再インストールせずに、MBRディスクをGPT SSDにクローンする方法

Windows 11/10/8/7を再インストールしないで、MBRディスクをSSDにクローンして、アップグレードしたいですか?この記事では、MBRディスクをGPT SSDに置き換える方法について説明します。クローン後にMBRパーティションテーブルが失われることを心配する必要がありません。

Akira

By Akira 最後の更新 2023年08月11日

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なぜMBRディスクをGPT SSDにクローンするのか?

多くの人が十分なストレージスペースのために、ハードディスクをより大きなディスクにクローンしたいと思いますが、MBRディスクをGPT SSDにクローンするメリットは何ですか?HDDと比較して、どのように優れているのでしょうか?ここでは、ハードディスクをSSDに交換する主な理由を2つご紹介します。

HDD VS SSD

● より良いパフォーマンスを得るために:

大容量を求めてMBR HDDを別のものにクローンすると、今後の使用で不具合が続出する可能性が非常に高いです。また、データの蓄積に伴い、パソコンの動作も徐々に遅くなっていきます。

比較的長い期間、良好な使用感を楽しむためには、一般的にHDDよりも高速、静音、冷却、耐久性が高く、消費電力がはるかに少ないSSDにHDDをクローンすることが推奨されます。

● SSDは現在、比較的手頃な価格で購入可能:

昔は、SSDを買うときは、高い値段に見合うだけのメリットがあるかどうかを検討する必要がありました。しかし現在では、製造技術の向上と供給量の増加により、SSDはより手頃な価格になっています。

通常のSATA SSDだけでなく、PCI-Express、mSATA、M.2 SSDなど、選べる選択肢は様々です。Samsung 970 EVO、Samsung M.2、WD Blue SSD、Mushkin Reactor SSD、PNY SSDなど、多くの人気SSDがAmazon、Scan.comなどで販売されています。

MBRディスクをGPT SSDにクローンする前に知っておくべきこと

古いコンピューターをより高速に実行したい場合は、ソリッドステートドライブ(SSD)をインストールして元のドライブを置き換えることができます。古いパソコンのシステムディスクがMBR形式の場合、MBRディスクを新しいGPT SSDディスクにクローンする必要があります。

システムパーティション(C:ドライブ)以外に、システム予約パーティションがハードディスクにある場合、そのパーティションをクローンする必要があります。Windowsをインストールする前にハードディスクをパーティション分割した場合、システム予約パーティションは作成されません。

通常、新しいSSDは初期化されていません。ハードドライブのクローン作成もパーティションスタイルのクローンを作成するため、クローン作成の前にSSDを初期化する必要はありません。SSDが初期化されている場合は、それがMBRパーティションスタイルであることを確認する必要があります。それ以外の場合は、MBRをGPT SSDにクローンする前に、コンピューターがUEFIブートモードをサポートしていることを確認するか、GPTをMBRに変換する必要があります。

MBR HDDをSSDにクローンするために必要なものは何ですか?

MBR HDDをSSDにクローンする前に、いくつかの準備が必要:

Windows 11/10/8/7がMBRディスクにインストールされたパソコン
元のハードディスクの使用容量より大きいSSD
SSDを接続するためのケーブルまたはSATA-USBアダプタ
MBR HDDをSSDにクローンできるソフト

ここでは、最高のディスククローンツール-AOMEI Backupper Professionalをお勧めします。MBRディスクとGPTディスク間でクローンを安全かつ簡単に実行でき、クローンしたディスクからパソコンを起動できます。また、このソフトは以下のメリットがあります:

ディスククローン、パーティションクローン、システムクローンをサポートしています。ディスク全体、特定のパーティション、またはOSのみを好きなようにクローンすることができます。
インテリジェントクローン、セクター単位のクローン、ライブクローンをサポートしています。コンピュータを通常通り使用している間に、ハードドライブの使用されているセクタまたはすべてのセクタを別のハードドライブにクローンすることができます。
SSDディスクのパフォーマンスを向上させることができます。SSDの読み書き速度を速めたり、寿命を延ばしたりするための「SSD 4Kアライメント」機能があります。
 Windows Vista、XP、7、8、8.1、10、11(32ビットと64ビットを含むすべてのエディション)で利用できます。

移行する前に、AOMEI Backupper Professionalをダウンロードしてください:

Proの無料体験版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速
注意:Windows Server 2012/2016/2019/2022に対応したい場合、Server版を使うことができます。企業で台数無制限のPCを守りたい場合、Technician版を選ぶことができます。企業で台数無制限のPCとサーバーを守りたい場合、Technician Plus版を選ぶことができます。AOMEI Backupper(AB)バージョンの比較

MBRからGPT SSDにクローンする詳しい手順

AOMEI Backupperで、ハードディスク全体をクローンでき、クローンされたSSDはブート可能です。SSDが元のハードドライブより小さい場合、プログラムは自動的にSSDのパーティションサイズを調整できます。

お使いのシステムが64ビットで、コンピューターがUEFIブートモードをサポートしていることを確認します。では、以下のステップに従ってください。

1. AOMEI Backupperをインストールし、実行します。

2. 「クローン」タブで、「ディスククローン」を選択します。

ディスククローン

3. 次の画面でOSが入っているMBRディスクをクローン元として指定して「次へ」をクリックします。

ソースディスク

4. そして、GPT SSDディスクをクローン先として指定して「次へ」をクリックします。

ターゲットディスク

注:クローン中、ターゲットディスク上のデータは全て削除されるので、重要なファイルがあれば、事前にバックアップを取っておいたほうがいいです。

注意事項

5. 「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れて、SSDの性能を向上させます。「開始」をクリックして、クローン操作を実行します。

開始

ヒント:
パーティションを編集」で、パーティションのサイズを変更することができます。このオプションでは、「パーティションのサイズを変更せずコピー」、「各パーティションに未使用領域を追加」、「パーティションのサイズを手動で変更」のいずれかを選択することができます。
セクター単位のクローン」を選択すると、すべてのセクターをクローンすることができ、使用されているかどうかに関係なく、ブランクセクターや論理的不良セクターもクローンできます。
SSD 4Kアライメント」をチェックして、読み書きの速度を向上させ、SSDの寿命を延ばすことができます。

クローン作成にかかる時間は、システムパーティションのデータサイズによって異なります。クローン作成後、起動時に特定のキーを押してBIOSに入り(通常、メーカーに応じてF2、F10、F12、ESC、またはDEL)、BIOS設定でブートモードをUEFIに変更します。次にGPT SSDを接続し、そこから起動します。

bios

MBRディスクからGPT SSDへのクローンに関するFAQ

SSDのクローンはMBRとGPTのどちらがいいですか?

先述べたように、MBRGPTのどちらを選択するかは、ハードディスクの種類とは関係ありません。UEFIベースのPCなら、GPTパーティションスタイルを選択します。BIOSベースのPCなら、MBRパーティションスタイルを選択します。SSDが2TBより大きい場合は、GPTパーティションスタイルをお勧めします。

SSDをクローンするにはフォーマットが必要ですか?

答えは、「いいえ、その必要はありません」。ディスククローンは、パーティションスタイルをクローンし、ターゲットディスクに上書きします。新しいSSDのデータはすべてカバーされるので、クローン作成前にSSDを初期化する必要はありません。

MBRとGPTのどちらがいいですか?

MBRディスクとGPTディスクの最大容量が違います。MBRディスクは最大2TBのディスクに対応することができますが、GPTディスクには容量の制限がありません だから、容量が2TB以上のディスクを利用したい場合は、GPTを採用したほうがいいです

まとめ

以上、MBRをSSDにコピーする方法について説明しました。ご覧のように、AOMEI Backupperは手間なしでMBRディスクをGPT SSDにクローンすることができます。クローンするほかに、AOMEI Backupperは様々なバックアップオプションを提供し、新しいSSDをバックアップできます。ニーズに応じて、システム、SSD全体、個々のパーティションまたは選択したファイルをバックアップすることができます。今すぐ試してみましょう。

Akira
Akira· 編集者
Akiraは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。