無料のCrucial SSDクローンソフト&使い方まとめ【2025年最新版】
Windows 11/10/8/7でCrucial SSDへのクローンを実行するために利用できる無料Crucial SSDクローンソフトウェアを探していますか?この記事では、Crucial SSDのクローンを作成するための2つの最高のクローンソフトとその使い方についてご紹介します。興味のある方、ぜひ続けてご覧ください。
SSDはHDDに比べて高速・静音・低発熱で、可動部品がないため耐久性や信頼性にも優れています。中でもCrucial SSDは、Micron傘下の人気ブランドで、「Crucial P5 Plus」や「MX500」などが高評価を得ています。Crucial SSDへの換装により、PCの動作が大幅に向上します。そのため、HDDからのアップグレードには最適です。
アップグレードをより簡単かつ迅速に行うには、Crucial SSDクローン作成ソフトを使用することをお勧めします。これにより、OSやアプリケーション、個人データなどをまるごとSSDへ移行することができます。
本記事では、無料で利用できるおすすめのCrucial SSDクローンソフト2選と、それぞれの使い方について詳しくご紹介します。自分に合ったソフトを選ぶことができます。
1. Crucialの公式クローンフリーソフトAcronis True Image for Crucial
Acronis True Image for Crucialとは?
Acronis True Image for Crucialは、Crucial SSDを購入したユーザー向けに提供されるデータクローンおよびバックアップツールです。データ移行、システムバックアップ、復元を簡単に行え、HDDからCrucial SSDへのスムーズなアップグレードをサポートします。
クローン先のディスクがCrucialであれば、無料で利用できます。他のメーカー製のSSDの場合、使えません。
ダウンロード
次のサイトでダウンロードします:
ダウンロードできたらそのファイルを開き、Acronis True Image for Crucialをインストールします。
Acronis True Image for CrucialでHDDをCrucial SSDにクローンする手順
これから、Acronis True Image for Crucialを利用してHDD/SSDをCrucial SSDにクローンする手順について解説します。
手順 1. Acronis True Image for Crucialを起動します。「使用許諾契約」の画面が表示され、「同意する」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
手順 2. 「ツール」→「ディスクのクローン作成」を選択します。
手順 3. ニーズに応じてクローンモードを選択し、「次へ」をクリックします。ここでは「自動」を選択しました。
手順 4. クローン元のディスクをソースディスクとして選択し、「次へ」をクリックします。
手順 5. Crucial SSDをターゲットディスク(クローン先のディスク)として選択し、「次へ」をクリックします。*クローンした後、このディスクにあるすべてのデータが上書きされるので、正しいディスクを選択していることを確認してください。
手順 6. 警告メッセージが表示されます。Crucial SSDに重要なデータがあれば、あらかじめ他の場所にバックアップしてください。
手順 7. すべての設定を確認し、問題がなければ、「実行」をクリックします。
クローンが完了するまで待ちます。「ディスクのクローンが正常に作成されました」が表示されれば、クローン作成は完了です。
しかし、多くのユーザーから、ディスクの移行中にソフトウェアがSSDを認識できなかったり、不明な理由でデータの移行に失敗したりしたとの報告があります。ディスクを移行する時、これらのエラーが発生した場合、または避けたい場合、より安定したクローン作成ソフトを使用することをお勧めします。
2. 安定したCrucial SSDクローンフリーソフトAOMEI Backupper Standard
AOMEI Backupper Standardとは?
最高のCrucial SSDクローンフリーソフトAOMEI Backupper Standardは、数回クリックするだけでデータを簡単かつ迅速に移行することができます。クローン作成時に、コピー元のHDD/SSDの不良セクターがスキップされ、クローン失敗が避けられます。
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この無料のSSDクローンソフトウェアは、インストールされているアプリケーション、および失われたくないその他すべてのデータを含む、ディスク全体をCrucial SSDにクローンするのことができます。
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「SSD 4Kアライメント」オプションを提供します。このオプションにチェックを入れると、パーティションを調整して、Crucial SSDの読み取りおよび書き込み速度を最適化できます。
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デフォルトで、使用されているセクターのみをクローン先にクローンするので、SSDをより小さなSSDにクローンすることもできます。たとえば、500GBのHDDを250GBのSSDにクローンします。唯一の前提は、ターゲットドライブに元のSSDにデータを保存するのに十分なスペースがあることです。
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「セクター単位のクローン」機能を使用すると、使用されているかどうかに関係なく、すべてのセクターのクローンを作成できます。この機能により、暗号化されたディスクを解除せずに、クローンすることができます。
ダウンロード
AOMEI Backupper StandardでHDDをCrucial SSDにクローンする手順
AOMEI Backupper Standardは、Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP PCで正常に動作し、Crucial P5 Plus、Crucial X6、Crucial MX500、Crucial BX500などを含むすべてのCrucial SSDをサポートしています。数回クリックするだけでクローン作成を完了できます。Crucial SSDクローンに関する詳細な手順については、読み続けてください。
クローンした後、ターゲットディスクにあるすべてのデータが上書きされるので、Crucial SSDに重要なデータが保存されている場合は、事前にそれらのファイルをバックアップしておいてください。
クローンを実行する前に、Crucial SSDをPCに接続し、それが検出できることを確認してください。次に、AOMEI Backupper Standardを使用してHDDをSSDにクローンする方法をご案内しましょう。
手順 1. AOMEI Backupper Standardをダウンロード、インストール、起動します。「クローン」タブで「ディスククローン」を選択します。
無料版はデータディスク(システムが入っていないディスク)のクローンのみをサポートしています。システム/起動ディスクをクローンしたい場合、AOMEI Backupper Professionalまたは他の有料版へアップグレードする必要があります。
手順 2. ソースディスクとしてHDD(システムディスクまたはデータディスク)を選択して、ターゲットディスクとしてCrucial SSDを選択します。
手順 3. 「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れてターゲットSSDの読み書き速度を最適化し、「開始」をクリックします。
💛便利なオプション:
パーティションを編集(有料版で利用可能):ターゲットディスクの容量がソースディスクと同じまたはより大きい場合、ターゲットディスクのパーティションサイズを調整できます。クローン完了後、クローン先のディスクに使えない未割り当て領域がないことを確保できます。
ディスククローンの進捗状況が100%に達すると、「完了」をクリックしてください。
クローンしたCrucial SSDから起動する方法
Crucial SSDへのクローン作成の操作が終了したら、次のようにCrucial SSDから起動するようにBIOSをセットアップします。
1. デスクトップPCの場合
コンピューターを再起動し、製造元に応じてF2、F10、F12、DEL、またはその他のキーを繰り返しクリックしてBIOSに入り、最初の起動デバイスがCrucial SSDであることを設定してから、通常どおり起動します。
🚩詳しい手順については「起動ドライブをSSDに簡単に変更する方法」をご参照ください
2. ノートPCの場合
コンピューターをシャットダウンし、古いディスクを取り出し、Crucial SSDをスロットに挿入し、コンピューターを再起動して、Crucial SSDから通常どおり起動します。
SSDのクローンに関するよくある質問
このセクションでは、SSDのクローンに関するよくある質問に答えます。同じ質問を持っている方、読み進めてチェックしてください。
- 不良なケーブルや接続:データが正常に転送されない場合があります。
- 不良セクター:クローン元のSSDに不良セクターがあると、クローン作業が失敗することがあります。
- ソフトウェアの問題:クローンソフトウェア自体が正しく動作していない場合もあります。アップデートを確認し、最新版を使用することをお勧めします。
- 不十分な空き容量:クローン先のSSDに元のデータが収まらない場合、失敗することがあります。
クローン作成前にSSDをフォーマットする必要がありますか?
🚩参考記事:クローン作成前に新しいSSDをフォーマットする必要がありますか?
SSDの2TBのクローンにどれくらい時間がかかりますか?
一般的に、2TBのSSDクローンには3時間から6時間かかることがあります。
SSDクローン500GBで何時間かかりますか?
おまけ:古いディスクの安全処分または再利用
AOMEI Backupperはクローンに加えて、バックアップ、復元、同期、ディスク消去など他の機能もたくさん備えています。これらの機能を使用して、古いディスクの安全処分または再利用に役立ちます。
1. 古いディスクの安全処分
古いディスクには、たくさんの重要なデータが保存されているでしょう。廃棄・譲渡する前に、「削除」「ゴミ箱を空にする」「初期化」で重要なデータを完全に削除することが可能ですか?
それは無理です。
これらの方法によって削除されたデータは、消去されたように見えても、実際には他のデータに上書きされるまでにはディスクに残っています。そのため、データ回復ソフトを使用することにより、これらのデータを復元することが可能です。
したがって、データを復元できないように消去したい場合、データ消去ツールを使用する必要があります。AOMEI Backupperの「ディスク消去」機能は、全セクタにゼロを書き込む、全セクタにランダムデータを書き込む、DoD 5220.22-M、Gutmann(35回上書き、現在規格化されているデータ消去方式の中では、最も強力な消去方式)の4つの消去方式をサポートし、これらの方式でシステムを含むディスク上のデータを完全に消去することができます。データ流出を回避することができます。
2. 古いディスクの再利用
古いディスクを他人に譲たり、データ保存用ディスクとして使用したりしたいユーザーもたくさんあるでしょう。この場合、ディスクのパフォーマンスを向上させるために、ディスク上のデータを完全に消去することも必要です。
古いディスクがSSDである場合、正常に再利用するために、「SSDのデータを消去する方法」をご参照ください。HDDである場合、または再利用の必要がないSSDである場合、上のパートで紹介する「ディスク消去ツール」でOKです。
それに、データ保存用ディスクとして使用する場合、AOMEI Backupperのバックアップ機能で、新しいCrucial SSDにあるシステムや重要なファイルをそこに定期的にバックアップすることをお勧めします。
こうすれば、PCに問題があって正常に起動できない場合、作成されたバックアップを使用してデータ損失を最小限に抑えながら、システムを正常な状態に戻せます。また、データが失われた場合、バックアップで簡単ですばやく取り戻せます。
✍ 参考記事:AOMEI Backupperでシステムイメージを作成する方法
まとめ
要約すると、最高の無料のCrucial SSDクローンソフトウェアAOMEI Backupper Standardをダウンロードして、HDDをCrucial SSDに簡単にクローンできます。
また、AOMEI Backupper Standardは、クローンに加えて、バックアップ、復元、ファイル同期、ディスク消去などの強力な機能も備えています。クローン作成した後、古いディスクの安全処分または再利用、新しいCrucial SSDのデータ保護に役立ちます。
最高の個人向けWindowsクローン・バックアップフリーソフト
Windows Server 2003/2008/2012/2016/2019/2022/2025(R2を含む)のユーザーである場合、AOMEI Backupper Serverをご利用ください。より高度な機能を楽しめます。