OneDriveのごみ箱から完全削除したファイルを復元する方法3選

OneDriveのごみ箱から完全削除したファイルを復元する方法は?この記事では、3つの方法をご紹介します。重要なファイルを復元する必要がある方、ぜひご覧ください。

Machi

By Machi / 最後の更新 2024年04月02日

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OneDriveは、他のファイルホスティングおよび同期サービスと同様に、ユーザーがクラウド上にファイルを保存および同期するためのクラウドストレージスペースを提供します。ユーザーは自分のデータを好きなように保存、共有、移動、および削除することができます。

OneDriveで削除されたデータは、削除後30日以内であれば、復元することが可能です。削除してから30日後またはごみ箱を空にした後、データはごみ箱から完全に削除されます。この場合、削除したデータを復元するにはどうすればよいでしょうか?

ユーザー事例:OneDriveのごみ箱から完全削除したファイル、復元できるのか?

 

OneDriveのデータ誤って削除し、ゴミ箱からも完全に削除してしまいました。PCが空の状態です。(無料の状態で使用してます)
サポートに問い合わせしようとしても、復元をしようとしても〔Office365〕に入りましょうみうな表示があり、問い合わせも復元もできません。Office365に入れば完全に削除していても復元出来るのでしょうか?
それともHDD復元の方がいいんでしょうか?(知人には面倒臭いけどこっちだねと言われてました。)
分かる方、やり方も教えて頂けると助かります...

--YAHOO!!知恵袋からの質問

心配しないでください。本記事では、OneDriveのごみ箱から完全に削除したファイルを復元する方法を3つ紹介します。詳細については読み進めてください。

OneDriveのごみ箱から完全に削除したファイルを復元

OneDriveのごみ箱から削除されたファイルを復元する方法

方法1. OneDriveを復元する

ごみ箱から削除されたファイルを直接復元することはできませんが、OneDriveを以前の日付に戻して削除を元に戻すことができます。では、OneDriveはどのようにして以前のバージョンを復元するのでしょうか?

OneDriveには「OneDriveを復元する」という機能を備えていて、この機能で、OneDriveを以前の時間に復元することで、削除されたファイルも復元されます。また、上書きされたファイルを復元する必要がある場合にも役に立ちます。

注意✎...
この機能は、Microsoft 365サブスクリプションを持つユーザーだけが利用できます。
OneDriveを復元できるのは最大30日前までです。

ステップ 1. OneDriveのWebサイトでMicrosoftアカウントにサインインし、「設定」→「オプション」→「OneDriveを復元する」を選択します。

OneDriveを復元する

ステップ 2. IDを確認した後、「日付の選択」を開いて、ファイルが削除された前の日時を選択し、「復元」ボタンをクリックします。

日付の選択

方法2. OneDriveのローカルフォルダの以前のバージョンを復元する

Microsoft 365に加入していない場合、「OneDriveを復元する」機能は利用できません。しかし、別の方法があります。

Windows PCには、ファイルやフォルダのコピーを保存する「以前のバージョン」機能が搭載されています。ファイルが削除、紛失、破損などしたら、以前のバージョンに復元することで、修復したり取り戻したりすることができます。

注意✎...
「以前のバージョンの復元」を使用するには、ファイルが削除された前に「ファイル履歴」または「システムの保護」が有効になっている必要があります。

ステップ 1. エクスプローラで「OneDrive - Personal」フォルダにアクセスし、削除されたファイルが保存された親フォルダを右クリックし、「以前のバージョンの復元」をクリックします。

以前のバージョンの復元

ステップ 2. 復元するバージョンを選択し、「復元」をクリックします。

復元

>> 削除されたファイルの親フォルダが「OneDrive」フォルダである場合、「OneDrive」フォルダを右クリックし、「以前のバージョンの復元」を選択し、復元するバージョンを選択してから「復元」をクリックすればよいです。

以前のバージョンの復元

方法3. 完全に削除されたOneDriveのファイルを直接復元する

前述の通り、「OneDriveを復元する」を使用するには、Microsoft 365に加入する必要があります。「以前のバージョンの復元」を使用するには、ファイルが削除された前に、ファイル履歴またはシステムの保護が有効になっている必要があります。

また、OneDriveまたはそのローカルフォルダを以前の状態に戻すと、必然的にフォルダやドライブ内の他のファイルにも影響が及び、余計な損害やトラブルが発生する可能性があります。

では、上記の条件のいずれにも当てはまらない場合、または余計なトラブルを避けたい場合、OneDriveのごみ箱から完全に削除されたファイルを復元するにはどうすればよいでしょうか?

この場合、専門的なデータ復旧ソフトが最高の選択になります。数あるソフトの中で、MyRecoverをお勧めします。このソフトは次のようなメリットがあります:

Word、PPT、Excel、写真、ミュージック、動画、電子メール、Webページ、圧縮ファイルなど、200以上の種類のデータを復元することができます。
削除、フォーマット、システムクラッシュなどの原因によるデータ消失に対応することができます。
内蔵/外付けHDD/SSD、USBメモリ、SDカードからのデータ復元をサポートしています。
削除されたファイルの元のパス、ファイル名、形式を取得することができます。
Windows 11、10、8、7、Windows ServerのNTFS、FAT32、exFAT、ReFSに対応しています。

では、MyRecoverを使用してOneDriveで完全削除されたファイルを復元する方法をご案内します。開始する前に、まずMyRecoverをダウンロードし、インストールしてください。

無料ダウンロードWin 11/10/8/7/Server
安全かつ高速
▶ 注意:MyRecoverの無料版では、最大500MBまでのデータを復元することができます。無制限のデータを復元するには、MyRecoverをProfessionalまたはTechnician版にアップグレードしてください。

ステップ 1. MyRecoverを起動します。OneDriveのローカルフォルダが保存されているパーティションを選択し、「スキャン」をクリックします。

スキャン開始

▶ OneDriveのローカルフォルダの場所を確認:エクスプローラで「OneDrive」を右クリックし、「全般」タブの「場所」で確認します。

プロパティ

ステップ 2. MyRecoverは自動的に復元可能なファイルをスキャンします。*スキャンの完了を待たずに、ファイルを復元することができます。

ヒント:復元するファイルをより速く見つけたい場合、「フィルタ」を利用することができます。この機能を使えば、種類、更新日、サイズによってファイルを見つけることができます。

検索ボックスとフィルター

  • 種類:ドキュメント、イメージ、動画、オーディオ、メール、ウェブページ、圧縮ファイルから選択できます。
  • 更新日:本日、昨日、過去7日間、過去30日間、カスタムから選択できます。特定の期間に削除されたデータを探したいなら、「カスタム」を選択してください。
  • サイズ:128KB未満、128KB~1MB、1MB~512MB、512MB以上、カスタムから選択できます。

ステップ 3. 復元したいファイルまたはフォルダを選択し、「復旧 xつのファイル」をクリックします。

復旧

最後に

この記事を読んで、OneDriveのごみ箱から完全に削除されたファイルを復元する方法を学ぶことができます。「OneDriveを復元する」と「以前のバージョン」機能では、フォルダを元に戻すことでファイルを取り戻すことができますが、余計なトラブルを引き起こす可能性があるので、MyRecoverのような専門的なデータ復旧ソフトでファイルを直接復元するのが最良の選択となります。

また、今度このような誤操作によるデータ損失を避けるために、バックアップ&復元フリーソフト- AOMEI Backupper Standardで重要なファイル/フォルダを定期的にバックアップすることをお勧めします。こうすれば、予期せぬ問題が発生し、データが紛失・破損した場合、簡単かつ高速に取り戻せます。

Machi
Machi · 編集者
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。