HDDデュプリケーターでIDEハードディスクをクローンする方法

AOMEI Backupper ProfessionalはWindows11/10/8/7/XP/Vista向けのIDE HDDクローンソフトです。次は、この強力なHDDデュプリケーターを使用してIDEハードディスクからIDEハードディスクにクローンする方法を解説しましょう~

Akira

By Akira 最後の更新 2023年05月29日

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IDEハードディスクとは?

HDD(ハードディスク)の接続規格には、IDEとSATAがあります。IDEインターフェースを採用したハードディスクはIDE HDDと呼ばれています。

IDEは、旧式の規格で、ATAの他、パラレルATAが別称です。複数の線を利用してデータを並行して転送するという方式です。現在では新しい規格のSATAが主流となっていますが、2000年の初めまで、長い間IDEはHDDの接続規格として主に使用されてきたものです。

初めて登場したIDEは、機器2つを接続できるように作られ、さらに発展して、2つから4つにまで接続可能な機器が増えます。そして、IDEはパソコン内部でHDDをもう1つ接続できるように進化していきます。SATAとIDEとは端子が異なり、またケーブルの違いですぐ判断できます。

コストパフォーマンスに優れているので、多くの人々は自作パソコンにIDE HDDを搭載しますが、より速いデータ転送速度が必要である場合には、IDE HDDをSATA SSDにアップグレードしてください。

IDE HDD

IDE HDD同士をクローンする理由

IDE HDDからIDE HDDへクローン・コピーを作成する理由は次の通りです。

性能を向上させたり、空き容量を増やすために、ノートパソコンやデスクトップパソコンで長年使用されてきたIDE HDD(または故障したIDE HDD)を新しいIDE HDD(または容量の大きいIDE HDD)に交換・アップグレードしたいですが、新規クリーンインストールを行いたくないです。OSやアプリなどを再インストールせず、古いIDE HDDに保存されているデータを丸ごと一度に引越しするために、IDE HDDからIDE HDDへクローン・コピーを作成することができます。

►ヒント:IDEのインターフェースを設置しないマザーボードもあります。こういう場合には、IDE-SATA変換アダプタを使用することができます。

IDEからIDEへのHDDデュプリケーター

IDE HDDからIDE HDDへクローン・コピーするために、強力なHDDデュプリケーターは必要です。AOMEI Backupper Professionalは頼もしいIDE HDDクローンソフトで、大容量IDE HDDと小容量IDE HDD間のクローンを簡単かつ迅速に作成することができます。

インテリジェントクローン、セクター単位のクローン、ホットクローンをサポートします。
Windowsの動作環境でクローンを実行したくない場合やWindowsが通常モードで起動しない場合は、AOMEI Backupperの「ブータブルメディアの作成」機能を利用してWindows PEでIDE HDDをクローンすることもできます。
また、IDE起動ディスクをクローンした場合、クローンしたIDE HDDも起動可能となります。

►ヒント:AOMEI Backupperのバックアップ&復元を通して、IDE HDD上のデータをすべて移行することもできます。

IDE HDDからIDE HDDにクローンする方法

★IDE HDDクローン前の準備:
古いIDE HDDを交換するための新しいIDE HDD
Windows XP/Vista/7/8/10/11を実行しているPC
HDDデュプリケーターAOMEI Backupper
ノートパソコンでIDE HDDをIDE HDDにクローンする場合は、USBケーブルが必要になるかもしれません。

手順 1. 新しいIDE HDDをPCと接続します。HDDデュプリケーターAOMEI Backupper Professionalの30日間無料体験版をダウンロード、インストール、起動します。

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手順 2. 「クローン」タブ→「ディスククローン」をクリックします。

ディスククローン

手順 3. 古いIDEハードディスクをソースディスクとして選択します。

ソースディスク

手順 4. 新しいIDEハードディスクをターゲットディスクとして選択します。

ターゲットディスク

手順 5. 操作概要を確認し、最後は「開始」をクリックします。

操作概要

手順 6. IDEディスクのクローン作成が完了したあと、古いIDE HDDを新しいIDE HDDと交換します。

パーティションを編集:新しいIDE HDD上のパーティションのサイズやドライブ文字を変更することができます。「パーティションのサイズを変更せずコピー」、「各パーティションに未使用領域を追加」(推薦)、「パーティションのサイズを手動で変更」を選択できます。
セクター単位のクローン:チェックを入れると、削除/フォーマットされたデータもすべてクローンして復元することができますが、パーティションの編集は使用できなくなります。

パーティーションを編集

まとめ

IDEからIDEへのHDDデュプリケーターAOMEI Backupper Professionalは、その「システムクローン」機能を使用して新しいHDDにOSのみをコピーすることもできます。また、特定のパーティションをクローンするために「パーティションクローン」機能を試してみることができます。更に、HDDをSSDにクローンする場合は、「SSD 4Kアライメント」を利用することもできます。

Windows Server 2022/2019/2016/2012(R2)/2008(R2)/2003に対応するAOMEI Backupper Server版もあります。台数無制限のPC&Server向けのTechnician Plus版もあります。Technician Plusを利用して、クライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。

Akira
Akira· 編集者
Akiraは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。