Windows 11とWindows 10の「バックアップと復元」について
Windows 11がリリースされ、多くのユーザーがダウンロードしてインストールしました。新しいOSにアップグレードすると、スタートメニューやタスクバーが中央に表示されたり、ウィンドウの角が丸くなったりするなどUIの変更といくつかの新機能の追加のほかに、Windowsに標準搭載されている機能「バックアップと復元(Windows 7)」の変更にも大きな関心が寄せられています。
Windows 11にも「バックアップと復元(Windows 7)」の機能があり、新しいシステムや重要なファイルをバックアップする場合に、利用できます。システムやファイルに問題が発生した場合、バックアップを使用して復元することができます。
ただし、Windows 11では「バックアップと復元」の入り口が変更されました。元々あった入り口は削除され、OneDriveのバックアップ機能に変わりました。
Windows 10では、「設定」→「更新とセキュリティ」→「バックアップ」→「バックアップと復元(Windows 7)」に移動することができます。
Windows 11では、「コントロール パネル」→「システムとセキュリティ」→「バックアップと復元(Windows 7)」、または「設定」→「システム」→「記憶域」→「ストレージの詳細設定」→「バックアップ オプション」と進み、「以前のバックアップをお探しですか?」の下にある「バックアップと復元に移動(Windows 7)」を選択するという2つの方法で「バックアップと復元」を開くことができます。
Windows 11の「バックアップと復元」でファイルをバックアップする方法
Windows 11の「バックアップと復元(Windows 7)」でファイルをバックアップしたい場合は、以下の手順に従ってください。
手順 1. 「Win」キー+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開いて、「control」と入力して「Enter」キーを押します。「コントロール パネル」が表示され、「システムとセキュリティ」の下にある「バックアップと復元(Windows 7)」をクリックします。
手順 2. 「バックアップの設定」を選択します。
手順 3. バックアップ先を選択し、「次へ」をクリックします。
手順 4. 「自動選択(推奨)」オプションを選択し、「次へ」をクリックします。ライブラリ、デスクトップ、および既定のWindowsフォルダーに保存されたデータ、ファイルがバックアップされます。
手順 5. バックアップ設定を確認してください。問題がなければ、「設定を保存して終了」をクリックします。
Windows 11の「ファイル履歴」でファイルをバックアップする方法
手順 1. まず、外付けHDDをコンピュータに接続します。次に、「システム」→「記憶域」→「ストレージの詳細設定」→「バックアップ オプション」に移動します。次に、「Back up using File History(ファイル履歴を使用してバックアップ)」の下にある「Add a drive(ドライブの追加)」をクリックします。
手順 2. 「Automatically back up my files(ファイルのバックアップを自動的に実行)」下にある「On(オン)」をクリックします。
手順 3. 「More options(その他のオプション)」を選択して、ファイルをバックアップする頻度、保存されたバージョンを保持する期間、バックアップするファイルの構成を設定することができます。
- Back up my files(ファイルのバックアップを実行):デフォルトでは、ファイル履歴は1時間ごとにファイルをバックアップしますが、必要に応じて設定を変更することができます。10分から24時間までさまざまなオプションがあります。
- Keep my backups(バックアップを保持):デフォルトでは、バックアップを永久に保存するように設定されていますが、1ヶ月から2年まで設定を変更することができます。
- Back up these folders(バックアップ対象のフォルダー):ここでバックアップするフォルダの全リストが表示され、「フォルダの追加」を選択すると、フォルダを追加することができます。また、バックアップしたくなくなるフォルダーがある場合、そのフォルダを選択し、「削除」をクリックすればよいです。
手順 4. 完了したら、前のページに戻して、「今すぐバックアップ」をクリックし、バックアップが開始されます。Windows 11は、ドライブをコンピュータに接続すると、ファイルが自動的にドライブにバックアップします。
「バックアップと復元」の代替ツールでファイルをバックアップする方法
「バックアップと復元(Windows 7)」は、標準で搭載されているバックアップツールとして、ユーザーのニーズをほとんど満たすことができます。しかし、増分バックアップというフルバックアップより速いバックアップ方法に対応していないなど、いくつかのデメリットがあります。
バックアップの実行をより安定させたり、バックアップの時間を節約したり、AOMEI Backupper Standardというプロの信頼できる代替ツールを使用することをお勧めします。AOMEI Backupper Standardは、システムバックアップ、ディスクバックアップ、パーティションバックアップ、ファイルバックアップの4つのバックアップモードをサポートして、あらゆるものをバックアップして簡単に復元することができます。
また、以下のようなメリットがあります:
- 増分バックアップ、フルバックアップの2つのバックアップ方法をサポートしています。増分バックアップは、前回のバックアップから変更のあった部分だけをバックアップします。バックアップの速度より早くなりながら、バックアップを最新の状態に保つことができます。
- 自動バックアップを設定することができます。バックアップの頻度を毎日、毎週、毎月の中から選択することができます。
- バックアップ方式(インテリジェントセクターバックアップ/完全バックアップ)と圧縮レベル(高/標準/低)を設定することができます。
- バックアップにコメントを書き込んだり、バックアップの完了をメールで通知したりすることを設定することができます。
- USBメモリ、内蔵/外付けHDD/SSD、NAS、共有フォルダ、クラウドストレージなどほとんどのストレージデバイスに対応しています。
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10/11などのOSに対応しています。
それでは、Windows 11でこのソフトを使用してファイルをバックアップする方法をご案内します。
手順 1. AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールして起動します。「バックアップ」→「ファイルバックアップ」をクリックします。
手順 2. 「ファイルの追加」または「フォルダの追加」をクリックして、バックアップするファイルまたはフォルダを選択します。
手順 3. バックアップの保存先を選択します。
手順 4. 「開始」をクリックします。
- ヒント:
- オプション:バックアップファイルを圧縮したり、メール通知を有効にすることができます。
- スケジュール:自動バックアップを毎日、毎週、毎月など一定の間隔で設定することができます。
- スキーム:古いバックアップを自動的に削除し、ターゲットディスクの容量を節約することができます。この機能はAOMEI Backupper Professional以上のバージョンで利用可能です。
まとめ
この記事では、Windows 11とWindows 10の「バックアップと復元」の違い、およびWindowsが標準搭載する「バックアップと復元」「ファイル履歴」の2つの機能を使ってファイルをバックアップする方法をご説明しました。ファイルをバックアップする際には、必要に応じていずれかの方法を選択することができます。
また、無料でプロのバックアップソフトであるAOMEI Backupper Standardを使用してファイルをバックアップすることもできます。AOMEI Backupper Standardは何でもバックアップしたり、簡単に復元したりすることができます。さらに、システムを異なるハードウェア構成の別のPCに復元したい場合、AB Proの「ユニバーサル復元」機能で簡単に行うことができます。
さらに、無料のSSD移行ツールでもあるので、OSをSSDに簡単に移行することができます。今すぐダウンロードして、もっと便利な機能を体験しましょう。