ポータブルHDD『My Passport』は、PC上のファイルをWD Passportドライブに自動バックアップできるWD Backupソフトウェアを備えています。しかし、動作環境の制限や一部の機能制限があります。大切なファイルを保護するために、WD Backupの代替ソフトウェア「AOMEI Backupper」でMy Passportへの自動バックアップを実行することをお勧めします。
WD(ウエスタンデジタル)の外付けハードディスク「My Passport」!
My Passportは、外出時でもあなたに安心と自由をもたらす、信頼性の高い大容量ポータブルストレージです。手のひらに収まるコンパクトでスタイリッシュなデザインで、写真、ビデオ、音楽、ドキュメントを保存、整理できます。優れたWD Backupソフトウェアとパスワードロック機能を兼ね備えたMy Passportドライブなら、大切なデジタルコンテンツを安全に持ち運びできます。
My Passportは、購入後、本商品に添付されているUSB 3.0ケーブルとつなぐだけですぐに利用できます。文書ファイルや写真、動画などの転送、保存、バックアップがすぐに行えます。USB 3.0接続なので、速度も速いです。WDのハードディスクは3年保証があるので、大切なデータを保有するものだけに、長く安心して使えます。
My Passportには、WD Backup(スケジュールに合わせて自動的にバックアップできる機能がある)やWD Security(パスワードロックと256ビットAESハードウェア暗号化などのセキュリティ機能がある)など、データ保護に必要なソフトウェアがすべて搭載されています。また、さまざまなソーシャルメディアに対応するWD Discoveryソフトウェアも搭載されています。
上述のように、My PassportドライブにはWindows用WD Backupソフトウェアのインストーラーが格納されています。WD Backupソフトウェアを使えば、写真、ビデオ、音楽、ドキュメントを確実に保護できます。スケジュールに合わせて、接続しているPCの指定フォルダをMy Passportへ自動的に実行するよう設定できます。
「PC内のどのファイルをバックアップするか」を選べるのはもちろん、お使いのシステムからMy Passportドライブに重要なファイルをバックアップする時間と頻度を数回クリックだけで指定できます(スケジュールは毎時、毎日、毎月の3つから選択できるので、間隔を短くすればするほど失ってしまったファイルを取り戻せる確立は高くなる)。さらに、DropboxへのバックアップやDropbox上のファイルもバックアップすることができます。
ご存知のように、Windows10にもバックアップ機能が備わっていますが、WD Backupソフトウェアよりも多くの制限があります。例えば、どのファイルをバックアップするかはWindows標準バックアップツールでも指定できますが、曜日や日時などの細かい条件を指定したいのであればWD Backupが使いやすいです。また、WD Backupは最小のPCリソースのみを使用し、バックグランドで静かに動作、ファイルの追加・変更のたびに、瞬時にバックアップを実行するというメリットもあります。
次は、WD Backupを使用して、指定したファイル/フォルダを定期的に自動バックアップする方法についてご紹介しましょう。※注:My Passportドライブをパソコンと接続することを忘れないでください。
ステップ 1. 公式ウェブサイトからバックアップツール「WD Backup」をダウンロードするか、My Passportドライブに含まれているWDソフトウェアインストーラーから「WD Backup」をインストールします。
ステップ 2. WD Backupのセットアップ中に「ファイルをバックアップ」をクリックして、最初のバックアッププランを作成します。
ステップ 3. 「My Passport」をバックアップ先のドライブとして選択して「次へ」をクリックします。※注:バックアップ先は、My Passportだけでなく、クラウドストレージの「Dropbox」も選択可能です。
ステップ 4. 「スケジュールを編集」をクリックしてMy Passportの自動バックアップを設定します。そして、バックアップ対象のファイル(フォルダー)を編集・選択します。※注:バックアップを取る頻度には「毎時」「毎日」「毎月」は選択可能です。
ステップ 5. 設定完了後に「バックアップ開始」をクリックして、My Passportの自動バックアップを作成します。
しかし、WD Backupはデバイスを検出できないか、正常に機能しない場合はあります。こういう場合は、WD Backupの代替ツールAOMEI Backupperを使うことができます。
Windows 11/10/8/7でWD Backupが機能できない時の対処法
AOMEI Backupper StandardはWindows11、10、8、7、XP、Vista向け無料バックアップソフトです。それを使用して、PCからMy Passportドライブへ、またはMy PassportドライブからPCへファイルを簡単にバックアップできます。
次は、強力なバックアップフリーソフトAOMEI Backupper Standardを使用して、指定したファイル/フォルダを定期的に自動バックアップする方法についてご紹介しましょう。※注:My Passportドライブをパソコンと接続することを忘れないでください。
ステップ 1. AOMEI Backupper Standardを起動します。「バックアップ」タブをクリックしてから「ファイルバックアップ」を選択します。※注:必要に応じて、パーティション、システムまたはディスク全体をバックアップすることもできます。
ステップ 2. 「ファイルを追加」または「フォルダを追加」をクリックして、バックアップしたいファイル/フォルダを選択します。そして、パソコンに接続されているMy Passportをバックアップ先のドライブとして選択します。
NAS/共有フォルダまたはクラウドストレージにファイルをバックアップしたり、NAS/共有フォルダまたはクラウドストレージ上のファイルをバックアップしたりすることができます。
アドバンスト版の場合、フィルタを設定して、特定の拡張子を持つファイルを包含または除外することができます。
ステップ 3. My Passportの自動バックアップを作成するために、「スケジュール」をクリックして「デイリー」「ウィークリー」「マンスリー」を選択することができます。さらに、特定の時刻や時間間隔などを設定することもできます。増分バックアップがデフォルトでは実行されます。
ステップ 4. 「開始」をクリックして、My Passportの自動バックアップを作成します。
パソコン上のファイルをWD My Passportドライブにバックアップする方法は以上です。もちろん、AOMEI Backupperを使用して、My Passport上のファイルをパソコン、外付けHDD、ネットワーク場所、クラウドストレージなどにバックアップすることもできます。
また、AOMEI Backupper Professionalの「クラウドバックアップ」を選択してAOMEI Cloudにバックアップできます。AOMEI Cloudには1TBの空き容量があります。いつでもどこでも、AOMEIカウントにログインすれば、すぐにファイルを復元することができます。ディスクの紛失や損傷を心配する必要はありません。
必要があれば、AOMEI Backupperの「復元」機能を利用してバックアップからファイルを簡単に取り戻すことができます。
My Passportドライブ専用バックアップツール「WD Backup」を使用して、自動ファイルバックアップを作成できますが、お使いのパソコンと互換性がない場合、バックアップ作成に失敗した場合、ニーズを満たせない場合、WD Backupの代わりにあるAOMEI Backupperを使用できます。Windows11/10/8/7でMy Passportへの自動ファイルバックアップを簡単かつ迅速に作成できます。
それに加えて、AOMEI Backupperのクローン機能はディスク移行にも役立ちます。HDDを小容量SSDにクローン、SSDから別のSSDにクローン、OSのみを新しいHDDにクローンできます。興味のある方は、ぜひダウンロードして試してみましょう~