By AOMEI / 最後の更新 2021年04月25日

システム回復オプションは何かができる?

Windows 7は正しく起動しないといった深刻なトラブルが発生した場合には、システム起動中に「F8」キーを何度か押して「詳細ブート オプション」を起動し、そこから「コンピューターの修復」を選択して「システム回復オプション」に入ることができます。そして、Windowsの「システム回復オプション」メニューに含まれている回復ツールを1つ以上選択してシステムエラーを修復することができます。

詳細ブート オプション

例えば、「スタートアップ修復」で起動しない問題を解決したり、「システムの復元」または「システムイメージの回復」でWindowsを以前の状態や設定に戻したり、「Windows メモリ診断」で物理メモリ(パソコンの主な記憶媒体)の問題を検出したりすることができます。そのほか「コマンド プロンプト」というツールも搭載されています。

win7システム回復オプション

※補足:Windows 10である場合、「このPCを初期状態に戻す」または「詳細オプション」を表示させ、「以前のバージョンに戻す」「イメージでシステムを回復」などのオプションを利用して、システムエラーを修復することができます。関連記事:Windows10でPCを初期状態に戻す時に問題が発生しました

しかし、何らかの原因でシステム回復オプションが表示されないこと、やシステム回復オプションの一覧にいくつかの回復ツールしか表示されないことがあるかもしれません。この記事を読みつづけてシステム回復オプションが表示されない原因と対処法を見つけましょう~<(* ̄▽ ̄*)/

システム回復オプションがどのように消える?

詳細ブートオプションからシステム回復オプションが見つからない原因はいくつか考えられます。

管理者はシステム回復オプションを設定して回復環境(Windows RE)をオフにするかもしれません。☞対処法1:システム回復オプションを有効にする

Windowsの回復イメージ、つまりシステム回復オプション自体が破損しています。☞対処法2:Windows回復イメージを指定または修復する

お使いのPCにはシステム回復オプションがプレインストールされていません。☞対処法3:システム修復ディスクやインストールディスクを使用する

システム回復オプションが表示されないときの対処法

いくらシステム回復オプションのツールが役立つといっても、表示されなければ、使えなくなって、どうすることもできません。そのため、次はWindows 7のシステム回復オプションが表示されない時の対処法を3つご紹介しましょう~o(≧▽≦*)o

▼システム回復オプションを有効にする

上述ように、回復環境(Windows RE)を無効にしたら、「コンピューターの修復」が「詳細ブート オプション」からなくなっています。当然「システム回復オプション」も表示されなくなっています。

この時にはWindows 7のコマンドで設定を修正し、Windows REを有効にして「コンピューターの修復」と「システム回復オプション」を再び表示させることができます。

手順 1. Windowsの検索ボックスに「CMD」と入力し、検索結果から「コマンド プロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択してコマンドプロンプトを管理者として起動します。

手順 2. まずは回復環境が有効になっているかを確認します。コマンドプロンプトで「reagentc /info」を入力し、Enterキーを押して、システム回復オプションに関係する設定が表示されます。

★Windows REの状態は「Disabled」である場合(またはWindows REの値が0になっている場合)、システム回復オプションは無効になっていて、システムは回復環境で起動できません。

手順 3. 「reagentc /enable」と入力して回復環境をもう一度有効にします。こうして、システム回復オプションが有効になります。

Windows REの状態

回復オプションを有効にする

システムの次回起動時にF8キーを押すとWindows REが自動的に起動します。「詳細ブート オプション」に表示された「コンピューターの修復」からシステム回復オプションにアクセスできます。

※Windows REの状態は「Enable」ですが、システム回復オプションが依然として表示されない場合、Windows REの場所(パス)が有効かどうかを確認すべきです。また、そのイメージファイルは破損するか、紛失する場合には、Windowsの回復オプションも利用できません。この時には、次の方法を試してみることができます。

▼Windows回復イメージを指定または修復する

◎お使いのパソコンにリカバリー領域(回復パーティション)が存在する場合、Windows REのファイルはその回復パーティションにあるはずです。「ディスクの管理」を使用して回復パーティションにドライブ文字を割り当て、Windowsエクスプローラから回復イメージファイルを確認できます。

◎HDDの上に回復パーティションが存在しない場合、通常WinRe.wimファイルはCドライブ内のRecoveryフォルダにあるはずです。Recoveryという隠しフォルダ(デフォルト)を表示させるために、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外してください。

WinRE.wimファイルが破損または紛失する場合には、別のパソコンからコピーしてRecoveryフォルダ以下に貼り付けることができます。そして、移行先のディレクトリ・パスを指定することでコピーしたWinRE.wimを使用することができます。※注:Windows 10 Pro版を使用している場合、Windows 10 Home版からWinREファイルをコピーして使用できますが、Windows 7からのWinREファイルは利用できません。

壊れたWinRE.wimファイルを置き換えたら、管理者としてコマンドプロンプトを起動して次のコマンドを入力してください。

Reagentc /setreimage /path C:\Recovery\WindowsRE

回復イメージを指定

その後、Windows 7で消えたシステム回復オプションが表示されるはずです。

システム修復ディスクやインストールディスクを使用する

Windows 7のシステム回復オプションが表示されない時、上述の方法でこの問題を修正するほかに、システム修復ディスクやインストールディスク、リカバリディスク(または回復ドライブ)などを利用して回復オプションを起動させることも可能です。

Windows 7の場合、別のパソコン(同じWindowsのバージョン)でシステム修復ディスクを作成できます。※注:Windows7 64bit版のパソコンで作ったシステム修復ディスクは、Windows7 32bit版のパソコンで使用できません。そのため、自分が使っているパソコンのbit数を事前にちゃんと確認しておいた方がいいです。

>>あらかじめ作成しておいたシステム修復ディスクをパソコンに挿入して電源を入れると、ディスク内に記録されているWindows7のシステム回復オプションを表示させ、使用・実行することができます。

☆関連記事:Windows10で回復ドライブを作成する方法

OneKey Recoveryでカスタム回復イメージを作成する

Windowsに標準搭載されている回復オプションのほか、サードパーティ製ツールによって作成されたリカバリ領域を使用してコンピューターを復元することもできます。

たとえば、AOMEI OneKey Recoveryの「OneKey System Backup」を使用してWindows 10/8/7で回復イメージを簡単かつ柔軟に作成できます。そして、AOMEI OneKey Recoveryの「OneKey System Recovery」を使用してワンキーでシステムを高速に復元できます。Windowsが起動しない時、特定のキー(「F1」または「A」)を押してAOMEI OneKey Recoveryの環境で起動できます。そこから、数回のクリックだけでシステムを正常な状態に戻すことができます。

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システム回復オプションが表示されない問題を解決しない場合、や起動可能なメディアを事前に準備したくない場合、このAOMEI OneKey Recoveryを使用して、HDDにカスタム回復イメージを作成することをお勧めします。万が一の時は、回復オプションを利用せずシステムを深刻なエラーから回復することもできます。