同期とは?
さて、「同期」とはいったい何なんですか?次はそれを詳しく解説します。
同期とは、2つ以上の異なる端末同士で、指定したファイルやフォルダを同じ状態に保つことができる機能です。
つまり、パソコン上のファイルやフォルダを同期することで、同期先でも全く同じ内容のファイルやフォルダが保持可能です。▶※例えば、パソコンに保存されているメールをiCloudクラウドと同期させると、パソコンから受信ボックスを開いてそこにある3つのメールから一つを削除したら、クラウドでメールの数も2つになっています。
同期はバックアップに似ていると思っている方が多いでしょう。確かに、ファイル(フォルダ)同期は変更(追加、削除)されたデータのみをソースパスからターゲットパスにバックアップすることです。しかし、ファイルやフォルダが消失したり、壊れたりする場合、バックアップしたデータが復元によりしか、使用できませんが、同期するデータがそのまま直接使用できます。
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なぜファイルの同期が必要なのですか?
ファイル(またはフォルダ)同期はとても便利です。※例えば、会社のパソコンと会社のパソコン間でファイルを同期して同じ状態にすると、自宅のパソコンと会社のパソコンでファイルが同じになるため、家でも仕事ができます。ファイルをそれぞれ手動で更新する必要がありません。
- そのほか、同期の主なメリットは次のとおりです。
- スマホで撮影した写真を簡単にパソコンに保存できます。
- パソコンのデータをスマホやUSBメモリで持ち歩けます。
- パソコンのデータをクラウドやスマホに手軽にバックアップできます(データを移動する手間が省ける)。
【補足】便利だけど同期にもデメリットがあるので、要注意です!
例えば、一度同期したファイルを同期元と同期元それぞれで編集した場合はどうなるのでしょうか?「双方向同期」を行う場合、どちらかのファイル/フォルダバージョンが更新されるたびに自動的に相互に同期されますが、「一方向同期」の場合、両方でファイルが更新されていれば、同期元に加えた変更だけを同期先にバックアップします。こういうとき、同期する側、同期される側をしっかり把握していなければ大切なデータを失ってしまう可能性もあります。
おすすめのファイル同期フリーソフト
上述のように、ファイル(またはフォルダ)同期ソフトは多くのメリットがあるため、とても人気があります。
市場で販売されている様々なファイル同期ソフトを比較すると、ここでは、専門的な同期ツール - AOMEI Backupper Standardを強くお勧めします。
それは、一方向同期が正常に実行できる無料ファイル同期ソフトです。Windows11、10、8.1/8、7、Vistaに対応します。ファイルやフォルダをNAS/共有フォルダ、別のパソコン、外付けHDDなどに同期できるし、同期スケジュールも設定できます。
★リアルタイムファイル同期やフィルタオプション機能を利用したい場合、個人向けProfessional版またはビジネス向けWorkstation版にアップグレードしてください。
AB Standardでファイル同期を行う方法
AOMEI Backupper Standardを使用してファイルを同期させるのはかなり簡単です。ここでは、Windows10でファイルを同期する方法を示します。次の手順は、Windows 7/8/8.1/11/XP/Vistaにも適用されることに注意してください。また、ファイルを外付けHDDに同期する場合は、事前に外付けHDDを接続してください。
- ヒント:
- ファイルやフォルダをCD/DVD、ブルーレイに同期するのはダメです。
- 4GBを超えるファイルはFAT/FAT32に同期できません(FAT/FAT32は4GBまでの単一ファイルだけをサポート)。
ステップ 1. AOMEI Backupper Standardを無料でダウンロードし、インストールし、起動します。「同期」タブをクリックし、「ベーシック同期」を選択します。
- AOMEI Backupper Professionalにアップグレードすると、他の同期方式を選択することも可能です。
- リアルタイム同期:リアルタイムファイル同期は、ソースディレクトから変更(更新、追加、新規作成、削除)されたファイルまたはフォルダを直ちにターゲットディレクトリ(同期先)へ自動コピー、複製します。
- ミラー同期:ミラー同期は、ソースディレクトリで変更(新しく追加または修正)されたファイルがターゲットディレクトリに同期され、同期先のフォルダは常に同期元のフォルダと同じファイルを保持する機能です。ターゲットディレクトリでソースディレクトリと一致していないファイルは、削除または上書きされます。
- 双方向同期:双方向同期は、ソースディレクトリで新しく追加、修正または削除されたファイルがターゲットディレクトリへ同期され、ターゲットディレクトリで新しく追加、修正または削除されたファイルもソースディレクトリへ同期される機能です。
ステップ 2. 「フォルダを追加」で同期したいファイルやフォルダを追加します。そして、同期先を選択します。ニーズに応じて「オプション」や「スケジュール」を設定することができます。問題なければ「開始」をクリックして、ファイルやフォルダの同期を実行します。
- ヒント:
- 「オプション」をクリックすると、この同期タスクを別のタスクとは明確に区別できるようにコメントを入力したり、同期プロセスに関する情報を知らせるために電子メール通知を有効にしたりすることができます。また、削除操作をソースディレクトリからターゲットディレクトリへ同期するか、同期中にターゲットディレクトリのファイルの整合性を確認するかも選択可能です。
- 「スケジュール」をクリックすると、同期スケジュールを設定してファイル同期を定期的に実行することができます。デイリーモード、ウィークリーモード、マンスリーモード、イベントトリガーモード(有料)、USB挿入モード(有料)は設定可能です。
まとめ
このファイル同期フリーソフトはただ2つのステップで完了します。非常に簡単でしょう。では、AOMEI Backupperをダウンロードしてデータを同期しましょう。
もし、この記事が役立つなら、友達や家族と共有しましょう!また、何か質問や提案がある場合は、[email protected]までご連絡ください。よろしくお願いします。