Win11|バックアップと復元でファイルをバックアップする方法(他にも2つ方法あり)

この記事は、Windows 11とWindows 10の「バックアップと復元」の違いや、Windows 11で「バックアップと復元」、「ファイル履歴」、サードパーティー製の代替ソフトでファイルをバックアップする方法についてご紹介します。興味のある方、是非ご覧ください。

Machi

By Machi 最後の更新 2024年03月01日

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Windows 11とWindows 10の「バックアップと復元」について

Windows 11がリリースされ、多くのユーザーがダウンロードしてインストールしました。新しいOSにアップグレードすると、スタートメニューやタスクバーが中央に表示されたり、ウィンドウの角が丸くなったりするなどUIの変更といくつかの新機能の追加のほかに、Windowsに標準搭載されている機能「バックアップと復元(Windows 7)」の変更にも大きな関心が寄せられています。

Windows 11にも「バックアップと復元(Windows 7)」の機能があり、システムや重要なファイルをバックアップする場合に、利用できます。システムに問題が発生した場合やファイルが破損した・削除された場合に、バックアップを使用して復元することができます。

Windows 11のバックアップと復元

ただし、Windows 11では「バックアップと復元」の入り口が変更されました。元々あった入り口は削除され、OneDriveのバックアップ機能に変わりました。

Windows 10では、「設定」→「更新とセキュリティ」→「バックアップ」→「バックアップと復元(Windows 7)」に移動することができます。

Windows 11では、「コントロール パネル」→「システムとセキュリティ」→「バックアップと復元(Windows 7)」、または「設定」→「システム」→「記憶域」→「ストレージの詳細設定」→「バックアップ オプション」と進み、「以前のバックアップをお探しですか?」の下にある「バックアップと復元に移動(Windows 7)」を選択するという2つの方法で「バックアップと復元」を開くことができます。

Windows 11の「バックアップと復元」でファイルをバックアップする方法

Windows 11の「バックアップと復元(Windows 7)」でファイルをバックアップしたい場合は、以下の手順に従ってください。

手順 1. 「Win」キー+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開いて、「control」と入力して「Enter」キーを押します。「コントロール パネル」が表示され、「システムとセキュリティ」の下にある「バックアップと復元(Windows 7)」をクリックします。

「バックアップと復元」をクリック

手順 2. 「バックアップの設定」を選択します

バックアップの設定を選択

手順 3. バックアップ先を選択し、「次へ」をクリックします。

次へをクリック

手順 4. 「自動選択(推奨)」オプションを選択し、「次へ」をクリックします。ライブラリ、デスクトップ、および既定のWindowsフォルダーに保存されたデータ、ファイルがバックアップされます。

自動選択を選択

🌟ヒント:「自分で選択する」オプションを選択すると、ライブラリやフォルダの選択、およびシステムイメージをバックアップに含めるかどうかを選択できます。選択した項目は、定期的なスケジュールでバックアップされます。

手順 5. バックアップ設定を確認してください。問題がなければ、「設定を保存して終了」をクリックします。

「設定を保存して終了」をクリック

🌟ヒント:「スケジュールの変更」をクリックして、必要に応じて自動バックアップの設定を変更することができます。

「バックアップと復元」の代替ツールでファイルをバックアップする方法

「バックアップと復元(Windows 7)」は、標準で搭載されているバックアップツールとして、ユーザーのニーズをほとんど満たすことができます。しかし、増分バックアップに対応していないなどのデメリットがあります。

バックアップの実行をより安定させたり、バックアップの時間を節約したり、AOMEI Backupper Standardというプロの信頼できる代替ツールを使用することをお勧めします。

AOMEI Backupper Standardは、システムバックアップ、ディスクバックアップ、パーティションバックアップ、ファイルバックアップの4つのバックアップモードをサポートしていて、あらゆるものをバックアップして簡単に復元することができます。また、以下のようなメリットがあります:

  • 自動バックアップを設定することができます。5つの自動バックアップモードが無料で利用可能です。

  • USBメモリ、内蔵/外付けHDD/SSD、NAS、共有フォルダー、クラウドストレージ(OneDrive、Googleドライブ、Dropbox…)、CD/DVDなどほとんどのストレージデバイスに対応しています。

  • 増分バックアップ、フルバックアップの2つのバックアップ方法をサポートしています。

  • バックアップ方式(インテリジェントセクターバックアップ/完全バックアップ)と圧縮レベル(高/標準/低)を設定することができます。

  • Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。

それでは、Windows 11でこのソフトを使用してファイルをバックアップする方法をご案内します。

手順 1. AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールして起動します。「バックアップ」→「ファイルバックアップ」をクリックします。

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ファイルバックアップを選択

手順 2. 「ファイルの追加」または「フォルダの追加」をクリックして、バックアップするファイルまたはフォルダを選択します。

ファイルの追加をクリック

手順 3. バックアップの保存先を選択します。*システムクラッシュによるデータ損失を避けるために、内蔵ディスク以外の場所を選択することをお勧めします。

保存先を選択

💡次の3つのオプションでバックアップをカスタイマイズできます:
  • オプション:バックアップの圧縮レベル/分割レベル、バックアップ方式、VSS、バックアップ完了後のメール通知などを設定することができます。
  • スケジュール:自動バックアップを設定することができます。
  • スキーム:古いバックアップを自動的に削除し、ターゲットディスクの容量を節約することができます。また、ここでは、フル/増分/差分バックアップを設定することができます。差分バックアップとバックアップの自動削除はAOMEI Backupper Professional以上のバージョンで利用可能です。

手順 4. 「開始」をクリックします。

開始をクリック

Windows 11の「ファイル履歴」でファイルをバックアップする方法

「バックアップと復元(Windows 7)」に加えて、Windowsには「ファイル履歴」というバックアップツールを備えています。これによってファイルをバックアップすることもできます。しかし、このツールはダウンロード・デスクトップ・ドキュメント・ピクチャ・ビデオ・ミュージックなどのCドライブにある既定フォルダしかバックアップできないので、ご注意ください。次に、このツールの使い方をご案内します。

手順 1. まず、外付けHDDをコンピュータに接続します。「Windows」キー+「R」キーを押し、「ファイル名を指定して実行」を開き、「control」と入力し、「Enter」キーを押して「コントロールパネル」を開きます。

手順 2. 「ファイル履歴でファイルのバックアップコピーを保存」をクリックします。

ファイル履歴でファイルのバックアップコピーを保存

手順 3. 「ファイル履歴」で、右下の「アンにする」ボタンをクリックします。これで、ファイル履歴が有効になっています。

アンにする

🌟ヒント:左にある「ドライブの選択」「除外するフォルダー」「詳細設定」の3つのオプションでバックアップの頻度、バックパップの保存期間などを変更できます。

バックアップと復元に関するよくある質問

このセクションでは、Windows 11のバックアップと復元に関するいくつかのよくある質問に答えます。興味のある方、読み進めてチェックしてください。

バックアップと復元の違いは何ですか?
 
📂 バックアップ:バックアップは、データや情報の重要なコピーを作成することを指します。バックアップは、データの損失や破損から回復するための保険的な役割を果たします。

🔄 復元:復元は、バックアップから取得されたデータや情報を元の状態に戻すことを指します。復元は、データの損失やシステムの障害後に正常な状態に戻すために使用されます。

つまり、バックアップはデータのコピーを作成し保管することで、復元はバックアップからデータを取り戻し元の状態に戻すことを目的としています。データの保護や災害復旧において重要な役割を果たすので、定期的なバックアップと適切な復元手順の確立が推奨されます!
「バックアップと復元(Windows 7)」でバックアップしたファイルおよびフォルダを復元するにはどうすればよいでしょうか?
 
「バックアップと復元(Windows 7)」によってバックアップするファイル/フォルダを復元したい場合、「HDDから消えたデータを無料で復元する方法3つ」の方法1をご参照ください。
ファイル履歴とバックアップの違いは何ですか?
 
ファイル履歴とバックアップは、データ管理やファイル管理において異なる目的を持っています。以下に説明しますね!

📚 ファイル履歴:ファイル履歴は、特定のファイルの変更や更新の歴史を記録するための機能です。ファイル履歴は通常、バージョン管理システムやドキュメント管理システムなどで利用されます。主な目的は以下の通りです。
 
  • ファイルの変更や更新の追跡
  • 特定のバージョンのファイルへの復元
  • コラボレーションや共同作業時のバージョン管理
例えば、ファイルAを編集し、その後、ファイルBに編集内容を取り込む場合、ファイル履歴を使用して変更内容を追跡し、必要な場合に特定のバージョンのファイルAに戻すことができます。

⏮️ バックアップ:一方、バックアップはデータやファイルの重要なコピーを作成するための手段です。バックアップは、データの損失、破損、システムの障害からの回復を容易にするために使用されます。主な目的は以下の通りです。
 
  • データやファイルの保護と災害復旧
  • ハードウェアの故障やシステムの障害後のデータの復元
  • バージョン管理やアーカイブ目的
バックアップは定期的に行われ、データの安全性を確保するための手段です。ファイル履歴とは異なり、バックアップはより包括的なデータ保護の手段であり、災害復旧にも重要な役割を果たします。

つまり、ファイル履歴は変更や更新の追跡と特定のバージョンへのアクセスを提供し、バックアップはデータの保護と災害復旧のためのコピーを作成します。両方の概念はデータ管理において重要ですが、その目的と機能は異なります!

まとめ

この記事では、Windows 11とWindows 10の「バックアップと復元」の違い、および「バックアップと復元」「ファイル履歴」を使ってファイルをバックアップする方法をご説明しました。ファイルをバックアップする際には、必要に応じていずれかの方法を選択することができます。

また、専門的なバックアップソフトであるAOMEI Backupper Standardを使用してファイルをバックアップすることもできます。AOMEI Backupper Standardは複数のバックアップ対象をサポートしていて、ユーザーの異なるニーズを満たすことができます。システムバックアップを異なるハードウェア構成の別のPCに復元したい場合、AB Proの「ユニバーサル復元」機能で簡単に行うことができます。

さらに、SSD移行ツールでもあるので、OSをSSDに簡単に移行することができます。今すぐダウンロードして、多くの便利な機能を体験しましょう。

Machi
Machi· 編集者
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。