By Machi / 最後の更新 2021年11月16日

Windows 回復環境とは?

Windows 回復環境(Win RE)は、起動できないオペレーティングシステムの一般的な原因を修復できる回復環境です。回復環境はWindowsプレインストール環境(Windows PE)に基づいたOSで、トラブルシューティング、リカバリー、診断などのツールがいくつか含まれています。

windows11

Windows 11で回復環境を簡単に起動する方法

ここでは、Windows 11でWin REを起動する5つの方法をご紹介します。ニーズに合わせて選択してください。

方法 1. 「PCの起動をカスタマイズする」を使って回復環境を起動する

お使いのパソコンが起動できる場合、Windows 11の「PCの起動をカスタマイズする」機能を直接使用することができます。詳しい手順は以下のとおりです:

手順 1. 「Win」キー +「I」キーを押して「設定」を開きます。

手順 2. 「システム」→「回復」を選択します。

手順 3. 「PCの起動をカスタマイズする」で「今すぐ再起動」をクリックします。

今すぐ再起動をクリック

手順 4. すると、「デバイスを再起動するため作業内容を保存します」ウィンドウが表示されます。作業をすでに保存している場合は、もう一度「今すぐ再起動」をクリックします。そうでない場合は、「閉じる」をクリックします。

今すぐ再起動をクリック

方法 2. 「Shift」キーを押しながら「再起動」をクリックして回復環境を起動する

「PCの起動をカスタマイズする」機能を除いて、Windows 11で「Shift」キーを押しながら「再起動」をクリックしてWin REに入ることもできます。この方法は、さまざまな方式で実現することができます。

#1: スタートメニューから

「スタート」アイコンを開き、「電源」ボタンをクリックして、「Shift」キーを押しながら「再起動」をクリックします。

再起動をクリック

#2: スタートメニューのコンテキストメニューから

「スタート」アイコンを右クリックし、「シャットダウンまたはサインアウト」を選択して、「Shift」キーを押しながら「再起動」をクリックします。

再起動をクリック

#3: 「Ctrl」+「Alt」+「Del」を押す

「Ctrl」キー +「Alt」キー +「Del」キーを押します。表示される画面で「電源」ボタンをクリックし、「Shift」キーを押しながら「再起動」を選択します。

#4: Windows 11のサインイン画面で

「電源」ボタンをクリックし、「Shift」キーを押しながら「再起動」を選択します。

方法 3. 「コマンド プロンプト」で回復環境を起動する

コマンドプロンプトで回復環境を起動するには、「shutdown /r /o」または「reagentc /boottore」と入力することができます。

#1: 「shutdown /r /o」と入力する

検索ボックスに「cmd」と入力し、検索結果で「管理者として実行」を選択します。「コマンド プロンプト」で「shutdown /r /o」と入力します。

shutdown

/o:「詳細ブート オプション」に移動し、コンピューターを再起動します(/rと共に使用する必要がある)。

#2: 「reagentc /boottore」と入力する

「コマンド プロンプト」を開き、「reagentc /boottore」と入力して「Enter」キーを押し、コンピュータを再起動します。

reagentc

/boottore:次回システムを起動する時に、Win REを自動的に開始します。

方法 4. 回復ドライブを使って回復環境を起動する

Windows 11のインストールメディアがあれば、それをリカバリーディスクとして使用することができます。お持ちでない場合は、インストールメディアまたは「回復」機能でWindows 11の回復ドライブを作成する必要があります。手元に回復ドライブがあることをご確認の上、以下の手順に従ってください。

手順 1. 回復ドライブをパソコンに接続し、認識されていることを確認します。

手順 2. その後、コンピュータを再起動し、パソコンのメーカーに応じて「F2」キーまたは「ESC」キーを押してBIOSにアクセスし、回復ドライブを最初に起動するドライブとして設定します。

手順 3. 変更を保存して再起動します。数秒後に、そのドライブから起動するために、あるキーを押すように求められます。そのキーを押してください。

手順 4. 「Windows セットアップ」で、言語、時間、キーボードなどを設定します。問題がなければ、「次へ」をクリックします。

手順 5. 「コンピューターを修復する」をクリックします。

コンピューターを修復するをクリック

注意:Windows 11で作成した回復ドライブを使用している場合は、起動した後にキーボードレイアウトを選択する必要があります。

方法 5. 強制的に再起動して回復環境を起動する

回復ドライブがなくて、コンピュータが起動できない場合は、コンピュータを強制的に再起動して回復環境を起動することができます。詳細は以下の通りです。

手順 1. コンピュータが完全にシャットダウンするまで電源ボタンを押し続けます。

手順 2. 再度電源ボタンを押して、コンピュータの電源を入れます。

手順 3. 前述の2つの手順を2~3回繰り返します。その後、起動中にWindowsのロゴ、「お待ちください」、「PCを診断中」などの画面が表示されます。次の画面に進む前にお待ちください。

お待ちください

手順 4. その後、「回復」ウィンドウに移動し、「詳しい修復オプションを表示する」をクリックします。「オプションの選択」が表示され、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」の順にクリックします。

回復環境でWindows 11を回復する方法

Windows 11のWin REにアクセスすると、「オプションの選択」に「続行」「デバイスの使用」「トラブルシューティング」「PCの電源を切る」の4つのオプションが表示されます。では、これらのオプションにはどのような機能があるのでしょうか?

「続行」では、回復環境を終了してWindows 11を起動することができます。
「PCの電源を切る」では、コンピュータをシャットダウンすることができます。
「デバイスの使用」では、USBドライブ、ネットワーク接続、またはWindows回復ドライブを使用することができます。
「トラブルシューティング」では、PCをリセットしたり、スタートアップ修復やシステム復元を実行したりすることができます。それ以外、コマンドプロンプトなどの他の詳細オプションも使用できます。

パソコンをリセットしたり、修復したりしたい場合は、どれを使えばいいのでしょうか?

>> 「デバイスの使用」を実行すると、ハードディスクにあるすべてのファイルとアプリを削除され、インストールディスクを使ってWindows 11を再インストールします。BIOSで起動ドライブの優先順位を変更できない場合は、このオプションで変更することができます。

ドライブの使用

>> 「トラブルシューティング」をクリックすると、「PCを初期状態に戻す」、「詳細オプション」の2つのオプションが表示されます。

トラブルシューティング

コンピュータをリセットするため、「PCを初期状態に戻す」を選択する場合は、以下の記事にある方法2の手順に従ってください。

アプリを失うことなくWindows 11をリフレッシュする方法3つ

回復ドライブがあって、「ドライブから回復する」を選択する場合には、以下の記事をご覧ください。

リカバリディスクからWindows10/11システムの復元方法

「システムの復元」を使ってWindows 11を復元するには、「詳細オプション」をクリックし、「システムの復元」を選択します。詳細な手順は、以下の記事を読み進めてください。

コンピューターが起動できない時システム復元を行う方法

「システムイメージ復元」でWindows 11を復元するには、「詳細オプション」→「システムイメージ復元」の順にクリックします。詳細は以下の記事をご覧ください。

コンピューターが起動できない時システム復元を行う方法

Windows 11で「回復環境が見つかりません」エラーが発生した場合は?

Windows11で、システムの再インストールを行おうとした際に、「回復環境が見つかりません」が表示されたことがあります。では、このエラーを修正してからコンピュータを復元する方法がありますか?エラーを修正できない場合は、どのようにコンピュータを復元すればよいのでしょうか?

「回復環境が見つかりません」というエラーは、WinREが無効になったり、Winre.wimファイルが破損したり、インストールディスクが壊れたりすることが原因である可能性があります。以下の記事は解決方法をご紹介しています。

【無料】「回復環境が見つかりません」エラーを修正する3つの方法

エラーを修正できない場合は、AOMEI Backupper Standardというサードパーティのツールを使用して、Windows 11のWin REを作成することをお勧めします。AOMEI Backupper Standardを使用すると、ブートファイルを保存するデバイスや起動優先順位の設定が必要ありません。また、システム起動時に毎回WinREにアクセスし、システムイメージや他のバックアップを復元することができます。

それでは、このソフトを使ってWindows回復環境を作成して開く方法をご紹介します。

手順 1. AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールして開きます。そして、「ツール」→「回復環境」をクリックします。

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回復環境をクリック

手順 2. 表示される画面で、「AOMEI Backupper回復環境を有効にする」にチェックを入れ、「ブートメニューの代機時間」を設定します。そして、「次へ」をクリックします。

回復環境を有効にする

手順 3. 次に、「AOMEI Backupper回復環境の起動オプションが次回のシステム起動時に有効になる」というメッセージが表示され、「OK」をクリックして確認します。

OKをクリック

手順 4. 回復環境の作成が完了するまで待ちます。その後、コンピュータを再起動して、AOMEI Backupper回復環境の起動オプションがあるかどうかを確認します。

★ 注意:
動的システムおよびWindows 7以前のシステムには対応していません。
ソフトウェアが自動更新・登録されたり、回復環境がなくなったりする場合に、回復環境を更新することをお勧めします。
本ツールは、Windows 11の回復環境に入るための入り口だけです。Windows 11の復元を実行するためには、正常に動作しているときのWindows 11コンピュータでシステムイメージのバックアップを作成する必要があります。
データを守るためには、Windows 11の起動可能なUSBを作成したほうがいいです。なぜなら、AOMEI Backupperによって作成された回復環境は、C:\Aomei Recoveryに保持されており、システム障害によって簡単に破損してしまうからです。

まとめ

この記事を読んだ方は、パソコンを修復・回復するために、Windows 11の回復環境を簡単に起動する方法がすでにご存知かもしれません。しかし、Windows 11の回復環境が見つからず、起動できない可能性があります。

この場合に、エラーを修正するか、直接AOMEI Backupper Standardを使用してWindowsの回復環境を作成することができます。このツールは、システム起動時に回復環境に直接アクセスして復元することができ、起動ファイルを保存するデバイスや起動ディスクの起動優先順位を設定する必要もありません。

さらに、このソフトを使用してシステム、ディスク、パーティション、ファイルをあらかじめバックアップし、災害が発生した後、それらを簡単に復元することができます。データを守るために、今すぐダウンロードして使ってみましょう。