By Akira / 最後の更新 2022年01月12日

システムのフルバックアップ(システムイメージ)は、ディスクの物理的な故障はもちろん、ソフトウェアの問題でPCが不調になってしまったとき(Windows Updateの副作用など)、元の正常な状態を取り戻すことができる保険になります(新しいデータは一部失われます)。

でも、何らかの原因でそのバックアップからの復元が失敗するとしたら、どうしますか?

エラー:システムイメージを復元できませんでした

Windows10の「システム修復ディスク」や「回復ドライブ」でパソコンを起動してシステムイメージからバックアップを復元するとき、「システムイメージを復元できませんでした」と表示されてしまったことがありますか?

具体的に、エラーメッセージの内容は以下の通りです:

【コンピューターイメージの再適用

システムイメージを復元できませんでした。

ファームウエアが異なるコンピュータにシステムイメージを復元することはできません。このシステムイメージはEFIで使用するコンピュータ作成されましたが、このコンピュータはBIOSを使用しています。】

復元できない

特に、異なるハードウェアを搭載した別のコンピューターにシステムイメージを復元する時に上の状況が発生します。

原因:BIOS/UEFIのせいでシステムイメージ復元に失敗

◎UEFIとBIOSの違い

エラーメッセージに表示されるUEFI(EFI)とBIOSは、両方ともOSの全段階で起動するプログラムで、ハードウェアの制御に関する情報をOSに提供するためのものです。

BIOSはマスターブートレコード(MBR)形式をサポートしますが、UEFI(EFI)はGUIDパーティションテーブル(GPT)形式をサポートします。

通常、古いコンピューターはBIOSを採用しますが、UEFI(EFI)はBIOSに代わる新しいシステムとして登場した後、広く使用されています。

◎復元できない2つの状況

❶異なるパソコンの間でシステムイメージが復元できないことがあります。

UEFI(EFI)ベースとしてインストールしたWindowsから、BIOSベースのコンピュータにシステムを復元することができないというわけです。その逆も同じで、BIOSベースからEFIベースのパソコンにシステムは復元できません。

❷一方で、同じパソコンでもシステムイメージが復元できないことがあります。

UEFI(EFI)とBIOSは、基本的に互換性がありませんが、最近UEFI BIOS は、Legacy BIOSとUEFI2つのブートモードをサポートします(デフォルトでUEFIモードで起動します)。

それは、最新のEFIは古いBIOSと互換性を持たせるため、設定を変えることでBIOSベースにしたりUEFI(EFI)ベースにしたりすることができます。

つまり、同じパソコンで作成したバックアップから、UEFI(EFI)/BIOS問題でシステムを復元できない場合には、UEFI(EFI)の設定を誤り、BIOSベースの設定にしてしまった可能性が考えられます。

BIOS/UEFIのせいでシステムイメージの復元に失敗する場合の対処法

以下、「システムイメージを復元できませんでした」というエラーを解決するための2つの方法を説明します。

まず、両方のPCが同じファームウェアであるかどうか、両方のディスクが同じパーティションスタイルを使用しているかどうかを確認する必要があります。そうでない場合は、AOMEI Backupperを使用してシステムを直接に復元できます。

方法 1. 両方のPCが同じファームウェアを使用していることを確認

バックアップしたPCと復元したPCが異なるファームウェアを使用している場合、システムの復元は失敗します。では、PCがUEFIとBIOSのどちらを使用しているかは、どのように確認するのでしょうか?

一般的に、PCがUEFIモードを使用している場合、EFIパーティションを作成し、UEFIシステムはGPTディスクにのみインストールすることができます。BIOSの場合、システムはMBRディスクにインストールされます。

したがって、PCがUEFIとBIOSのどちらを使用しているかは、ディスク管理で確認できます。バックアップがBIOSのPCで作成された場合、ターゲットPCの起動モードをLegacyに変更します。バックアップがUEFIのPCで作成された場合、起動モードをUEFIに変更します。

UEFI BIOS

►関連記事:Windows 1110/8/7でLegacy BIOSをUEFIブートモードに変更する方法

方法 2. 両方のディスクが同じパーティションスタイルであることを確認

上記から、MBRディスクにはシステム予約パーティションがあり、GPTディスクにはEFIパーティションがあることが明確に分かります。そこで、ディスクの管理で両方のディスクがMBRかGPTかを確認することもできます。もしイメージの入ったディスクがMBRであれば、移行先のPCのディスクをGPTからMBRに変換できます。イメージを含むディスクがGPTディスクの場合、変換先ディスクをMBRからGPTに変更してください。

検索ボックスにcmdと入力し、管理者として実行し、次のコマンドを1つずつ入力します。

diskpart

list disk

select disk n(nは保存先ディスクの番号)

convert gpt(またはconvert mbr)

コマンド

AOMEI Backupperでシステムイメージを復元

ここでは、AOMEI Backupper Professionalの個人PCバックアップソフトを強くお勧めします。これはBIOSベースのコンピューター(MBRディスク)からUEFIベースのコンピューター(GPTディスク)にシステムを簡単に復元できます。もちろん、その逆もできます。同じパソコンでGPTディスクからMBRディスクにシステムイメージを復元する場合、システムはLegacy BIOSとUEFI両方のブートモードをサポートすることを確認します。

※次は異なるファームウェアを搭載したコンピューターにシステムを復元することを例に解説していきます。

1. このバックアップソフトウェアをダウンロードし、インストールします。それを使用して、システムバックアップを作成します。

Proの無料体験版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速

2. 復元先としてのコンピューターでAOMEI Backupperを起動します。コンピューターが起動しない場合、AOMEI Backupperによって作成されたブータブルメディア から起動します。

3. 復元タブで、「タスクを選択」をクリックするか、「イメージファイルを選択」をクリックして、システムイメージを見つけます。

タスクを選択

システムイメージ

4. ターゲット(復元先)パーティションを指定します。選択されたパーティションが削除されて、再作成されることを注意してください。

復元先

5. 異なるハードウェアを搭載した別のコンピューターに復元する場合、「ユニバーサル復元」を有効にすることを確認してください。そして「開始」をクリックして、システムイメージ復元を実行します。

開始

AOMEI Backupperを使用すると、BIOSまたはUEFIのせいでシステムイメージ復元できない問題に二度と遭えません。その他、AOMEI Backupperはクローンソフトウェアです。小容量SSDに大容量HDDをクローンしたり、別のHDDにOSを移動したりすることもできます。

補足:AOMEI OneKey Recoveryを使用して、Lenovo OneKey Recoveryのように、ワンキーで回復パーティションを作成してシステムをバックアップしたり、システムに問題が発生した場合にイメージファイルを利用して、パソコンを復元したりすることもできます。より便利で、操作しやすいです。

リカバリ領域の作成&復元でWindowsシステムを保護

まとめ

BIOSまたはUEFIのせいでシステムイメージ復元できないエラーが発生する場合は、以上の方法を利用して簡単に修復できます。また、AOMEI Backupperを利用して、システムのバックアップと復元のほかに、ディスクのクローン、OneDriveへの同期なども実行できます。ビジネス用のPCに対応したい場合、Workstation版を使うことができます。Windows Serverを守りたい場合、Server版を選ぶことができます。AOMEI Backupper様々なバージョンの比較についてはこちらへ