詳細説明|Windows 10でsfc /scannowコマンドを実行する手順
このガイドでは、Windows 10でsfc /scannowコマンドを実行するためのフルガイドを提供し、さらに、sfc /scannowが失敗した場合に備えてWindowsをバックアップする方法を紹介します。ぜひご覧ください~(●'◡'●)
SFCコマンドについて
SFC(システムファイルチェッカー)コマンドは、重要なWindowsシステムファイルの整合性を確認して間違ったファイルを正しいファイルで置き換えるために使用されるコマンドプロンプトコマンドです。SFCコマンドでは、次のような特定のオプションを使用できます。
◉ sfc /sannow:システムのより保護されている全てのシステムファイルの整合性をスキャンし、可能な場合は問題があるファイルを修復します。
◉ sfc /verifyonly:保護されているシステムファイルの整合性をスキャンしてチェックします。
◉ sfc /scanfile=:指定するファイルの整合性をチェックし、問題が見つかった場合はファイルを修復します。
◉ その他...
全てのコマンドのオプションの中で、sfc /scannowが最も頻繁に使用れるものです。このコマンドは破損した、変更された、改ざんされた、またはなくなったファイルを修復するに非常に役立ちます。では、どのようにsfc /scannowコマンドを利用してシステムを修復しますか?
sfc /scannowで破損したシステムファイルを修復する
Windows 10でsfc /scannowコマンドを実行するには下記の手順を従って行います。
1. タスクバーにある検索ボックスに「cmd」と入力します。検索結果に「コマンドプロンプト」を右クリックし、ポップアップメニューから「管理者として実行」をクリックします。
2. 「DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth」と入力して「Enter」を押します。コマンド操作が完了するまで数分かかることがあります。
🌞ヒント:Windows 8/8.1/10/11では、sfcコマンドを実行する前、DISM(展開イメージのサービスと管理)コマンドを実行することは必要です。Windows 7でsfcコマンドを実行する場合は直接に手順3に進んでください。
3. 「sfc /scannow」と入力して「Enter」キーを押します。システムはファイルをスキャンして、破損したファイルをC:\Windows\System32\dllcacheという圧縮フォルダにあるキャッシュコピーと置き換えます。
4. スキャンが100%完了すると、結果は下記のようなメッセージのいずれと表示されます。
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Windowsリソース保護は、整合性違反を検出しませんでした。(もちろん一番いい結果です。)
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Windowsリソース保護により、破損したファイルが見つかり、それらは正常に修復されました。(破損したファイルを正常に修復したことです。)
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Windowsリソース保護は要求された操作を実行できませんでした。(こういう場合はPCを再起動してセーフモードに切り替えて再度にsfcコマンドを実行します。)
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Windowsリソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらの一部は修復できませんでした 。(破損したファイルの一部が正常に修復されませんでした。C:\Windows\Logs\CBS\CBS.logにて詳しい情報を確認して手動で破損したファイルを正しいファイルと置き換えることができます。)
5. 「exit」を入力し、「Enter」を押してコマンドプロンプトを閉じます。
sfcコマンドで破損したシステムファイルを修復するのはとても役立ちますが、処理中にsfcが機能しない、sfcが途中で止まって進まないなどの問題が発生する場合があります。場合によって、sfcコマンドが効かなくてシステムを再インストールせざるを得ないことがあります。この場合は、どうすればよいでしょうか?読み続けてください。
sfc /scannowが失敗した場合に備えてWindowsをバックアップする
いろんなコマンドを試した後、クラッシュしたWindowsを修復できない場合はやむなくOSを再インストールします。Windowsと沢山のアプリを再インストールすることと比べて、バックアップからシステムを復元するのはずっと便利でしょう。ここでは、Windows向けの最善なフリーバックアップソフトAOMEI Backupper Standardを強くお勧めします。
AOMEI Backupper Standardはシステム全体、パーティション、ディスク、または特定なファイルをバックアップできます。さらに、このソフトによってブータブルメディアを作成し、ローカルディスク上のオペレーティングシステムが立ち上げられないときにWindows PEからシステムを復元できます。
以下のボタンをクリックし、このソフトをダウンロードしてインストールします。そして、次の手順に従ってシステムをバックアップしましょう。
1. AOMEI Backupper Standardを起動し、「バックアップ」→「システムバックアップ」をクリックします。
2. システムパーティションと関連するパーティション(GPTディスクタイプの場合)はデフォルトで選択されました。バックアップのターゲットパスを指定します。AOMEI Backupperはローカルディスク、NAS、クラウドストレージやUSBドライブをバックアップ場所として利用できます。
3. バックアップの主な設定が完了しました。AOMEI Backupperは強力な「スケジュール」機能が備わっています。この機能を利用して毎日、毎週または毎月にバックアップを自動に実行させられます。必要に合わせてスケジュールを活用し、非常に便利です。
4. 「開始」をクリックしてバックアップタスクを作成するか今すぐバックアップを実行します。
有料版のAOMEI Backupper Professionalではより多くの高度な機能を利用できます。差分バックアップをサポートするだけでなく、バックアップイメージの暗号化、古いバックアップイメージの自動削除などの機能は有料版でのみ利用できます。
まとめ
sfcコマンドでクラッシュしたWindowsを修復するのはいかがでしょうか。複雑なコマンドを避けて、予想外の結果を備わるため、Windowsをバックアップするのは必要です。これから頼りになるバックアップソフトAOMEI Backupperを利用してシステムをバックアップしましょう。
また、中小企業や大企業のために、企業向けワンストップ集中バックアップソフトウェアとしてAOMEI Centralized Backupperを提供します。1つの集中管理コンソールからLAN内のすべてのクライアントのバックアップタスクを管理、設定できます。もし興味があれば、ぜひダウンロードして試してみてください~