By ゆき / 最後の更新 2021年03月02日

Clonezillaについて

Clonezillaとは?

Clonezillaは、ディスクまたはパーティションの複製(クローニング)ならびにイメージ作成(イメージング)用の、DebianまたはUbuntuをもとにつくられたLinuxディストリビューション。例えば、バックアップや、同じシステムデータを複数のマシンに展開することに使用可能である。ClonezillaはSteven Shiauによってデザインされ台湾のNCHC(英語版)Free Software Labsによって開発がおこなわれている。

--出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

簡単にいうと、Clonezillaは、True Imageに似た、パーティションおよびディスククローンツールです。これは、ハードドライブにのみ使用されているブロックを保存し、復元します。また、クローンされたディスクデータをGhostのような商用ツールのようにネットワーク越しにリモートのクライアントに配布することも可能です。

clonezilla

補足:Clonezilla LiveとClonezilla SE(サーバー版)2種類があります。

Clonezilla Liveは、ClonzillaのライブCD版である。イメージデータの保存先として内蔵ハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、外付けハードディスクドライブなどのストレージ、SSH サーバー、Samba サーバー、NFS ファイル共有、WebDAVが使用可能である。Clonezilla Liveは、USBフラッシュドライブやCD-ROM・DVD-ROMのような光学ドライブ、PXEなどから起動可能である。ライブCD環境で起動するため、使用するにあたってはコンピューターのBIOSまたはUEFIファームウェアの起動設定の変更が必要な場合もあるが、コンピューター自体へのインストールは必要ない。

Clonezilla Server EditionはDRBL(英語版)サーバー機能を内蔵しており、クライアントサーバーモデルで動作する。サーバー上でClonezillaを起動し、クライアントマシンはPXEでネットワーク経由で起動させる。複数のコンピューターを同時にネットワーク経由でクローニングすることも可能である。

Clonezillaの使い方

ここでは、HDDまたはSSDを交換するためにローカルディスクを他のディスクにクローン・複製・コピーすることを例として、Clonezillaの使い方を見ていくことにしましょう。

手順 1. Clonezillaを起動し、キーマップの設定が終わった後、「Clonezillaを開始します」を選択してEnterキーを押します。

Clonezillaを開始

手順 2. 「device-device」を選択してEnterキーを押します。

デバイスからデバイスへ

手順 3. 初心者モードとエキスパートモードが選択できます。ここでは初心者モードを選択します。

モードを選択

手順 4. 「disk_to_local_disk」を選択してEnterキーを押します。

ローカルディスクからローカルディスクへ

手順 5. クローン元のディスクとクローン先のディスクを選択してEnterキーを押します。

ここまで進めばもう通常操作でOKです。

Clonezillaクローンに失敗する原因と対策

不良セクタは、Clonezillaクローンに失敗する原因となることがあります。※セクタとは、円盤状(磁気ディスク、光学ディスク等)の記憶装置のデータ書き込みの最小単位のことです。不良セクタとは、データの読み込みも書き込みも不能になる部分のことです。

不良セクタのあるHDDをクローンする方法

sudo e2fsck -f /dev/sdxyというコマンドを実行して、不良セクタをチェック、修復することができます。xはドライブ文字で、yはパーティション番号です。チェックするパーティションはマウント解除状態となる必要があります。Windowsではパーティション(通常、NTFSまたはFAT32でフォーマットされた)をチェックしたい場合、chkdsk /fというコマンドを実行することもできます。不良セクタは修復できない場合は、高度なパラメーターを追加して、不良セクタをスキップしてクローンを作成することができます。

パーティションをチェックして、エラーを修復する方法

Windows 10でHDDのエラーをチェック、修復する方法

高度なパラメーター

クローン先のディスク容量がクローン元のディスク容量以上ではない場合、Clonezillaクローンに失敗するかもしれません。

この問題を解決するために、クローン元のディスクサ イズを縮小するか、コピー元ディスクよりも大きいサイズのディスクを使用します。大容量ディスクを小容量ディスクにクローンしたい場合、高度なパラメーターを追加して、-icds Skip checking destination disk size before creating partition tableにチェックを入れる必要があります。

GPTとMBRパーティションが一致しないと、Clonezillaがクローンに失敗するかもしれません。

この問題の解決策について、この記事を参考にしてください。

HDDクローンをよりスムーズに作成する方法

Clonezillaクローンに失敗した時のもう一つの対処法は、サードパーティ製のディスククローンフリーソフトを使うことです。

強力なHDDクローンフリーソフト

不良セクタがあっても、クローン元のディスクよりも小さいサイズのディスクにもクローンを正常に作成することができます。また、ブータブルCD/USBを作成して、Windowsを起動せずHDDを簡単かつ高速にクローンすることもできます。

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►AOMEI Backupper StandardでHDDをクローンする手順は次の通りです。

手順 1. この無料クローンソフトをインストールして起動します。

手順 2. 「クローン」タブ⇒「ディスククローン」をクリックします。

ヒント:ご覧のように、パーティションクローンも選択可能ですが、システムクローンを実行する場合や起動ディスクをMBRとGPT間またはGPT間でクローンする場合、アドバンスト版にアップグレードしてください。

ディスククローン

手順 3. クローンしたいソースディスク(クローン元のディスク)を選択して「次へ」をクリックします。

クローン元のディスク

手順 4. 次にはデータを保存するターゲットディスク(クローン先のディスク)を選択して「次へ」をクリックします。

クローン先のディスク

手順 5. ターゲットディスクはSSDである場合、「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れる必要があります。最後は「開始」をクリックして、ディスククローンを実行します。

開始

あとがき

直感的インタフェースと優れた性能なので、Clonezillaのクローンが失敗する時、AOMEI Backupperを試してみるのを非常に推薦します。パソコン初心者でも簡単に操作できます。その他、AOMEI Backupperはバックアップと復元ソフトウェアでもあり、システムイメージを作成したり、異なるハードウェアまで復元することもできます。