Bitlockerによって暗号化されたSSD/HDDを簡単にクローンする方法

強力かつ信頼性の高いディスククローンソフトを使用して、Bitlockerによって暗号化されたディスクを簡単にクローン、コピーできます。ご興味がある方、ぜひご覧ください。

Machi

By Machi 最終更新日: 2025年12月16日

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BitLockerドライブ暗号化について

Bitlockerによって暗号化されたディスクをクローンする前に、まずBitLockerドライブ暗号化を理解しましょう。

BitLockerドライブ暗号化は、BitLocker(ビットロッカー)とも呼ばれ、Windows Vistaで初めて導入されたオペレーティングシステムのデータ保護機能です。ハードディスクやSSD、USBメモリ、リムーバブルハードディスクなどの内容を暗号化してセキュリティを確保することができます。

  • メリット:BitLockerでは、ファイルとシステムに対する保護が強化されるため、コンピューターの紛失や盗難などが発生したとしても、パスワード/スマートカードなどを持たない第三者はデータを読み出すことができなくなり、データに不正にアクセスされる危険や情報漏洩を回避することができます。また、BitLockerはWindows OSに標準搭載されているため、すぐに導入できるという点でも、企業にとっては大きなメリットになるでしょう。
  • デメリット:BitLockerの安全性は完璧かと聞かれればそうではありません。実際にはBitLockerで暗号化するとデータが完全に読めなくなるというわけではありません。暗号化されたデータは、原理的には時間をかければ解読されてしまう可能性があるからです。また、企業の運用・管理面においてもデメリットがあります。

BitLockerを有効にする

BitLockerを有効にする時に回復キーのバックアップ方法(Microsoftアカウント、USBメモリ、ファイルに保存するか、回復キーを印刷する)を指定したり、ドライブを暗号化する範囲(ドライブ全体を暗号化するか、ディスク上の使用済みの領域のみ暗号化する)を選択したりすることができます。

ClonezillaでBitlockerによって暗号化されたHDD/SSDをクローンできるのか?

上述のように、BitLockerで暗号化されたディスク(ボリューム)を別のPCに接続しても、そのままではデータを読み込むことができません。暗号化されたドライブをクローンするには、専用のディスククローンソフトが必要です。

Clonezillaは、オープンソースのディスククローン&イメージ作成ツールとして広く知られており、多くのWindowsユーザーに利用されています。しかし、「ClonezillaでBitLocker暗号化パーティションのクローンを作成できるか?」という疑問を持つ方も多いでしょう。

Clonezilla

結論から言うと、ClonezillaはBitLockerで暗号化されたパーティションを認識・解除できないため、クローン作成はできません。BitLockerを有効にしたままClonezillaを使用しても、クローン作成は失敗してしまいます。

そのため、ClonezillaでBitLocker暗号化ディスクをクローンしたい場合は、事前にBitLockerを無効化するか、BitLocker対応のクローンソフトを使用する必要があります。

BitLockerで暗号化されたHDD/SSDをコピーできるクローンソフト

幸いなことに、安全性と機能性に優れたクローンソフト「AOMEI Backupper Professional」を使用すると、BitLockerドライブのクローンを簡単に作成できます。

このソフトは、「セクター単位のクローン」というクローン方式をサポートしており、ソースディスクの1:1コピーを作成できるので、BitLockerで暗号化されたドライブのロックを解除ぜずにクローンを作成することができます。

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ただし、この機能を利用するためには、クローン先のHDD/SSDの容量は、暗号化されたHDD/SSDと同じまたはより大きい必要がありますより小さいHDD/SSDにクローンしたい場合、ロックを解除しておいてください。

🌟ヒント:

BitLocker回復キー(48桁の数字のパスワード)の入力を求めるメッセージが表示された場合は、「Windows 10でのBitLocker回復キーの検索」を参考にしてください。

BitLockerで暗号化されたSSDまたはHDDをクローンする方法

👉 準備作業

1. ターゲットディスクをドライブベイに挿入するか、SATA-USB変換アダプタや外付けケース経由でパソコンに接続します。

2. Bitlockerディスクのクローン作成中に、ターゲットディスク上のデータがすべて消去されるので、予め重要なデータをバックアップしておいてください。

👉 図解チュートリアル

ステップ 1. AOMEI Backupper Professionalをダウンロードし、インストールし、実行します。「クローン」タブの「ディスククローン」をクリックします。

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ディスククローン

 ステップ 2. BitLockerで暗号化されたディスクをソースディスク(この例ではディスク0です)として選択し、「次へ」をクリックします。

ソースディスク

ステップ 3. 別のディスクをターゲットディスク(この例ではディスク2です)として選択し、「次へ」をクリックします。

ターゲットディスク

👀注意:

クローン先のディスクのデータがすべて削除されるので、クローンを実行する前に、重要なデータをバックアップしておいてください。

バックアップ

ステップ 4. 操作概要画面で「セクター単位のクローン」にチェックを入れて「開始」をクリックします。

開始

👉 動画チュートリアル

おまけ:クローン作成後にBitLockerを無効にする方法

クローン作成後にBitLockerを無効にする場合は、次の手順に従います。

ステップ 1. 「Windows」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」で「control」と入力し、「Enter」キーを押して、「コントロールパネル」を開きます。

ステップ 2. 「システムとセキュリティ」→「BitLockerドライブ暗号化」をクリックします。

bitlockerドライブ暗号化

ステップ 3. 「BitLockerを無効にする」をクリックします。

bitlockerを無効にする

BitLocker暗号化ドライブに関するよくある質問

BitLockerの回復キーを紛失したらどうすればいいですか?
 
Microsoftアカウント、職場や学校のアカウント、USBメモリ、印刷した紙などに保存されていないか確認してください。見つからない場合、データを復元する方法はなく、ドライブを初期化する必要があります。
BitLockerを強制解除するコマンドは?
 
BitLockerを強制解除する公式のコマンドはありません。回復キーがない場合、データへのアクセスはほぼ不可能です。
BitLockerの失敗回数は?
 
デフォルトでは32回失敗するとシステムがロックされることがありますが、ポリシー設定により異なります。

まとめ

この方法では未使用領域も含めてクローンされるため、処理時間はやや長くなりますが、クローン作成中も通常どおりパソコンを使用できます。

また、AOMEI Backupperにはクローン機能だけでなく「ディスクバックアップ」機能も搭載されており、暗号化されたドライブを手軽にバックアップできます。

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Machi
Machi · この記事を書いた人
5年以上にわたるデータ保護およびデータ移行の経験を経て、2021年にAOMEIに入社しました。これまでに1,000本以上のチュートリアル記事を翻訳・執筆しており、得意分野はデータの保護・移行・復旧です。モットーは「困難より方法は多い」です。