ワークフォルダを簡単に同期するぞ!
ワークフォルダは同期していない場合がどうすればよいでしょうか?この記事では、この問題を解決する方法とワークフォルダ/作業フォルダを同期するためのより良い方法を紹介します。
ワークフォルダとは?
ワークフォルダを同期する前に、まずワークフォルダとは何かを理解しましょう。
Windows 8.1で新たに導入された「ワーク・フォルダ」とは、複数のクライアントからファイル・サーバ(Windows Server 2012 R2)上に置いたファイルをネットワーク経由で共有、同期させる機能である。社内だけでなく、インターネットや自宅からも自由にアクセスできるようになるという、いわゆる「BYOD」を支援するための機能だ。SkyDriveのようなインターネット・ストレージ・サービスが持つファイル同期・共有と同等の機能を提供するが、商業サーバではなく自社のサーバを使って実現するので、セキュリティやコスト、ストレージ容量なども自由に設定/管理できる。現在のところワーク・フォルダのクライアントとして利用できるOSはWindows 8.1だけだが、Windows 7やスマートフォン向けクライアントの提供なども計画されている。
- IT用語辞書
また、ワークフォルダは、フォルダリダイレクト、オフラインファイル、およびホームフォルダの既存の展開を使って、展開できます。ワークフォルダでは、サーバー上の同期共有と呼ばれるフォルダに、ユーザーのファイルを保存します。既にデータを含むフォルダを指定することができるため、サーバーやデータを移行することなく、ワークフォルダを採用できます。また既存のソリューションを速やかに停止することもできます。
ワークフォルダは同期していない場合の修正方法
ワークフォルダが時々機能しないことがあります。例を見てください。
ワークフォルダを使用しているクライアントがあります。それを使用してから比較的うまく機能しました。でも現在、同期する時にいくつかの問題があります。プログレスバーは83.3KBになると進んでいかないくせに、フォルダが正常に同期しまったことをユーザーに通知します。要するに、フォルダ同期が完成したことを表示しても、同期待ちのフォルダが残ったままです。
- あるユーザーからの質問
同じ問題が発生した場合、以下に示すいくつかの解決策がありますので、ご安心ください。
1. 作業フォルダの同期が停止し、パスワードが必要になる
パスワードは、サーバー上の管理配置であり、クライアントに適用されます。ユーザーのPCとデバイスに次の規則を適用します。
● パスワードの長さは最短6位
● 15分以下に設定された自動ロック画面
● 最大10回のパスワード再試行
2. 作業フォルダの同期が停止し、ファイルを暗号化できない
管理者がファイルをクライアント上で暗号化する必要のある場合、ワークフォルダは暗号化されたフォルダを作成します。暗号化が失敗した場合、ユーザーは失敗したことを確認して、別のパスを使用するように求めます。以下のような理由で同期に失敗することがありますので、原因を確認し、修正することができます。
● フォルダがUSBドライブにあり、そのドライブが暗号化に対応していません。
● 既存のワークフォルダがあり、それは他のキーによって暗号化されています。
● デバイスがドメインに参加している場合、「デフォルトドメインポリシー」で期限切れ/失効した証明書を検索(修正)することができます。でもそれがクライアントでの暗号化を妨げるかねません。
3. 作業フォルダの同期が停止し、競合ファイルが生成される
同じファイルを異なるデバイスで変更する場合、競合ファイルが生成されます。次の理由を1つずつ確認してください。
● ユーザーがデバイスを閉じずにファイルを変更した場合、ファイルはサーバーに同期できません。
● サーバーが同期元データベースを失った場合、クライアントとサーバーはファイルセットを比較して同期対象を決定する必要があります。クライアントとサーバー間に異常があった場合、競合が発生します。
ワークフォルダを簡単に同期する方法
ワークフォルダは、ネットワークサーバーとコンピューター間でファイルを同期するのに役立ちますが、何らかの理由で同期に失敗する場合があります。したがって、プロなファイル同期ソフトウェアを選択して、それを置き換えることをお勧めします。AOMEI Backupper Serverは最高の選択肢だと思います。
ファイル/フォルダを外付けHDD、NAS、リムーバブルUSBメモリなどの場所に同期できます。また、毎日、毎週、毎月などのスケジュールされた同期もサポートします。さらに、リアルタイム同期と呼ばれる重要な機能があります。変更(追加、変更、または削除)されたファイルとフォルダを、遅延なくターゲットデバイスに自動的に同期できます。
では、ステップに従って、このソフトウェアでファイルを同期しましょう~
ステップ 1. AOMEI Backupper Serverをダウンロードし、インストールして起動してください。
ステップ 2. 「同期」⇒「ベーシック同期」をクリックします。
- ★他の選択可能な同期モードは3つあり、それらはさまざまな目的のために設計されています:
- リアルタイム同期:如何なる削除/追加/変更操作は同期元のフォルダから同期先のフォルダへリアルタイムで同期されます。
- ミラー同期:同期先のフォルダは常に同期元のフォルダと同じファイルを保持します。
- 双方向同期:一方でファイルを変更すると、もう一方のディレクトリで同期を取ります。
ステップ 3. 「フォルダを追加」をクリックして、同期するファイルまたはフォルダを選択してください。
ステップ 4. 下のボックスで同期先を選択してください。Googleドライブ、Dropbox、ネットワーク共有またはNASなどを選択できます。
ステップ 5. 「オプション」をクリックして、ニーズに応じて同期をカスタマイズします。「スケジュール」をクリックして、Windows Serverのファイルを自動的に同期できます。次に、すべてがOKであることを確認し、「開始」をクリックします。
- デイリー/ウィークリー/マンスリー:これらの機能は、いつでもどこでも柔軟にアクセスできるように、ファイルを継続的に同期するのに役立ちます。
- イベントトリガー:操作を妨げることなくファイルをバックアップまたは同期するには、イベントトリガーで「システムシャットダウン」を使用することを検討してください。
- USB挿入:データをUSBフラッシュドライブに自動的に同期してどこにでも持っていくには、「USB挿入」を使用できます。人間の介入は必要ありません。
結論
実際、ワークフォルダは作成プロセスが非常に複雑であるため、ファイルを同期するのに適した方法ではありません。また、「ワークフォルダが同期していない」などの問題が発生する場合もあります。修正することができますが、毎回正常に修復されるという保証はありません。したがって、AOMEI Backupper Serverでファイルを同期することをお勧めします。
AOMEI Backupper Serverでファイルを同期する他に、クラウドストレージAOMEI Cloudを提供しています。「クラウドバックアップ」機能で、ファイル/フォルダをAOMEI Cloudにバックアップできます。
バックアップは同期と違い、バックアップするファイル/フォルダの異なるバージョンを保持しています。このため、ファイル/フォルダをある日に編集する前の状態に戻したいなら、バックアップが役立ちます。AOMEI Cloud(1TB)は、15日間無料試用可能で、ぜひ使ってみてください。