Windows 11でCドライブの容量を簡単に増やす方法3つ

この記事では、ディスクの管理、Diskpart、ディスククローンソフト-AOMEI Backupperを使用して、Windows 11でCドライブの容量を増やす方法を順番に紹介します。Cドライブがいっぱいになっている場合、ぜひ読み進めてください。

By @Machi 最後の更新 2023年08月15日

なぜWindows 11でCドライブの容量を増やすのか?

 

デスクトップPCのC:ドライブの容量不足で困っています。現状では空き容量が10%を切ってしまってます。OSはWindows 11です。容量の節約のため、下記操作を試しましたが、2GB程しか減りませんでした。 ・不要なデータ、アプリ、ゴミ箱の中を削除 ・ディスククリーンアップの実行(システムファイル含む) ・ストレージセンサーの実行 ・復元ポイントの削除 ・一時ファイルの削除 他に何か対処できることはありませんでしょうか。ご教示頂けましたら幸いです。

--YAHOO!!知恵袋からの質問

Windows 11のリリース後、多くの人は新しいシステムをダウンロードしてインストールしましたが、使用中に多くの問題も報告しました。最も一般的な問題の1つは、Cドライブの空き容量が不足していることです。この問題には多くの原因がありますが、最も一般的な原因を下にまとめています。

ファイルやアプリケーションの増加:Cドライブは通常、オペレーティングシステムやインストールされたアプリケーションなどの主要なファイルが保存される場所です。新しいファイルやアプリケーションを追加すると、ドライブの容量が徐々に減少します。
キャッシュファイルや一時ファイル:インターネットの閲覧やアプリケーションの使用中に生成されるキャッシュファイルや一時ファイルもCドライブの容量を占有します。これらのファイルは必要なくなった後でも残っていることがあります。
ダウンロードしたファイル:インターネットからファイルをダウンロードすると、そのファイルがCドライブに保存されることがあります。大きなファイルや多数のファイルをダウンロードすると、ドライブの容量が急速に減少する可能性があります。
ゴミ箱の中身:ファイルを削除しても、一時的にゴミ箱に移動されます。ゴミ箱が満杯になると、ドライブの容量が圧迫されることがあります。

Windows 11でCドライブの容量を増やす方法

原因を理解した上で、次に、ディスク管理、Diskpart、ディスククローンソフトを使用して、Windows 11でCドライブの容量を増やす方法を順番に紹介します。

方法1. ディスクの管理でCドライブを拡張する

最初の方法は、Windowsの標準機能「ディスクの管理」を使用することです。Cドライブを拡張すると、今Cドライブに保存されているデータをクリーンアップしなくても、空き容量を増やすことができます。詳細については、読み進めてください。

ステップ 1. スタートアイコンを右クリックし、「コンピューターの管理」を選択し、「ディスクの管理」をクリックします。

ステップ 2. Cドライブの隣に未割り当て領域がある場合は、Cドライブを選択して右クリックし、「ボリュームの拡張」を選択します。画面のガイドに従って残りのステップを完了します。

ステップ 3. Cドライブの隣に未割り当て領域がない場合、Cドライブの隣のパーティションを削除して未割り当て領域を作成してから、拡張を実行します。

▶ 注意:「ディスクの管理」を使用してCドライブを拡張する場合、連続した未割り当て領域が必要です。さらに、このプログラムは、NTFSまたはRAWボリュームの拡張と縮小のみをサポートしています。

方法2. DiskpartでCドライブを拡張する

最初の方法に加えて、Windowsに付属するコマンドラインのディスクパーティションツールであるDiskpartを使用しても、Cドライブの容量を増やすこともできます。

ステップ 1. 「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、「diskpart」と入力して「Enter」キーを押し、「DiskPart」を起動します。

ステップ 2. 「list volume」と入力し、「Enter」キーを押して、コンピュータのすべてのパーティションを一覧表示します。

ステップ 3. 「select volume *」と入力して「Enter」キーを押し、Cドライブを選択します。

▶ 注意:「*」をCドライブの番号に置き変えてください。

ステップ 4. 「extend[size=n]」と入力して「Enter」キーを押し、ボリュームを「n」のサイズに拡張します。

DiskPartは強力なプログラムですが、パソコンに精通していない方には少し複雑で、一方、DiskPartでCドライブを拡張するには、未割り当て領域も必要です。

方法3. ディスククローンソフトでCドライブを拡張する

上記の2つの方法はCドライブを拡張するのに役立ちますが、両方とも操作するために未割り当て領域が必要です。

ディスクに未割り当て領域がない場合、またはフォーマットせずにWindows 11でCドライブの容量を増やしたい場合、ディスククローンソフトウェア-AOMEI Backupper Professionalを使って、Cドライブをより大きいディスクにクローンすることができます。これにより、何も削除せずにCドライブを拡張することが簡単にできます。

また、このソフトは次のような利点があります:

起動可能:クローンした後、クローンしたディスクからコンピュータを正常に起動することができます。
インテリジェントクローン:デフォルトで、使用されているセクターだけをクローンするので、必要なら、より大きいドライブをより小さいドライブにクローンすることができます。また、不良セクターがスキップされるので、不良セクターによるクローン失敗も回避することができます。
SSD 4Kアライメント:ターゲットディスクがSSDである場合、この機能によって、クローンした後、SSDの読み書き速度と読み込み速度を一層に向上させることができます。

では、AOMEI BackupperでCドライブをより大きいディスクに移行する方法をご案内します。開始する前に、まずAOMEI Backupper Professionalをダウンロードし、インストールしてください。

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ステップ 1. ターゲットディスクをパソコンに取り付けるか、変換ケーブルでパソコンに接続します。AOMEI Backupper Professionalを開いて、「クローン」→「システムクローン」をクリックします。

ステップ 2. Windows 11の起動に必要なドライブがすでに選択されるので、ターゲットディスク/パーティションを選択すればよいです。

ステップ 3. ターゲットディスクがSSDの場合、「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れます。すべての設定を確認し、「開始」をクリックします。

セクター単位のクローン:ターゲットディスクのサイズがソースディスクと同じまたはより大きい場合、この機能を使って、使用されているかどうかにかかわらず、ソースディスクのすべてのセクターをターゲットディスクにクローンします。
パーティションを編集:クローン先のディスク/パーテイションはWindows 11のシステムパーティションより大きい場合、容量を最大限に活用するには、このオプションで、「パーティションのサイズを手動で変更」または「各パーティションに未使用領域を追加」の2つオプションから、クローン先のパーティションのサイズを調整できます。クローン完了後、クローン先のディスク/パーテイションに使えない未割り当て領域がないことを確保できます。※「セクター単位のクローン」と同時に使えません。

まとめ

この記事では、Windows11でCドライブの空き容量を増やす方法について説明しました。Cドライブの容量を拡張したいときは、記事で紹介した3つの方法を使用することができます。Windowsに付属しているディスクの管理ツールやDiskpartツールを使用する場合は、ディスクに未割り当て領域があることが必要です。

もし未割り当て領域がなく、データを削除したり、ディスクをフォーマットしたりしたくないなら、ディスククローン用ソフト-AOMEI Backupper ProfessionalでWindows 11システムをより大きいディスクにクローンすることができます。クローンした後、クローンしたディスクから直接パソコンを起動することができます。非常に便利です。

さらに、このソフトはディスククローンとパーティションクローンなどの機能もサポートしています。異なるユーザーのニーズを満たすことができます。今すぐダウンロードして、より多くの便利な機能を発見しましょう!