Windows 11で起動時のパスワードを安全に解除する方法3つ

パソコンを起動するたびに、パスワードを入力する必要があり、面倒くさいと思って、その入力を省略し、直接起動したいですか?この記事では、Windows 11で起動時のパスワードを解除する方法を3つ紹介します。また、データをバックアップする方法も説明します。興味のある方、ぜひご覧ください。

Machi

By Machi 最後の更新 2022年08月09日

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Windows 11で起動時のパスワードを解除する原因

Windows 11で起動時のパスワードを安全に解除する

パスワード保護は、データやプライバシーを保護するための重要なWindowsセキュリティ機能の1つです。パソコンを手に入れたらログインパスワードを設定することに慣れているユーザーがたくさんいます。

しかし、一部のユーザーには、パソコンにログインするたびにパスワードを入力しなければならないのは、少し面倒くさいかもしれません。その結果、それらの多くは、起動時のパスワードを解除したいです。このガイドでは、Windows 11で起動時のパスワードを解除する方法を3つ紹介します。是非読み進めてください。

Windows 11でログインパスワードを省略する方法

方法1. ユーザーアカウントパネルでパスワードを解除する

Microsoftアカウントを使用したWindows 11のセットアップでは、認証がオンラインサービスと統合されているため、パスワードを完全に削除することはできません。しかし、自動的にサインインするようにデバイスを設定することで、パスワードなしにパソコンを起動できます。

ステップ 1. 検索ボタンをクリックし、「netplwiz」と入力して、検索結果から「netplwiz」をクリックし、「ユーザーアカウント」ウィンドウを開きます。

netplwiz

ステップ 2. 「このコンピューターのユーザー」セクションで、リストからパスワードを削除するアカウントを選択します。

ステップ 3. 「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外して、「OK」をクリックします。

ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要

⚙️ヒント:このオプションがない場合、「設定」→「アカウント」→「サインインオプション」で、「セキュリティ向上のため、このデバイスではMicrosoftアカウント用にWindows Helloサインインのみを許可する」オプションをオフにして、「ユーザーアカウント」を開き直します。

オフにする

ステップ 4. ログイン情報を入力します。ユーザー名とパスワードを入力します。最後に、一番下の「OK」をクリックして、変更を保存します。

自動サインイン

これで、上記で選択したアカウントを使用してコンピューターを起動するたびに、パスワードを入力する必要はありません。

方法2. レジストリでパスワードを解除する

レジストリから起動時のパスワードを無効にすることもできます。レジストリの変更は重要なプロセスであり、少しでもミスがあるとシステムが使用できなくなる可能性があるため、細心の注意が必要です。変更を加える前に、システムのバックアップを作成することをお勧めします。

ステップ 1. 「Windows」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。「regedit」と入力し、「Enter」キーを押して「レジストリエディター」を開きます。

ステップ 2. 「レジストリエディター」で、次のパスに移動します。

コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon

ステップ 3. 「Winlogon」フォルダーで、「DefaultUserName」という文字列を見つけます。見つからない場合は、空白の領域で右クリックします。「新規」→「文字列値」を選択します。この文字列を「DefaultUserName」と名付けます。

ステップ 4. 次に、その文字列をダブルクリックし、「値のデータ」セクションにMicrosoftアカウントのユーザー名またはメールアドレスを入力し、「OK」をクリックして変更を保存します。

値のデータ

ステップ 5. 次に、空白の領域で右クリックし、「新規」→「文字列値」を選択し、別の文字列を作成し、「DefaultPassword」と名付けます。

ステップ 6. 「DefaultPassword」文字列をダブルクリックし、「値のデータ」セクションにMicrosoftアカウントのパスワードを入力し、「OK」をクリックし、変更を保存します。

ステップ 7. 次に、「Winlogon」フォルダーにある「AutoAdminLogon」文字列を探します。見つからない場合は、先程と同様に作成します。そして、「AutoAdminLogon」文字列をダブルクリックして、その「値のデータ」を「1」に変更し、「OK」をクリックします。「レジストリエディター」を閉じます。

AutoAdminLogon

方法3. ローカルアカウント設定でパスワードを削除する

Windows 11のログインパスワードを解除するには、Microsoftアカウントをローカルアカウントに変更する必要があります。以下は、Windows 11でパスワードを削除する2つのシナリオです。

#1. ローカルアカウントでログインしていない場合

パスワードを解除するためにアカウントの種類を変更するには、次の手順に従ってください。

ステップ 1. 「Windows」+「I」キーを押して、「設定」を開きます。

ステップ 2. 「アカウント」→「ユーザーの情報」をクリックします。

ステップ 3. 「アカウントの設定」セクションで、「ローカルアカウントでのサインインに切り替える」をクリックします。

ローカルアカウントでのサインインに切り替える

ステップ 4. 「次へ」ボタンをクリックし、現在のパスワードを確認します。次に、「次へ」ボタンをクリックし、そのアカウント用のユーザー名を作成します。

次へ

ステップ 5. 「新しいパスワード」と「パスワードの確認入力」を空欄にします。「次へ」ボタンをクリックします。「サインアウトと完了」ボタンをクリックします。

新しいパスワードとパスワードの確認入力

#2. ローカルアカウントでログインしている場合

デバイスにすでにローカルアカウントがある場合、Windows 11でローカルアカウントのパスワードを削除するには、次の手順に従ってください。

ステップ 1. 「設定」を開きます。「アカウント」→「サインインオプション」をクリックします。

ステップ 2. 「サインインする方法」セクションで、「パスワード」を選択し、「変更」ボタンをクリックします。

パスワード

ステップ 3. 現在のアカウントパスワードを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。

ステップ 4. Windows 11でパスワードを完全に削除するには、「新しいパスワード」と「パスワードの確認入力」を空欄にします。「次へ」→「完了」をクリックします。

オススメ:パスワードで暗号化されたバックアップでプライバシーを保護

パソコンにパスワードを設定する主な理由は、データのプライバシー保護、つまり権限のない人がパソコンにアクセスできないようにするためです。しかし、便利だからとログインパスワードを解除してしまうと、誰でもパソコン内のデータを見ることができるようになってしまいます。

個人やグループのプライバシーを守るために、暗号化バックアップでデータを保護することも可能です。例えば、会社のデータを暗号化してバックアップしておけば、パスワードを知っている人だけがそのバックアップファイルを復元することができます。機密情報が流出する心配はありません。

ただし、Microsoftに標準搭載されているバックアップと復元ツールは、バックアップの暗号化には対応していません。イメージファイルにパスワードを追加したい場合、AOMEI Backupper Professionalのような強力なバックアップ&復元ソフトの助けが必要です。

AOMEI BackupperはWindows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP対応の多機能のバックアップ&復元ソフトで、重要なデータを保護するために豊富な機能を提供します:

ファイル/パーティション/システム/ディスクバックアップの4つのバックアップモードをサポートしています。ユーザーの異なるニーズを満たすことができます。
内蔵/外付けHDD/SSD、USBメモリ、NAS、共有フォルダ、クラウドドライブなどほとんどのストレージデバイスにバックアップすることができます。
バックアップ完了後のメール通知、バックアップイメージの圧縮、自動バックアップ、増分/差分バックアップなど多くの便利なバックアップ設定をサポートしています。

これから、AOMEI Backupper Professionalでバックアップを暗号化する方法をご紹介します。ここでは、「パーテイションバックアップ」を例として紹介します。ニーズに応じてバックアップモードを選択してください。開始する前に、まずAOMEI Backupper Professionalをダウンロードし、インストールしましょう。30日間無料試用版なので、費用を心配しないでください。

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安全かつ高速

ステップ 1. AOMEI Backupper Professionalを起動し、「バックアップ」→「パーティションバックアップ」をクリックします。

パーテイションバックアップ

ステップ 2. 「パーティションを追加」をクリックして、バックアップするパーテイションを選択します。そして、矢印下のボックスまたは逆三角形アイコンをクリックし、バックアップの保存先を選択します。

パーティションを追加

ステップ 3. バックアップをパスワードで暗号化するには、下部の「オプション」をクリックし、「設定」タブで「バックアップの暗号化を有効にする」のスイッチをオンにします。そして、パスワードを入力し、パスワードを確認し、「はい」をクリックします。

バックアップの暗号化

バックアップの暗号化以外にも、オプションでさまざまな設定を行うことができます:
バックアップモード:デフォルトの「インテリジェントセクターバックアップ」は、ストレージスペースを節約するために、使用されているセクターのみをバックアップします。すべてのセクターをバックアップしたいなら、「完全なバックアップ」に変更することができます。
圧縮レベル:圧縮レベルが高いほど、作成されたバックアップファイルは小さくなり、バックアップにかかる時間は長くなります。
分割:バックアップの過程で、大きなイメージファイルを複数の小さなイメージファイルに分割します。
コメント:バックアップにコメントを書き、他のバックアップと区別します。

ステップ 4. すべての設定を確認し、「開始」をクリックします。

まとめ

この記事を読んだ後、Windows 11で起動時のパスワードを解除する3つの方法について学ぶことができます。パスワードを解除した後に、Windows 11起動時にパスワードの入力を省略し、自動サインインできますが、プライバシー保護が弱くなります。誰でもあなたのパソコンのデータにアクセスすることができます。したがって、大切なデータは、暗号化バックアップを作成し、二重に保護することをお勧めします。

今回ご紹介したバックアップソフトは、他にも便利な機能をたくさん持っています。ブータブルメディアの作成に使用することができ、パソコンがクラッシュしたり、他のシステムトラブルで正常に起動しない場合、このブータブルメディアでパソコンを正常に起動させて、正常な状態に復元するとこができます。今すぐダウンロードし、使ってみましょう!

Machi
Machi· 編集者
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。