Windows 11でダイナミックディスクをクローンする方法2つ

この記事では、ダイナミックディスクをクローンする2つの方法をご紹介します。1つの方法はダイナミックディスクをベーシックディスクに変換してから、クローンを作成します。もう1つの方法はより簡単で、変換せずにダイナミックディスクのクローンを作成できます。興味のある方、是非読み進めてください。

Machi

By Machi 最終更新日: 2023年06月08日

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ダイナミックディスクとベーシックディスクについて

ベーシックディスクは、コンピュータのハードディスクドライブ(HDD)やSSDなどで使用される標準的なディスクフォーマットです。ベーシックディスクでは、ディスク全体は論理ドライブとして1つのパーティションに分割されます。

一方、ダイナミックディスクは、Windowsオペレーティングシステムで使用される特殊なディスクフォーマットです。ダイナミックディスクでは、ディスクを複数の容量可変サイズのボリュームに分割することができます。また、複数の物理ディスクを組み合わせて、1つの大きな論理ディスクを作成することも可能です。

ダイナミックディスクのクローン

ベーシックディスクと比較して、以下のようなメリットがあります:

ダイナミックディスクは、複数のパーティションをまとめて1つのボリュームを作成することができます。これにより、複数のパーティションにある未割り当て領域を共有ボリュームにまとめ、使用可能なディスク容量を有効に活用することができます。
ダイナミックディスクを使用している場合、フォールトトレラントボリューム(RAID5またはRAID1)を作成することができます。
データを異なるハードディスクに保存し、ストライプボリュームを作成することができます。これらのボリュームは、複数のディスクがデータを並列に読み書きできるようにすることで、ディスクのパフォーマンスを向上させることができます。

Windows 11でダイナミックディスクをクローンする原因

なぜダイナミックディスクのクローンを作成する必要があるのか、代表的な原因は以下の通りです:

ダイナミックディスクをクローン

ダイナミックディスクの容量が足りないので、より大きいディスクにクローンする必要があります。
ダイナミックディスクの性能が悪いため、パソコンの動作が遅くなり、起動時間も長くなります。そこで、ダイナミックディスクをSSDにクローンして、ディスクのパフォーマンスを向上させることを検討することができます。
ダイナミックディスクをクローンすることは、システムとデータを保護するための良い方法です。また、クローンしたディスクを使ってコンピュータを直接起動することもできます。

Windows 11でダイナミックディスクをクローンする方法

これからは、ダイナミックディスクのクローンを作成する2つの方法をご紹介します。

お使いのパソコンにクローンソフトがある場合、まずダイナミックディスクをベーシックディスクに変換してから、クローンを作成します。
お使いのコンピュータにクローンソフトがない場合、またはより簡単な方法を探している場合、専門的なディスククローン用ソフトを使って、ベーシックディスクに変換せず直接ダイナミックディスクのコピーを作成することができます。

方法 1. ダイナミックディスクを変換してクローンする

Windows 11でダイナミックディスクをクローンするには、まずダイナミックディスクをベーシックディスクに変換する必要があります。そして、パソコンに標準搭載されているクローンソフトを使ってクローンを作成します。パソコンのメーカーによって搭載されているクローンソフトが異なるので、ここでは、「ディスクの管理」でダイナミックディスクをベーシックディスクに変換する方法のみをご案内します:

手順 1. 「Win」キー +「R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「diskmgmt.msc」と入力して「Enter」キーを押します。

「ディスクの管理」を開く

手順 2. 「ディスクの管理」が表示され、ダイナミックディスクのボリュームを右クリックし、「ボリュームの削除」を選択します。繰り返してダイナミックディスク上のボリュームを全部削除するまでです。

「ボリュームの削除」を選択

注意:ダイナミックディスクのすべてのボリュームを削除したら、ボリューム上のデータは復元できません。したがって、ディスクに重要なデータがある場合は、あらかじめバックアップする必要があります。

手順 3. すべてのボリュームが削除されたら、タイミングディスクを右クリックして「ベーシック ディスクに変換する」を選択します。プロセスが完了するまで待ちます。

「ベーシックディスクに変換」を選択

ダイナミックディスクをベーシックディスクに変換した後、パソコンが標準で備えるクローンソフトを使用することができます。例えば、Samsungユーザーであれば、Samsung Data Migrationを使用してクローンを作成することができます。

Samsung Data Migration

しかし、こんなクローンソフトは通常、自社のディスクしか使えません。ターゲットディスクにクローンソフトが付いていない場合、またはもっと簡単な方法を探している場合は、2番目の方法に従ってWindows 11でダイナミックディスクを直接クローンすることができます。

方法 2. ダイナミックディスクを変換せずにクローンする

この方法は、信頼性の高いクローンソフト-AOMEI Backupper Professionalを使用してダイナミックディスクをクローンすることです。このソフトは全メーカー製のパソコンとディスクに対応しています。そして、ダイナミックディスクのクローンを作成するには、ベーシックディスクに変換する必要はありません。さらに、クローンした後、ダイナミックディスクのデータも失うことはありません。

ダイナミックディスクを変換せずにクローンする

このソフトは「ディスククローン」「システムクローン」「パーティションクローン」の3つのクローンモードをサポートしています。

システムクローン」と「パーティションクローン」はダイナミックディスクをクローンするのに役立ちます。ダイナミックディスク全体だけではなく、ダイナミックディスクにあるシステムだけ、ダイナミックディスクボリュームだけをクローンすることができます。自分のニーズに応じて選択することができます:

  • ダイナミックディスクにあるシステムだけをクローンしたい場合は、「システムクローン」を選択してください。
  • ダイナミックディスクボリュームだけをクローンしたい場合、「パーティションクローン」を選択してください。
  • ダイナミックディスク全体をクローンしたい場合、まず「システムクローン」でシステムをクローンし、そして、「パーティションクローン」でデータボリュームをクローンすればよいです。

それに加えて、このソフトは以下のようなメリットがあります:

起動可能:クローンした後、パソコンをクローンしたディスクから直接起動することができます。
インテリジェントクローン:デフォルトでは、使用されているセクターのみをクローンするので、大容量HDDを小容量SSDにクローンすることができます。また、この機能によって不良セクターをスキップできます。不良セクターによるクローン失敗を避けられます。
複数のクローン先:USBドライブ、SDカード、内蔵/外付けHDD/SSDなどのクローン先にクローンすることができます。
様々のシステム:Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。

AOMEI Backupperでダイナミックディスクをクローンする前に、いくつかの準備作業を行う必要があります:

ディスクを接続する:ターゲットディスクをパソコンに接続し、パソコンに検出できることを確認してください。
ファイルをバックアップする:クローンした後、クローン先のデータはすべて削除されるので、あらかじめ重要なファイルをバックアップしてください。
ソフトをダウンロードする:安全で信頼できるディスククローンソフト-AOMEI Backupper Professionalをダウンロードしてインストールしてください。
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そして、以下の手順に従って、ダイナミックディスクのクローンを作成しましょう。

「システムクローン」でダイナミックディスクにあるシステムをクローンする

手順 1. AOMEI Backupper Professionalを開きます。「クローン」→「システムクローン」をクリックします。

「システムクローン」を選択

手順 2. Windows 11の実行に必要なドライブは既に選択されるので、コピー先のみを選択すればよいです。

ターゲットディスを選択

手順 3. コピー先がSSDの場合、「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れると、SSDの読み書き速度を向上させることができます。問題がなければ、「開始」をクリックします。

「開始」をクリック

セクター単位のクローン:セクターが使用されるかどうかに関わらず、すべてのセクターをクローンします。この機能で、暗号化されたドライブを解除せずに直接クローンすることができます。この機能を選択する前に、コピー先の容量はダイナミックディスクと同じまたはより大きいことを確認してください。※「パーティションを編集」と同時に使えません。
パーティションを編集:クローン先のディスクはシステムより大きい場合、容量を最大限に活用するには、このオプションで、「パーティションのサイズを手動で変更」または「各パーティションに未使用領域を追加」の2つオプションから、クローン先のディスクのパーティションのサイズを調整できます。クローン完了後、クローン先のディスクに使えない未割り当て領域がないことを確保できます。

パーティションを編集

クローンが完了した後、パソコンをターゲットディスクから起動しましょう。

パソコンを再起動して、パソコン/マザーボードのメーカーに応じて「F2」「Del」などを押し続け、「BIOS」に入ります。矢印キーを使って「Boot(ブート)」タブを選択します。ターゲットディスクを最初に起動するドライブに設定します。「F10」を押して、設定を保存して終了します。パソコンが再起動され、設定が有効になります。

BIOS設定

▶ ヒント:起動ドライブを変更しても、パソコンがターゲットディスクから起動しない場合、「パソコンが間違ったドライブから起動する問題を修正する」をご参照ください。*この記事で紹介する方法は、Windows 11にも適用しています。
「パーティションクローン」でデータボリュームをクローンする

これから、ダイナミックディスクボリュームをターゲットディスクにクローンします。まずAOMEI Backupperを開きます。「クローン」→「パーティションクローン」をクリックして、データパーティションを選択します。あとは画面の指示に従ってください。

「パーティションクローン」を選択

パーティションのクローンが完了すれば、ダイナミックディスクのクローンがすべて完成しました。ご覧のとおり、AOMEI Backupperを使用してベーシックディスクに変換せず、再インストールの面倒な作業もせず、ダイナミックディスクのクローンを簡単に作成することができます。

まとめ

この記事では、ダイナミックディスクをクローンする2つの方法をご紹介しました。コンピュータには標準搭載されているクローンソフトがある場合、まずダイナミックディスクをベーシックディスクに変換してから、ターゲットディスにクローンします。しかし、ベーシックディスクに変換したら、すべてのデータが失われるので、ダイナミックディスクのデータをあらかじめバックアップしなければなりません。

したがって、安心安全なクローンソフト-AOMEI Backupper Professionalでダイナミックディスクのクローンを作成することをお勧めします。このソフトで、ベーシックディスクに変換せずにダイナミックディスク全体、ダイナミックディスクにあるシステムだけ、ダイナミックディスクデータボリュームだけをクローンすることができます。クローンした後、ターゲットディスから直接起動し、ソースディスクのようにアプリを使ったり、データにアクセスしたりすることができます。さらに、このソフトはすべてのWindows OSに対応しています。

Windows Serverのユーザーであれば、AOMEI Backupper Serverを使用してください。今すぐダウンロードして使ってみましょう!

Machi
Machi · この記事を書いた人
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。