By ゆき / 最後の更新 2020年11月10日

M.2 SSDについて

従来のハードディスク(HDD)に代わる記憶媒体として急速に利用が拡大しているのがSSDです。SSDは、パソコンに接続するインターフェースとしてさまざまなものに対応していますが、その中で最近使われ始めているのがM.2と呼ばれるものです。

M.2(エムドットツー)とは、コンピュータの拡張カードにおいて接続端子となる規格のことを指します。接続端子の規格の1つに、ノートPCなどで採用されている「mSATA」がありますが、M.2はその後継として開発された規格です。Intel 9シリーズ以降のマザーボードで採用が始まった機器接続のための新しい規格であり、Serial ATAやPCI Expressなどさまざまなものに対応しています。

M.2 SSDとは、「M.2規格を接続端子としたSSD」ということになり、本体への接続にはケーブルを用いず、そのままマザーボードへ直接差し込むスロット方式を採用しています。

M.2 SSDはこのようにカード状になっています。基盤がむき出しになっています。マザーボード上のM.2ソケットに挿入してネジで固定します。

M.2 SSD

基盤の種類によって3種類の長さのものに分けられます。

基盤のタイプM.2 type2280M.2 type2260M.2 type2242
サイズ(mm)22 × 8022 × 6022 × 42

M.2 SSDについて最も詳しい情報

Windows10 OSをM.2 SSDに移行する原因

現在、多くの人々がシステムの性能を向上させるためにHDDをSSDに換装(交換)しようとします。その中で、従来の接続方式「SATA」や「mSATA」などと比較したら、M.2には以下のようなメリットがあるので、Windows10 OSを再インストールせずM.2 SSDに移行するのは最良の選択になります。

    M.2 SSDが持つメリットについて

  • 従来のSSDより小さい:M.2 SSDは、従来の2.5インチSSDやモバイル型ノートPCに採用されてきたmSATAよりも、更にコンパクトなサイズのSSDです。mSATAは約30mmの幅がありますが、M.2の幅は約22mm、より小型化されています。小型化が要求されるモバイルノートPCやタブレット端末はもちろんですが、マザーボードのベイを占有しないなどのメリットもあるため、近年はデスクトップPCでM.2 SSDが採用されることも少なくありません。

  • データ転送速度が高速:M.2 SSDのメリットとして、インターフェイス次第でデータ転送速度を向上させられる点も挙げられます。内部インターフェイスにPCIe(PCI Express)を用いて、PCIeを効率よく制御できる「NVMe(NVM Express)」という仕組みを採用したM.2 SSDの最大転送速度は「理論上は40Gbps」と、高速なデータ転送が可能です。M.2以前の従来規格であったSATA3の転送速度の上限は「理論上は6Gbps」とされています。

そのため、Windows10 OSをM.2 SSDに移行します。

Windows10 OSをM.2 SSDに移行する方法

一般的に、Windows10 OSをM.2 SSDに移行するには2つの方法があります。Windows10の標準機能とサードパーティ製のクローンソフトウェアです。次は、この2つの方法をご紹介しましょう。

方法 1. Windows10の標準機能を使用する

手順 1. タスクバーのフォームに「cont」と入力し、「コントロールパネル」を起動します。「バックアップと復元(Windows 7)」をクリックします。左メニューの「システムイメージの作成」をクリックします。

手順 2. バックアップの保存先(外付けHDDはおすすめ)を選択し、「次へ」をクリックします。

    ※注:バックアップの対象には、システムドライブ(通常Cドライブ)とシステムで予約済みのパーティションがデフォルトで含まれています。

手順 3. バックアップの設定を確認し、問題なければ「バックアップの開始」をクリックします。

手順 4. Window10の「メディア作成ツール」をダウンロードし、起動可能なUSBフラッシュドライブ(USBメモリなど)を作成します。

手順 5. 完了後にパソコンをシャットダウンして、M.2 SSDを接続します。再起動時にBIOS画面にアクセスし、USBデバイスを起動デバイスの優先順位に設定します。

手順 6. USBから起動した後、「コンピューターを修復する」をクリックし、「オプションの選択」画面の「トラブルシューティング」 >「詳細オプション」画面の「イメージでシステムを回復」に進みます。

手順 7. 次は「コンピューターイメージの再適用」画面に移動し、「利用可能なシステムイメージのうち最新のものを使用する(推奨)」を選択し、「次へ」をクリックします。後は、画面の指示に従ってシステムイメージの回復処理を完成させます。

システムイメージの復元

※AOMEI BackupperでWindows10のシステムバックアップを作成してからM.2 SSDに復元することもできます。

方法 2. M.2 SSDクローンソフトを使用する

もし上述の方法は少し複雑で面倒だと思うなら、次はもっと簡単な方法でWindows10 OSをM.2 SSDに移行しましょう。

包括的かつ強力なクローンソフト「AOMEI Backupper Professional」を使用して数回のクリックだけでWindows10 OSを再インストールせずM.2 SSDに移行することができます。システムクローンの機能だけでなく、ディスククローン、パーティションクローンの機能も備えます。また、Windows10のほかに、Windows8.1/8、Windows7、XP、Vistaにも対応します。パソコン初心者でも簡単に使えます。次はWindows10システムをM.2 SSDにクローンする方法を見てみましょう。

優れたWindows10クローンソフト「AOMEI Backupper」

手順 1. AOMEI Backupper Professionalをダウンロードし、インストールし、起動します。「クローン」タブ→「システムクローン」をクリックします。

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手順 2. ターゲットディスクとしてM.2 SSDを選択し、「次へ」をクリックします。

手順 3. M.2 SSDを最適化するために「SSD 4Kアラインメント」にチェックを入れてください。

手順 4. 最後は問題なければ「開始」をクリックしてシステムクローンを実行します。

操作の概要

AOMEI Backupperを使うと、ほんの数回のクリックでWindows 10をM.2 SSDにクローンして移行することができます。クローンが完了した後、BIOS設定にアクセスし、ブートデバイスを変更し、M.2 SSDから起動するように設定します。

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