By Machi / 最後の更新 2022年05月09日

P2Vとは?

P2VPhysical to Virtual)とは、オンプレミス環境の物理サーバー上で稼働しているシステムを、クラウド上の仮想マシンへ移行することです。これは、専用の変換および移行ソフトウェアによって実行されます。全体のプロセスは次のようになります:

1. P2Vツールは、物理マシンの状態とデータをVMスナップショットまたはインスタンスとして保存します。

2. VMマネージャーまたはハイパーバイザーが、必要なリソース(コンピューティング、メモリ、ストレージ、ネットワークを含む)をVMに割り当てます。

3. VMスナップショットは、ハイパーバイザーによってVMに割り当てられたストレージスペースに再インストールされます。

移行後、VMは物理マシンと同じ状態、データ、アプリケーション、必要なシステム構成とリソースを持つようになります。

物理マシンから仮想マシンへ移行(P2V)するツールとその使い方

P2Vを行うためのツールは3つあります:

AOMEI Backupper Professional
Microsoft Systinternals Disk2vhd
System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)

これから、この3つのツールで物理マシンから仮想マシンへ移行する方法をご案内します。興味のある方、ぜひご覧ください。

P2Vツール1. AOMEI Backupper Professional

AOMEI Backupper Professionalの「ユニバーサル復元」機能により、簡単に物理マシンから仮想マシンにWindows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPを移行できます。移行した後、異なるハードウェア構成による起動問題を心配する必要がありません。

Proの無料体験版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速
★ システムイメージを仮想マシンに復元する前に、物理マシンで次のことを行う必要があります:
仮想マシンを起動するために、ブータブルメディアを作成します。システムイメージを複数の仮想マシンに復元する場合、「PXEブートツール」の使用をお勧めします。このツールによって、ネットワーク経由でLAN内の複数の仮想マシンを起動させることができます(PXEブートツールはAOMEI Backupper Server以上のバージョンで利用可能)。
AOMEI Backupperで、ブータブルメディアにシステムをバックアップします。

次に、以下の手順でシステムを物理マシンから仮想マシンに移行します:

ステップ 1. VMコンソールで、ブータブルメディアをVMに接続するよう設定します。BIOSで起動順位を変更し、USBからVMを起動します。

ステップ 2. 起動した後、AOMEI Backupperが表示されます。「復元」→「イメージファイルを選択」をクリックし、ブータブルメディアからシステムイメージを選択します。

イメージファイルを選択

ステップ 3. 「このシステムバックアップを復元」を選択し、「システムを他の場所に復元。」にチェックを入れます。そして、「次へ」をクリックします。

このシステムバックアップを復元

ステップ 4. VM上のハードディスクを保存先として選択し、「次へ」をクリックします。

保存先を選択

ステップ 5. 「操作概要」ページで「ユニバーサル復元」にチェックを入れて、復元後にシステムが正常に起動できることを確保します。「開始」をクリックし、P2V移行を開始します。

ユニバーサル復元

P2Vツール2:Microsoft Systinternals Disk2vhd

Disk2vhdは、Microsoft Virtual PCまたはMicrosoft Hyper-V仮想マシン(VM)で使用する物理ディスクのVHD(仮想ハード ディスク-Microsoftの仮想マシンディスク形式)バージョンを作成するユーティリティです(出典:Microsoft Docs)。このツールは、物理ドライブを仮想ディスクに変換することだけが可能です。VMの構築や設定は行いません。

これから、Disk2vhdを使用してP2Vを実行する方法をご案内します(ง •_•)ง

ステップ 1. 物理コンピュータでDisk2vhdを実行します。

ステップ 2. VHDに含めたいボリュームを選択します。必要に応じて、「Use Vhdex(Vhdxを使用する)」と「Use Volume Shadow Copy(ボリュームシャドウコピーを使用する)」のオプションにチェックを入れます。その後、「Create(作成)」をクリックして、VHDを作成します。

Disk2vhd

ステップ 3. 目的の特性を持つVMを作成し、VHDをIDEディスクとしてVMの構成に追加します。

P2Vツール3:System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)

System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)はSystem Centerスイートのコンポーネントであり、従来のデータセンターの構成、管理、転換に使用されます。SCVMMを使って、P2Vを行う手順は下記をご覧ください。

ステップ 1. SCVMMを実行し、移行したVMをホストするHyper-Vホストを管理するよう設定します。

ステップ 2. 左側のパネルで「VMとサービス」をクリックします。

ステップ 3. 「バーチャルマシンの作成」をクリックし、「物理マシンの変換」を選択します。ウィザードの指示に従って、物理マシンをVMに変換します。

バーチャルマシンの作成

▶ 注意:変換が終了すると、P2Vウィザードで選択したHyper-Vホスト上に移行されたVMが存在するはずです。VMの実行中に誤って物理サーバーを実行しないように、物理サーバーをネットワークから切り離す必要があります。

まとめ

上記では、WindowsでP2Vを行うための3つのツールとその使い方をご紹介しました。ニーズに応じて、いずれかの方法を選択できます。もし起動の問題なしにシステムをVMに移行したいなら、AOMEI Backupperの使用をお勧めします。

AOMEI BackupperはP2Vツールだけでなく、強力なクローン、同期、ディスク消去ソフトでもあります。今すぐダウンロードし、体験しましょう!