします。

構成

手順 4. 「システムの保護を有効にする」にチェックを入れ、「OK」をクリックすると、復元ポイントが有効になります。そして、守りたいファイルを含める他のドライブをクリックして同じ手順で復元ポイントを有効にすることができます。

システムの保護を有効にする

これで、復元ポイントが定期的に自動作成されますが、「作成」をクリックして、今すぐWindows 10の復元ポイントを手動で作成することもできます。

【補足】❶Windowsは新たな更新プログラムをインストールした後に復元ポイントを自動作成します。或いは、復元ポイントを作成せずに7日間が経過した場合は、7日ごとに自動作成します。
❷復元ポイントの作成頻度について満足していない場合、Windowsのタスクスケジューラを使用してトリガーを変更するか、または新しいトリガーを追加して復元ポイントを作成することができます:「ファイル名を指定して実行」ダイアログで「taskschd.msc」を入力して、「タスク スケジューラ」を開きます。タスク スケジューラ ライブラリMicrosoftWindowsSystemRestoreを順にクリックして、復元ポイントのタスクを表示させます。

以前のバージョンに戻す方法

ファイルを以前のバージョンに戻すために、まずそのファイルを見つける必要があります。そして対象ファイルを右クリックして「プロパティ」を選択します。「以前のバージョン」タブで、ファイル履歴と復元ポイントによって、作成されたすべての利用可能なバージョンが表示されます。そこから、1つを選択して、開くかまたは復元することができます。

以前のバージョンに戻す

以前のバージョンタブに何も表示されない

前に述べたように、以前のバージョンはファイル履歴や復元ポイントによって作成されるので、もしファイル履歴と復元ポイント両方が無効になっているなら、何のWindows 10の以前のバージョンが表示されません。こういう時、「ファイル履歴」と「システムの保護」設定を確認してそれらを有効にするかどうかを見ることができます。

NOTE:従来のWindowsシステムのバージョンと違って、Windows 10のシステム復元ポイントがデフォルトで無効になっています。主なWindows 10アップデートも復元ポイントを無効にするかもしれません。このような状況に備えるために、タスクスケジューラを利用してシステム復元ポイントの作成頻度をカスタムすることができます。

以前のバージョンはファイルバックアップを代替できない

ファイル履歴は、ライブラリ(ドキュメント/ピクチャ/ミュージック/ビデオなど)・デスクトップ・連絡先・お気に入りなど個人ファイルだけを保護します。システムファイルのような他のファイルを保護しません。一方で、復元ポイントはシステムファイルを保存しますが、以前のバージョンが特定のボリュームに保存されるので、そのボリュームが壊れたら、保存された以前のバージョンが消えてしまうこともあります。

ファイルをより柔軟に選択してバックアップ・保存したい場合、強力なサードパーティ製バックアップツール「AOMEI Backupper Standard」がオススメです。システムバックアップ(システムイメージ)だけでなく、特定のパーティション/ディスク全体/個々のファイルのバックアップも簡単かつ迅速に作成できます。Windowsの「バックアップと復元」機能と比べて、AOMEI Backupperはより多くのオプションを提供するし、パソコン初心者にとっても使いやすいです。

次はファイルバックアップを例として、その使い方を見てみましょう:

手順 1. このバックアップフリーソフトを無料でダウンロードし、インストールし、起動します。

無料ダウンロード Win 10/8.1/8/7/XP

手順 2. 「バックアップ」タブ→「ファイルバックアップ」をクリックします。

ファイルバックアップ

手順 3. 次の画面で「ファイルを追加」または「フォルダを追加」をクリックしてバックアップしたいファイルやフォルダを指定します。

ファイルを指定

【補足】フォルダを追加する場合、ファイル履歴と同じ、フィルタを設定してバックアップから特定のファイルを除外することができます。でもこの機能はProfessionalServerTechnician Plusなどのアドバンスト版で使用可能です。

フィルタ

手順 4. 下図のようにイメージバックアップを保存する場所を指定します。※このプログラムは対象ファイルを内蔵ハードディスク/外付けHDD(またはSSD)、共有フォルダ、クラウドストレージなどにバックアップすることができます。

開始

手順 5. バックアップを定期的に自動作成したい場合、「スケジュール」をクリックして自動バックアップを設定することができます。その後、「開始」をクリックしてバックアップを実行します。

バックアップが完了した後、USBメモリーやCD/DVDを使ってブータブルメディアを作成することができます。システムが起動できなくなる場合、このブータブルメディアでWindows 10を起動してデータを復元することができます。

結論

結論として、ウイルス感染、ハードディスクの故障、システムクラッシュなどの脅威に直面している時、ファイルやシステムが脆弱なものとなってしまいます。Windows 10で以前のバージョンをちゃんと設定しても、システムとファイルを保護するためにAOMEI Backupperを使用してイメージバックアップを作成しておく必要もあります。

この記事が役立つ場合は、友達と共有してください。何か質問や提案がある場合は、コメント欄に残してください。または[email protected]までご連絡ください。よろしくお願いします。