[Windows 10]vssvc.exeの高いディスク使用率を簡単に修正する6つの方法

Windows 10でvssvc.exeのディスク使用率が多い問題は、多くのユーザーを悩ませています。この記事ではこの問題を修正する6つの方法をご紹介します。参考になれば幸いです。

Machi

By Machi 最後の更新 2022年07月28日

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vssvc.exeとは?VSSとは?

vssvc.exe

vssvc.exeとは、VSSボリュームシャドウコピーサービス )の実行ファイルです。VSSは、シャドウコピーはスナップショットとも呼ばれ、ファイルデータの複製や、システム障害発生時のシステム復元機能に利用されます。

一定期間ごとや指定されたタイミングごとにファイルシステムの内容全体を複製し、ストレージ内の管理用の領域に保存します。誤ってファイルを削除したり上書きしてしまった場合、保存してあるものを取り出して復旧することができます。

vssvc.exeのディスク使用率の問題を解決するためVSSを無効にすべきでしょうか?

VSSはシステムリソースをあまり使用しませんが、vssvc.exeのディスク使用量が多いという問題が発生することがあります。では、この問題を解決するため、VSSを無効にすべきですか?

マイクロソフトやリアルタイム監視によると、VSSはCPUやシステムメモリをあまり使用せず、むしろユーザーにとって有用なものです。VSSはシステムドライブのバックアップを作成し、何か問題が発生したときには問題解決の大きな助けとなります。VSSサービスを無効にすると、前のバージョンや復元ポイントからデータを復元できなくなることがあります。したがって、VSSを無効にしないでください。

それなら、この問題を安全に解決するにはどうすればいいのでしょうか?

Windows 10でvssvc.exeのディスク使用率が高い場合の対処法

このパートは、Windows 10でvssvc.exeの高いディスク使用率を修正する方法をご紹介します。ニーズに応じていずれかの方法を選択することができます。詳細は下記をご覧ください。

方法 1. 「システムの復元」を無効にして再度有効にする

手順 1. 「スタート」ボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。

手順 2. 「ファイル名を指定して実行」で、「systempropertiesprotection」と入力して「Enter」キーを押します。

systempropertiesprotectionと入力

手順 3. 「システムのプロパティ」が表示され、「システムの保護」タブで「構成」ボタンをクリックします。

構成をクリック

手順 4. 「システムの保護を無効にする」を選択し、「適用」をクリックしてから「OK」をクリックします。

システムの保護を無効にするを選択

手順 5. システムを再起動し、前述の手順を繰り返し、「復元の設定」セクションで「システムの保護を有効にする」を選択します。「適用」をクリックしてから、「OK」をクリックして変更を保存します。vssvc.exeのディスク使用量が高い問題が解決されたかどうかを確認してください。

システムの保護を有効にするを選択

方法 2. 「Volume Shadow Copy」を停止して再起動する

手順 1. 「Win」キーと「R」キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。

手順 2. 検索ボックスに、「services.msc」と入力し、「Enter」キーを押して「サービス」を開きます。

手順 3. 「サービス」で、下にスクロールして「Volume Shadow Copy」を見つけます。そして、それをダブルクリックします。

volume shadow copyを見つける

手順 4. 「プロパティ」ウィンドウで、「全般」タブの下にある「サービスの状態」セクションを見つけ、「停止」をクリックします。そして、「開始」をクリックし、「OK」をクリックして変更を保存します。vssvc.exeのディスク使用量が高い問題が解決されたかどうかを確認してください。

停止をクリック

方法 3. 「タスク マネージャー」で「VSSVC.exe」を終了する

手順 1. 「Win」キーと「R」キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、「taskmgr」と入力して「タスク マネージャー」を開きます。

taskmgrと入力

手順 2. 「タスク マネージャー」の「プロセス」タブで、「VSSVC.exe」を見つけ、それを右クリックして「タスクの終了」を選択します。

方法 4. 「システムファイルチェッカー」を実行する

手順 1. 「スタート」ボタンを右クリックして、「コマンド プロンプト(管理者)」を選択します。

手順 2. 「Administrator: コマンドプロンプト」で、「sfc / scannow」を入力し、Enterキーを押します。

sfc / scannowを入力

注意:エラーをスキャン、修復するには時間がかかるので、しばらくお待ちください。完了したら、コンピュータを再起動し、「タスク マネージャー」を開き、vssvc.exeの高いディスク使用量が修正されたかどうかを確認します。

方法 5. 「システムパフォーマンストラブルシューティング」を実行する

手順 1. 「スタート」ボタンを右クリックして、「コマンド プロンプト(管理者)」を選択します。

手順 2. 「Administrator: コマンドプロンプト」ウィンドウで、「msdt.exe / id PerformanceDiagnostic」を入力し、「Enter」キーを押して実行します。

msdt.exe

注意:OSの速度とパフォーマンスを向上させるための設定変更に役立ちます。

方法 6. Windows 10のアプリとプログラムをリフレッシュする

上記5つの方法がうまくいかない場合は、Windows 10のOSをリセットするために、Windowsのアプリとプログラムをリフレッシュしてみてください。詳細は以下の通りです。

手順 1. 「Win」キーと「I」キーを同時に押して、「設定」を開きます。次に、「更新とセキュリティ」をクリックします。

更新とセキュリティをクリック

手順 2. 「回復」をクリックします。次に、「その他の回復オプション」セクションの「Windowsのクリーンインストールで新たに開始する方法」をクリックします。Windows 10のアプリとプログラムをリフレッシュする方法が表示されます。これから、画面の指示に従ってください。

Windowsのクリーンインストールで新たに開始する方法をクリック

VSSを使用してシャドウコピーを作成できるサードパーティー製のフリーソフト

上記の6つの方法は、Windows 10でvssvc.exeのディスク使用率が高い問題を解決するのに役立ちます。この問題が解決した後は、Windowsの複製ツールであるVSSを使用してシステムやファイルの複製を続けることができます。ただし、VSSは原則として同じデバイス内に複製を作成するため、デバイス自体が故障してしまうと、復旧することができなくなります。ファイルに対する誤操作などへの備えであり、バックアップの完全な代替とはなりません。

この問題を回避するために、無料のプロのバックアップソフト-AOMEI Backupper Standardを使用することをお勧めします。AOMEI Backupperは、外付けHDDやUSB、クラウドドライブ、NASなどのストレージデバイスにバックアップすることができます。お使いのデバイスが故障しても、他のストレージデバイスに保存されたバックアップファイルを使って、復元することができます。

それ以外、このソフトはWindowsバックアップサービスだけでなく、当社のバックアップサービス(AOMEIバックアップサービス)にも対応しているので、Microsoft VSSが動作しない場合でも、AOMEIバックアップサービスを使用して続行することができます。これにより、VSSのクラッシュのリスクを減らすことができます。

AOMEI BackupperでVSSを使用してシステムを簡単にバックアップ・復元する

次に、Microsoft VSSとAOMEIバックアップサービスの両方に対応しているバックアップソフト-AOMEI Backupper Standardについて、詳しくご紹介します。このソフトは次のようなメリットがあります:

ファイルバックアップ、システムバックアップ、ディスクバックアップ、パーティションバックアップの4つのバックアップソリューションをサポートしています。
毎日、毎週、毎月など、一定の間隔で自動バックアップを実行することができます。
Windows 7/8/8.1/10/11/XP/VistaなどさまざまなOSに対応しています。

これから、AOMEI Backupperを使用してシステムをバックアップする方法をご案内しましょう。

手順 1. AOMEI Backupper Standardをダウンロードして、インストールして、開きます。そして、「バックアップ」→「システムバックアップ」をクリックします。

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システムバックアップをクリック

手順 2. Windowsの実行に必要なドライブは既に選択されます。保存先だけを選択すればよいです。

保存先を選択

手順 3. 「オプション」→「バックアップの方法」をクリックして、「バックアップサービス」で「Microsoft VSS」または「AOMEIバックアップサービス」を選択することができます。確認した後、「はい」をクリックします。

バックアップサービス

オプション:バックアップサービスを設定する以外、メール通知を有効にしたり、システムバックアップの圧縮レベルを選択したりすることができます。
スケジュール:毎日/毎週/毎月で自動バックアップを実行することを設定することができます。システムが破損して正常に起動できない場合、前に作成されたバックアップファイルを復元してコンピュータを正常に起動させることができます。
スキーム古いバックアップファイルを自動的に削除することを設定でき、保存先の容量を節約することができます(AOMEI Backupper Professionalで利用可能)。

手順 4. 問題がなければ、「開始」をクリックして、Windows 10のOSをバックアップします。

開始をクリック

パソコンに問題が発生した時、バックアップされたシステムイメージを復元したい場合は、AOMEI Backupper Standardを起動し、「復元」→「タスクを選択」または「イメージファイルを選択」をクリックして、画面の指示に従って、システムを簡単に復元することができます。

復元

まとめ

この記事では、Windows10でvssvc.exeのディスク使用率が高い問題を修正する6つの方法をご紹介しました。 これらの解決策で問題を解決できない場合は、AOMEI Backupper Standardを使用することができます。このソフトはMicrosoft VSSとAOMEIバックアップサービスの2つのバックアップサービスをサポートしています。

VSSが利用できない場合、AOMEIバックアップサービスを使用して、バックアップが正常に完了することを保証できます。また、このソフトは変更されたものだけをバックアップすることを設定できます。

さらに、優れたディスククローンソフトでもあり、ディスククローンを簡単に作成することができます。システムが動作しない場合、クローンされたディスクを使用してコンピュータを直接起動することができます。今すぐダウンロードして、使ってみましょう。

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Machi
Machi· 編集者
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。