Windows11/10/8/7でUEFI起動ディスクをクローンする方法
この記事では、UEFI起動ディスクをHDDまたはSSDにクローンする方法をご紹介します。ご興味がある方、ぜひご覧ください!
UEFIブートとBIOSブートの比較
最近のコンピュータはBIOSの代わりに内蔵のUEFIメインボードを使用しています。UEFIシステムはGPTパーティションスタイルで初期化されたハードドライブを採用し、ユーザーは2TBを超えるディスクスペースを使用することができ、より高速なブートプロセスとより多くのセキュリティ機能などをサポートします。一方、Intelは2020年までにレガシーBIOSを削除する予定であり、近い将来のトレンドになるかもしれません。
さて、基本的なことを説明しよう。UEFIとBIOSはどちらもコンピュータのファームウェアインターフェイスで、ファームウェアとオペレーティングシステムの中間的な役割を果たします。しかしUEFIはEFIシステムパーティションのおかげでBIOSよりも高速に起動します。このパーティションはオペレーティングシステムのブートローダープログラムだけでなく、初期化とスタートアップに関する全ての情報を.efiファイルに保存するので、UEFIディスクはオペレーティングシステムを直接ブートすることができ、BIOSのセルフテストプロセスを省くことができます。
BIOSでは、コンピュータのハードウェアコンポーネントをロードして起動し、ブートローダーを使ってWindowsを初期化します。BIOSは16ビットプロセッサーモードで動作し、1MBの空き容量しかないため、初期化と起動プロセスが非常に遅くなります。
なぜ、UEFI起動ディスクのクローンが必要ですか?
システム(OS)、Windows11/10/8/7にインストールされているすべてのアプリやプログラムなどを再インストールせずにGPT/UEFI起動ディスクをクローンする必要がある場合は以下の通りです。
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ディスクの空き容量が不足しているため、GPT/UEFI起動ディスクを容量の大きなハードディスクに交換します。
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パソコンの動きを早くするために、GPT/UEFI起動ディスクをSSDにアップグレードします。
UEFI起動ディスクと互換性がないクローンソフトウェアもあります。ここでは、GPT/UEFIディスクに完全対応したクローンソフト「AOMEI Backupper Professional」をお勧めします。その強力な「ディスククローン」機能で、MBRからMBRへ、GPT(UEFI)からGPT(UEFI)へ、MBRからGPT(UEFI)へ、GPT(UEFI)からMBRへディスクを簡単かつ迅速にクローンすることができます。また、UEFI起動ディスクをクローンした後、クローンしたHDDまたはSSDから正常に起動することも可能です。
UEFI起動ディスクをクローンする方法は?
わかりやすいAOMEI Backupperインタフェースでパソコン初心者でも直感的に操作できます。UEFI起動ディスクをクローンする方法・手順は次の通りです。
1. AOMEI Backupper Professionalの体験版をダウンロードし、インストールし、実行します。
2. 左側の「クローン」タブをクリックして「ディスククローン」を選択します。
3. 次の画面では、UEFI起動ディスクをクローン元のディスクとして選択して「次へ」をクリックします。
4. クローン先のHDDまたはSSDを選択して「次へ」をクリックします。
※ターゲットディスク上のデータがすべて上書きされるので、重要なデータがあれば、事前にバックアップを作成しておいてください。
5. 小容量ディスクを大容量ディスクにクローンする場合は、「パーティションを編集」と「セクタ単位のクローン」オプションは利用可能ですが、大容量ディスクを小容量ディスクにクローンする場合は、「パーティションを編集」と「セクタ単位のクローン」オプションは利用できなくなります。SSDにクローンを作成する場合は、「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れてください。最後は問題なければ「開始」をクリックして、UEFIディスクのクローンを実行します。
最後に
AOMEI Backupperでハードディスクをクローンしながら、Windows11/10/8/7で他の仕事をすることができます。ご存知のように、ハードディスクをアップグレードするには、クローン以外バックアップ&復元も使用可能です。AOMEI Backupperは優れたバックアップ&復元ソフトでもあるので、UEFIディスクのクローンのほか、UEFIディスクのバックアップ・復元にも役立ちます。
そのほかのバージョン | AOMEI Backupper
1台のServer向けのServer版、台数無制限のPC向けのTechnician版、台数無制限のServer向けのTechnician Plus版もあります。Technician(Plus)版を利用して、クライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~