By Machi / 最後の更新 2022年06月14日

グートマン方式とは?

グートマン方式は、1996年にPeter GutmannとColin Plumbによって考案され、HDDの内容を安全に消去するためのアルゴリズムです。

消去するセクタに35回上書きを行い、ディスクの内容を完全に消去します。最初の4回と最後の4回には、乱数で上書きを行います。5回目から31回目までは、特定の固定値で上書きを行います。計35回の書き込みが行われます。これは現在規格化されているデータ消去方式の中で、最も徹底した消去方式ですが、消去回数が多いため時間がかかります。

グートマン方式

なぜグートマン方式が必要なのか?

多くの人はストレージデバイスを交換する時、古いディスク内のファイルを簡単に削除して、そのまま捨ててしまいます。しかし、これは非常に危険です。なぜなら、実際のデータはまだドライブに残っていt、データ復元ツールを使えば簡単に復元することができます。

データを簡単に復元できないように、ディスクを消去する必要があります。現在の消去方式では、1回/3回/7回/35回の4つの上書き回数があります。上書き回数が多ければ多いほど、データの復元は難しくなります。

そこで、ディスクを完全に消去したい場合、最も安全で徹底した消去方式であるグートマン方式を使用することをお勧めします。これにより、データの漏洩、特に機密データの漏洩を効果的に防ぐことができます。

グートマン方式と他の消去方式の違い

世界で一般的な7つの消去方式を紹介し、グートマン方式と他の方式との違いを確認できます:

米国国防総省方式(DoD 5220.22-M):最も強化された安全で一般的な消去方式の一つであり、最初にゼロで上書き、次に固定値で上書きし、最後に0-225までの乱数で上書きした後に書き込み検証を行います。
米国陸軍方式(AR 380-19):この方式は、米国陸軍が陸軍規則380-19で定義、公開しているものです。3 回の書き込みでデータを破壊します。
米国空軍方式(AFSSI-5020):順にゼロ・固定値(0xff)・乱数で上書きします。
カナダ王室山岳警察方式(RCMP TSSIT OPS-II):ゼロで1回上書きした後、固定値で1回上書きするという作業を3回繰り返し、最後に固定値で1回上書して書き込みを検証します。
英国方式(HMG IS5):2パスまたは3パスで、0・1・ランダムな文字の組み合わせを書き込みして、書き込みを検証します。
グートマン方式:最も安全な消去方式です。最初と最後の4回は乱数で上書きし、5回目から31回目までの27回は固定値で上書きます。計35回上書きします。

グートマン方式でディスクを完全消去する安全・安心なソフト

グートマン方式でディスクを消去したい場合、安全で信頼できるソフトウェアを選択する必要があります。たくさんのソフトの中で、AOMEI Backupper Professionalは良い選択です。

このソフトはディスクを消去する際の様々なニーズを満たすことができます。ディスクを消去するだけでなく、パーティションや未割り当て領域を消去するためにも使用できます。ディスク消去機能では、グートマン方式に対応していて、操作も簡単です。それ以外、「全セクタにゼロを書き込む」、「全セクタにランダムデータを書き込む」、「DoD 52220.22-M」の3つの消去方式にも対応しています。

グートマン方式とDoD 5220.22-Mでディスクを消去することは他の方式より徹底しているので、多くの人がよくこの2つの方式を比較しています。DoD 5220.22-Mは、上書き回数を3〜7回で設定できますが、グートマン方式は、計35回上書きので消去することがより徹底的です。

グートマン方式でディスクを簡単に消去する方法

では、以下の手順を従って、信頼性の高い消去ツールを使ってディスクを消去してみましょう。ちなみに、この方式でディスクを消去すると、データが復元できないので、あらかじめ重要なファイルをバックアップしてください。

手順 1. AOMEI Backupper Professionalをダウンロードし、インストールして、開きます。そして、「ツール」→「ディスク消去」をクリックします。 

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ディスク消去をクリック

手順 2. 「ディスクを消去」を選択し、「次へ」をクリックします。

「ディスクを消去」を選択

手順 3. 消去するディスクを選択し、「次へ」をクリックします。

消去するディスクを選択

手順 4. 「Gutmann」を選択し、「開始」をクリックします。

消去方式を選択

注意:
全セクタにランダムデータを書き込む:この方式では、ディスク内のデータを乱数で上書きします。
DoD 52220.22-M:上書き回数を3~7回に設定でき、「全セクタにランダムデータを書き込む」より徹底的にディスクを消去します。

グートマン方式についてよくあるご質問

1. グートマン方式にはどのくらいの時間がかかりますか

ドライブのサイズに応じて見積もります。例えば、1TBのドライブ(USB2.0)を1回の書き込みで消去する場合、約10時間かかります。グートマン方式で35回の書き込みで消去する場合は、350時間、つまり約2週間かかります。

2. グートマン方式で消去するデータは復元できますか

できません。グートマン方式で上書きされたディスク領域は、いまのソフトウェアで復元できません。

3. 35回上書き(35 pass erase)とは何ですか

35回上書きは、グートマン方式とも呼ばれています。Peter GutmannとColin Plumbによって考案され、パソコンのハードディスクの内容(ファイルなど)を安全に消去するためのアルゴリズムの一つです。この方式は消去する領域に35回書き込みし、完全消去することができます。

まとめ

AOMEI Backupper Professionalは、安全・安心なグートマン方式の消去ツールです。データの漏洩を防ぐために、グートマン方式で簡単にディスクを消去することができます。また、上記のような他の消去方式も対応しています。Windows Serverのユーザーであれば、AOMEI Backupper Serverを使ってください。

それに、AOMEI Backupper Professionalはクローンソフトとしても優れています。ダイナミックディスクボリュームのクローン・大容量HDDから小容量SSDへのクローンなどに使用できます。ダウンロードして、もっと便利な機能を探索しましょう。