By ゆき / Last Updated August 9, 2019

この記事では、Windows 10/8/7でOneDriveと外付HDDを自動同期させる無料ツールの使い方を紹介します。スケジュールされた同期またはリアルタイム同期のタスクを設定することができます。

OneDriveと外付HDDの同期の必要性

OneDrive(ワンドライブ)は、Microsoft社が提供している無料のオンラインストレージです。簡単にいうと、インターネット上のファイル保存場所です。

OneDriveはインターネット上にあるので、インターネットにつながっている端末なら、どこでもファイルを保存したり、開くことができます。同じMicrosoftアカウントでサインインすることで、別のパソコンからでもファイルを利用することができます。

Windows版のOneDriveアプリをインストールすると、デフォルトで「%USERPROFILE%\OneDrive」というフォルダ以下にあるファイル/フォルダをオンラインストレージ(OneDriveクラウド)とリアルタイム同期します。必要に応じて、別ドライブの異なるフォルダを指定することも可能ですが、単一のフォルダツリーだけが同期の対象となるため、同期したいファイルをこのフォルダ以下に集めて保存します。このフォルダをOneDriveフォルダと呼びます。

異なるデバイスでOneDrive(クラウドストレージ)上のファイルを常に使う必要がある場合、インターネットに接続していないオフライン環境に備え、OneDriveフォルダをリムーバブル・ストレージ・デバイスと同期することができます。

また、ランサムウェアの感染などでOneDriveフォルダ内のファイルが暗号化または破損されたら、これらのファイルがOneDriveクラウドと自動同期されるため、データを失わないように、OneDriveフォルダのオフサイトバックアップを取り、データのもう1 つの保護層を提供する必要があります。

OneDriveと外付HDDを同期させるフリーソフト

AOMEI Backupper Standardは信頼性の高いファイル&フォルダの同期ツール(無料)で、Windows 10/8/7に対応します。OneDrive、Dropbox、Google Driveなどのフォルダを同期することができます。またOneDrive、Dropbox、Google Driveなどのフォルダから同期することもできます。一方向同期を設定して、OneDriveフォルダ以下にある一部またはすべてのファイル/フォルダをリムーバブル・ストレージ・デバイスと同期することができます。

ファイルを自動で同期させたい場合、スケジュールを追加して同期タスクを実行するかまたはOneDriveフォルダをリアルタイムで同期することができます。この無料ファイル同期・バックアップソフトを使用すると、複数の同期タスクを作成してOneDriveフォルダ以外のフォルダを同期することもできます。

OneDriveフォルダとUSBメモリを同期させる方法

Windows用OneDriveデスクトップアプリをインストール、設定したら、次の手順に従ってOneDriveフォルダを保持しながら、外付HDD(USBメモリを例としましょう)と同期することができます。

1. この無料フォルダ同期ツール - AOMEI Backupperをダウンロードし、インストールし、起動します。

2. 「バックアップ」タブ→「同期」をクリックします。

同期

3. 同期の画面で「フォルダを追加」をクリックしてOneDriveフォルダをソースフォルダ(同期元)として選択します。OneDriveフォルダ全体を同期したくない場合、1つ以上のサブフォルダをソースフォルダとして指定することもできます。

フォルダを追加

ヒント:特定の拡張子を使用するファイルを同期したくない場合、フィルタを設定して条件に合うファイルを除外することができます。でも、フィルタオプションというフィルタ機能はAOMEI Backupper Professional版で利用可能です。

4. 下図のように接続した外付けHDD(USBメモリ)またはその上のフォルダを同期先として選択します。

同期先

5. 必要があれば、「スケジュール」をクリックして自動同期を設定することができます。電子メール通知など、もっとたくさんのオプションについて、「オプション」をクリックすることができます。最後は、問題なければ「開始」をクリックします。

開始

これで、OneDriveフォルダ内のコンテンツは設定したとおりに外付けHDDと同期されます。ファイルとフォルダの同期だけでなく、このフリーソフトは他の機能も提供します。例えば、ファイルバックアップ、システムバックアップ、HDDクローンなどです。

OneDriveフォルダを外付けHDDに移動する

元のOneDriveフォルダの場所が気に入らない場合、OneDriveの同期先を他のドライブ・場所に変えることができます。通常、OneDriveの設定を変更しないと、OneDriveフォルダはCドライブ以下にあります。システムドライブが壊れることで、OneDriveフォルダ内のファイルも壊れるかもしれません。

しかも、PC上(ローカル)のOneDriveフォルダはWeb上のOneDriveクラウドと自動的に同期されるので、OneDriveのローカルフォルダに何か問題が発生すると、ファイルは完全に失われる危険性が高いです。データをうまく守るために、OneDriveフォルダをUSBメモリなどの外付けHDDに移動する必要があります。

手順 1. 通知領域(タスクバー)で「隠れているインジケーターを表示します」の矢印をクリックし、表示されたアイコンの一覧から「OneDrive」アイコンを右クリックし、表示されたメニューから「設定」を選択します。

設定

手順 2. Microsoft OneDriveが表示されるので、「アカウント」タブの「このPCのリンク解除」をクリックします。

このPCのリンク解除

手順 3. 「この PC 上のアカウントのリンクを解除しますか?」と表示されるので、「アカウントのリンクを解除」ボタンをクリックします。

アカウントのリンクを解除

手順 4. すると「OneDriveを設定」が表示されます。暫くこれを無視しましょう。

ヒント:現在のOneDriveの同期を解除しますが、クラウドのデータは消えるわけではないので安心して次の手順を実行してください。

手順 5. 次に、OneDriveフォルダーを移動します。エクスプローラーを起動し、OneDriveフォルダ(通常、C:\Users\[ユーザー名]にある)を探し、選びます。「ホーム」タブで、「移動先」→「場所の選択(外付けHDDまたはその上のフォルダを移動先として選択する)」→「移動」を順にクリックします。

移動先

手順 6. OneDriveフォルダ内のすべてのコンテンツを外付けHDDに移動した後、「OneDriveを設定」画面に戻って、自分のOneDriveアカウントでサインインします。

OneDriveを設定

手順 7. 後は、指示に従って「OneDriveフォルダーです」画面の「場所の変更」をクリックして新しいフォルダーの場所を選んでから 「OK」をクリックします。新しい場所のOneDriveフォルダーに既にファイルがあることを知らせるメッセージが表示され、「この場所を使用」を選んでOneDriveの設定を終了します。

場所の変更

上述したとおり、OneDriveフォルダのデフォルト・パスはデータ保護に理想的でないので、OneDriveフォルダから外付けHDDへ完全同期を実行したり、OneDriveフォルダを外付けHDDに移動する必要があります。