USBからWindows 11をインストールできない場合の解決策5選

この記事では、USBメモリからWindows 11をインストールできない理由と、5つの解決策をご説明します。この問題に悩んでいる方、ぜひご覧ください。

Machi

By Machi 最後の更新 2023年01月04日

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なぜUSBメモリからWindows 11をインストールできないのか?

USBメモリからWindows 11をインストールできない

問題を解決する前に、まずこの問題が発生する原因を理解する必要があると思います。この記事では、以下のよくある原因をまとめています。

USBメモリ自体が起動可能ではありません。すべてのUSBメモリが起動可能なわけではないので、USBメモリからパソコンを起動するには、USBメモリを起動可能にする必要があります。
UEFI/BIIOSの設定が正しくありません。UEFI/BIOS設定が正しく設定されていない場合、インストールに支障をきたす可能性があります。したがって、インストールを開始する前に、設定が正しいことを確認してください。
十分な空き容量がありません。Windows 11をインストールするには、PCにかなりの空き容量(最低でも64GB)が必要です。十分な空き容量がない場合、インストールを正常に完了することができません。
USBメモリが古すぎます。USBメモリが古すぎる(USB1.0や2.0)場合、Windows 11はそれを認識しないことがあります。

USBメモリからWindows 11をインストールできない問題を修正する方法

USBメモリからWindows 11をインストールできない原因を知った後、読み進めて5つの解決策を学びましょう。問題の原因を特定できない場合、問題が修正されるまで、5つの方法を順番に試してみることができます。

方法1. USBメモリが起動可能かどうかを確認する

USBメモリからWindows 11をインストールできない問題に遭った場合、まず、このUSBメモリが起動可能かどうかを確認する必要があります。詳細については読み進めてください。

ステップ 1. タスクバーの「スタート」ボタンをクリックし、「電源」アイコンを選択します。

ステップ 2. 「Shift」キーを押しながら、「再起動」をクリックします。

ステップ 3. Windows 11が再起動され、「オプションの選択」画面が表示され、次に、「デバイスの使用」をクリックして続行します。

デバイスの使用

ステップ 4. 対象となる起動可能なUSBメモリを選択し、そのUSBメモリからパソコンが起動できるかどうかを確認します。

パソコンがそのUSBメモリから正常に起動できる場合は、USBメモリは起動可能です。できない場合は、Windows 11のPCで起動可能なUSBメモリを作成します。

方法2. Windows 11をインストールするために十分な空き容量を確保する

お使いのPCの空き容量が不足している場合、USBメモリからWindowsをインストールできない可能性もあります。そのため、以下の手順に従って、Windows 11を正常にインストールできるように空き容量を増やしましょう。

ステップ 1. 「Windows」+「X」キーを押して、メニューから「エクスプローラー」を選択します。

ステップ 2. 「PC」に移動し、Windowsアイコンの付いたディスクに20GB以上の空き容量があることを確認します。

空き容量

ステップ 3. そうでない場合、いくつかのファイルを削除したり、他のドライブに移動したりして、Windows 11をインストールするための空き容量を確保する必要があります。

Windows 11のインストールには、ストレージドライブに一定量の空き容量が必要です。十分な空き容量がない場合、インストールは中断されます。

方法3. USBメモリのドライバーを更新する

USBメモリが古すぎると、Windows 11に認識されないことがあります。この場合、Windows 11がUSBからインストールされないという問題も発生します。以下の手順に従って、USBメモリのドライバーを更新することができます。

ステップ 1. 「Windows」+「S」キーを押して、検索バーで「デバイス マネージャー」と入力し、「Enter」キーを押して開きます。

ステップ 2. 「デバイスマネージャー」で、問題のあるUSBメモリを見つけて右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。

ドライバーの更新

ステップ 3. 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択し、そして、画面の指示に従って更新を完了します。

ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索

方法4. トラブルシューティングツールを実行する

上記の方法を試しても問題が解決されない場合は、Windowsに標準搭載されているトラブルシューティングツールを使用してみることもできます。これによって、システムに関連する問題を自動的にトラブルシューティングし、解決することができます。

ステップ 1. 「Windows」+「S」キーを押して検索バーを開きます。「Troubleshoot」と入力し、「Enter」キーを押します。

ステップ 2. 「その他のトラブルシューティングツール」を選択します。

その他のトラブルシューティングツール

ステップ 3. 「Windows Update」の横の「実行」ボタンをクリックします。

実行する

方法5. ユニバーサル復元を実行する

もし以上の方法をすべて試しても、問題が解決されないなら、この方法を使用して直接Windows 11をインストールすることができます。それはサードパーティー製のバックアップ&復元ソフト-AOMEI Backupper Professionalを使って、別のWindows 11 PCでシステムをバックアップしてから、作成されたバックアップをWindows 11をインストールしたいPCに復元することです。

一般的に、作成したシステムイメージが元のPCにしか復元できませんが、AOMEI Backupper Professionalにはシステムイメージを異なるハードウェアの別のPCにも復元できる「ユニバーサル復元」という機能をサポートしています。この機能によって、Windows 11の移行を簡単に実現できます。

また、ユニバーサル復元機能は、次のような場合にも役に立ちます:

TPM 2.0およびセキュアブートを回避してWindows 11をインストールする
ディスクを変換せずにWindows 11をインストールする
システムクラッシュによってシステムを正常に起動できないPCを迅速に正常な状態に戻す
システムを異なるハードウェアの別のPCに移行する
実機と仮想マシンの間でシステムをインストールする
マザーボード、CPU、その他のハードウェアを交換した後に、システムを再インストールする

これから、AOMEI Backupper Professionalでユニバーサル復元を実行する方法を詳しく案内します。開始する前に、いくつかの準備作業を行う必要があります:

AOMEI Backupper Professionalをバックアップ元のWindows 11 PC、復元先のPCにダウンロードし、インストールします。復元先のPCが正常に起動できない場合、バックアップ元のPCで、ブータブルUSB/CD/DVDを作成する必要があります。
バックアップ元のPCで、「システムバックアップ」機能を使用して、Windows 11のシステムイメージを作成します。*そのイメージを外付けHDD、USBメモリ、共有フォルダ、NASデバイスに保存することをお勧めします。
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ステップ 1. AOMEI Backupper Professionalを起動し、「復元」→「イメージファイルを選択」をクリックします。

復元先のPCが正常に起動できる場合

システムイメージを保存しているリムーバブルドライブを復元先のPCに挿入し、PCに検出できることを確認します。AOMEI Backupper Professionalを開きます。「復元」→「イメージファイルを選択」をクリックし、先に作成されたシステムイメージを選択します。

イメージファイルを選択

復元先のPCが正常に起動できない場合

システムイメージを保存しているリムーバブルドライブと、ブータブルメディアを復元先のPCに挿入します。PCを起動し、パソコンメーカーのロゴが表示されると、パソコン/マザーボードのメーカーによって特定のキーを連打し、BIOS/UEFIに入ります。

BIOS起動キー

ここでは、BIOSを例として説明します:矢印キーで「Boot」タブに移動し、ブータブルメディアの種類に応じて、CD/DVDまたはUSBを最初に起動するドライブとして設定します。「F10」キーを押して、変更を保存し、パソコンが自動的にブータブルメディアから再起動します。AOMEI Backupperのインターフェースが表示され、「復元」→「イメージファイルを選択」をクリックします。

BIOS

ステップ 2. 「このシステムイメージを復元」を選択し、「システムを他の場所に復元」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。

このシステムイメージを復元

ステップ 3. 復元先としてのディスク/パーティションを選択し、「次へ」をクリックします。

復元先を選択

ステップ 4. システムバックアップを異なるハードウェアのPCに復元する場合、ソフトウェアは自動的に「ユニバーサル復元」にチェックを入れます。「開始」だけをクリックすればよいです。

開始

SSD 4Kアライメント:復元先のディスクがSSDである場合、このオプションにチェックを入れると、復元した後、SSDの読み書き速度と読み込み速度を一層に向上させることができます。
パーティションを編集:復元先のディスク/パーティションは容量が復元するシステムパーティションより大きい場合、このオプションで、「パーティションのサイズを手動で変更」または「各パーティションに未使用領域を追加」の2つオプションから、復元先のパーティションのサイズを調整できます。復元完了後、復元先のディスク/パーティションに使えない未割り当て領域がないことを確保できます。

まとめ

この記事では、USBメモリからWindows 11をインストールできないという問題が発生する理由と、それを解決する5つの方法について説明しました。もし、前の4つの方法をすべて試しても、問題が解決されないなら、最後の方法--AOMEI Backupper Professionalで他のPCで作成したWindows 11イメージをこのPCに復元することができます。

また、このソフトはシステムバックアップに加えて、ディスクバックアップ、パーティションバックアップ、ファイルバックアップもサポートしています。Windows 11をインストールする前に、このソフトを使用して重要なファイル/フォルダをバックアップしておくことができます。こうすれば、インストールによる予期せぬデータ損失が発生しても、心配する必要がありません。今すぐダウンロードし、使ってみましょう!

Machi
Machi· 編集者
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。