By Machi / 最後の更新 2021年11月29日

SMB圧縮とは?

SMB(Server Message Block)とは、ネットワーク上でファイルを転送するための通信プロトコルです。

Windows Server 2022では、SMBに圧縮機能が導入され、管理者、ユーザーまたはアプリケーションが、ネットワーク経由でファイルを転送するときに、ファイルを圧縮できるようになります。圧縮されたファイルは、転送時にCPU使用率はわずかに増加しますが、消費される帯域幅が少なくなり、かかる時間も短くなります。これから、Windows Server 2022でSMB圧縮でファイルを自動的に圧縮する方法をご紹介します。

SMB圧縮

標準搭載するツールでSMB圧縮を有効にしてファイルを自動的に圧縮する方法

Windows Server 2022のSMB圧縮は、2つの標準搭載するツールで開くことができます。

「Robocopy.exe」を使う

ROBOCOPY(Robust File Copy)は、Microsoft Windowsのファイルコピーのコマンドです。ファイルをインターネットにコピーする時に、ROBOCOPYを使ってファイルを圧縮することができます。詳細な手順は、以下を読み進めてください。

手順 1. 「スタート」ボタンを右クリックし、「コマンド プロンプト(管理者)」をクリックします。

手順 2. Windows Server 2022でSMB圧縮を有効にしてネットワークにファイルをコピーするには、以下のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。

ROBOCOPY c:\source\path\folder \\destination\path\folder /compress

注意:コマンドでは、お使いの環境でのソースパスとターゲットパスを指定する必要があります。

「Xcopy.exe」を使う

XCOPYは、ディレクトリにある複数のファイル、またはそのディレクトリ全体を別のディレクトリにコピーしたり、ネットワーク経由でファイルをコピーしたりするためのコマンドです。ファイルをコピーするときに、XcopyでSMB圧縮を使用するには、以下の手順に従ってください。

手順 1. 「スタート」ボタンを右クリックして、「コマンド プロンプト(管理者)」をクリックします。

手順 2. 次のコマンドを入力して「Enter」キーを押します。

XCOPY c:\source\path\folder \\destination\path\folder /compress

注意:コマンドでは、お使いの環境でのソースパスとターゲットパスを指定する必要があります。

以上の操作を完了すると、圧縮によってファイルが小さくなって、ファイル転送が高速化します。

おまけ:SMB圧縮が自動的に有効になる方法

手順 1. 「Win」キー +「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。

手順 2. 「Regedit」と入力し、「Enter」キーを押します。

regeditと入力

手順 3. 以下のキーに移動します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters

手順 4. 画面右側の空白の場所で右クリックして、「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択します。

DWORD(32ビット)値を選択

手順 5. 値の名前を「EnableCompressedTraffic」と設定します。「EnableCompressedTraffic」をダブルクリックし、値のデータで「1」に設定します。

1に設定

手順 6. 「レジストリ エディター」を閉じます。設定が既に有効になって、再起動の必要はありません。

注意:この設定は、相手コンピュータから自コンピュータへのファイル転送のみ有効です。

サードパーティー製ソフトでファイルのバックアップを作成・自動圧縮する方法

上記の2つの方法は、一部のユーザーにとって、少々難しいかもしれません。次の方法は、ネットワークにファイルをより速く転送することができ、ファイルを圧縮してコピー先のスペースを節約することもできます。

この方法はAOMEI Bacupper Serverというプロのバックアップソフトを使用します。このソフトは、「システムバックアップ」、「パーティションバックアップ」、「ディスクバックアップ」、「ファイルバックアップ」の4つのバックアップモードを提供します。また、圧縮レベルは「なし」、「普通」、または「高レベル」を設定することができます。それに加えて、様々な便利な機能も備えます:

内蔵/外付けハードドライブ、NAS、ネットワークロケーション、USBなど、ファイルをさまざまなストレージに転送することができます。
Windows Server 2022/2019/2016/2012/2011/2008/2003など複数のOSに対応しています。
自動バックアップを日次/週次/月次/イベントトリガー/USB挿入に設定することができます。
フルバックアップ以外、増分バックアップ、差分バックアップにも対応していて、バックアップ先のスペースとバックアップの時間の節約に役立ちます。

次に、Windows Server 2022でファイルをインターネットに転送する方法と、圧縮を設定する方法をご案内します。

手順 1. AOMEI Bacupper Serverをダウンロードします。インストールして起動します。

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手順 2. 「バックアップ」→「ファイルバックアップ」の順に選択します。

ファイルバックアップを選択

注意:OS のセキュリティを確保して万が一に備えるため、Windows Server 2022のOSをバックアップしたい場合は、「システムバックアップ」を選択します。

手順 3. 「フォルダを追加」または「ファイルを追加」をクリックして、転送したいファイル/フォルダを選択します。

フォルダを追加をクリック

注意:マウスを選択されたフォルダーパスに移動すると、漏斗アイコンが表示されます。クリックすると、「フォルダオプション」が表示され、ファイルの包含または除外マスクをカスタマイズすることができます。

フォルダオプション

手順 4. ここでは、Windows Server 2022のファイル/フォルダをNASに転送することにします。転送先ボックスの横にある逆三角形アイコンをクリックして、「ネットワーク共有またはNASを選択」→「共有またはNASデバイスの追加」をクリックします。

共有またはNASデバイスの追加をクリック

手順 5. 「Share/NASのパス」にアドレスを入力して「はい」をクリックします。保存先を選択し、「はい」をクリックします。

Share/NASのパス

手順 6. 「スケジュール」で自動バックアップを設定することができます。「スキーム」でバックアップ方法とバックアップの自動クリーンアップを設定することができます。「オプション」で圧縮レベルなどを設定することができます。設定が完了すると、「開始」をクリックします。

開始をクリック

圧縮レベル
なし:データを圧縮されずそのままバックアップします。
普通:(デフォルト)データを中レベルに圧縮してバックアップします。
高レベル:データを高レベルに圧縮してバックアップします。高レベルで作成されるバックアップファイルはサイズが最も小さいですが、バックアップの完了までに時間がかかります。

圧縮レベル

まとめ

Windows Server 2022でSMBが自動的にファイルを圧縮するためには、2つの標準搭載するツールを使うことができます。しかし、一部のユーザーにとって、これは少し面倒なようです。AOMEI Backupper Serverは、数回のクリックだけで、Windows Server 2022でファイルをインターネットに転送したり、2つのWindows Server間でファイルを同期したりすることができます。初心者でも問題なく、簡単に利用することができます。

また、Windows Serverをアップグレードしたい場合、このソフトを使用すると、OSとデータを守るのに役立ちます。ぜひダウンロードして、体験しましょう。