MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールする方法4つ

MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールしたいですか?この記事では、その方法を4つ紹介します。興味のある方、ぜひご覧ください。

By @Machi 最後の更新 2023年08月15日

MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールできるのか?

Microsoftは、OneDriveやOfficeとのより良い統合、より良いセキュリティを提供するため、Microsoftアカウントを使用してWindows 11をセットアップすることを望んでいるので、初期設定からローカルアカウントを使用するオプションを削除しました。しかし、多くのユーザーはMicrosoftアカウントなしでWindows 11をセットアップしたいと思っています。

では、MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールすることは可能なのでしょうか?Microsoftはできないと言っていますが、実は可能です。この記事ではその回避策を4つ紹介します。是非読み進めてください。

Windows 11のセットアップ:ローカルアカウント vs Microsoftアカウント

これまでMicrosoftは、WindowsのインストールをローカルアカウントまたはMicrosoftアカウントでセットアップすることができましたが、現在は後者を要求しています。両者にはどのような違いがあるのでしょうか?

Microsoftアカウント:MicrosoftアカウントはWindows Live IDまたはMicrosoft Passportとも呼ばれています。これはオンラインアカウントで、OneDrive、Xbox、Skypeなどのサービスを利用する場合、MSアカウントにサインインする必要があります。MSアカウントがあれば、OneDriveのクラウドストレージを無料で利用でき、すべての設定やデータを同期できます。
ローカルアカウント:オフラインアカウントで、ネットワーク接続やメールアドレスは必要ありません。ユーザー名とパスワードを設定すると、システムと設定にアクセスできるようになります。このアカウントは、アカウントを作成したデバイスにのみ使用でき、すべてがローカルに保存されるため、より安全です。また、インストール後、Microsoftアカウントを使用することができます。

ご覧のように、ローカルアカウントはより安全で、インターネット接続も不要で、パスワードだけで簡単にログインできます。そのため、多くのユーザーはローカルアカウントでWindows 11をセットアップしたいと思っています。

MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールする方法

このパートでは、MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールする方法を説明します。ローカルアカウントでWindows 11をインストールするには、通常通りインストール作業を開始し、インターネット接続が求められる時、ネットワークを切断したり、インターネット要件を無効化したりする必要があります。詳しい手順については読み進めてください。

▶ 注意:インストールプロセスは、このパソコンにあるすべてのデータを削除します。したがって、Windows 11をインストールする前に、システムまたは重要なファイルをバックアップしておくことをお勧めします。
◎ 準備作業:データを保護するために、ファイルやシステムをバックアップする

ファイルまたはシステムバックアップを作成するには、バックアップ&復元用フリーソフト-AOMEI Backupper Standardの使用を検討することができます。このソフトはファイル/パーティション/システム/ディスクバックアップをサポートしています。Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。

☛ Windows 10でファイルをバックアップするには、「ファイルバックアップ」機能を選択し、バックアップしたいファイルやフォルダ、保存先を指定し、「開始」をクリックするだけです。内蔵/外付けHDD/SSD、USBメモリ、クラウドストレージ、NAS、共有フォルダなどほとんどのストレージデバイスに対応しています。

☛ Windows 10でシステムをバックアップするには、代わりに「システムバックアップ」を選択し、Windowsの起動に必要なドライブが自動的に選択されるので、保存先だけを指定し、「開始」をクリックすればよいです。

データの安全性を確保するために、ぜひダウンロードしてお試しください。

無料ダウンロード Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速

また、Windowsをインストールした後の長期的なデータ保護にも利用できます。毎日/毎週/毎月の頻度から自動バックアップを設定できます。デフォルトで、増分バックアップで前回のバックアップから変更された部分のみをバックアップするため、バックアップ時間と保存先の容量を節約することもできます。

さらに、保存先は外付けハードディスクやUSBメモリなどのリムーバブルドライブの場合、パソコンに常に接続しておきたくない場合は、AOMEI Backupper Professionalへアップグレードし、「USB挿入」というモードをお試しください。アップグレードした後、差分バックアップ(増分バックアップより復元が簡単)と古いバックアップの自動クリーンアップも楽しめます。

ファイルやシステムのバックアップを取った後、安心してWindows 11をインストールしましょう!Windows 11のインストールには様々な方法があるので、お使いのPCに応じて選択してください。

お使いのパソコンがWindows 11の最小システム要件を満たしている場合、「Windows 11をダウンロードしてインストールする完全ガイド」をご参照ください。
お使いのパソコンが最小システム要件を満たしていない場合は、「システム要件を回避してWindows 11をインストールする方法」をご参照ください。

Windows 11をインストールした後、初期設定に進み、下記の方法に従ってMicrosoftアカウントを回避してローカルアカウントでサインインしてください。

方法1:ネットワークを切断する

ステップ 1. 地域を「日本」に選択し、「はい」をクリックして続行します。

ステップ 2. キーボードレイアウトまたは入力方式を選択し、「はい」をクリックします。これから、画面の指示に従って設定します。

ステップ 3. Microsoftアカウントの追加ページに進むと、すぐにネットワークを切断するか、Wi-Fiルーターの電源をオフにします。次に、「サインインオプション」→「オフラインアカウント」をクリックします。

ステップ 4. 「今はスキップ」をクリックすると、Windows 11のオフラインアカウントを作成するプロセスが開始されます。画面の指示に従い、インストールを完了します。

方法2:タスクマネージャーを使用する

ステップ 1. 画面の指示に従って設定し、「ネットワークに接続しましょう」ページが表示されると、「Shift」+「F10」キーを押して「コマンドプロンプト」を起動します。

ステップ 2. 「taskmgr」と入力し、「Enter」キーを押して、「タスクマネージャー」を開きます。

ステップ 3. 「プロセス」タブで、「ネットワーク接続フロー」を探してクリックし、右下にある「タスクの終了」ボタンをクリックします。

ステップ 4. 「タスクマネージャー」と「コマンドプロンプト」を閉じ、ローカルアカウントの作成が求められます。

方法3:コマンドプロンプトでMSアカウントのサインインをスキップする

「タスクマネージャー」以外では、直接コマンドラインを使ってMicrosoftアカウントのサインインをスキップできます。

ステップ 1. 「ネットワークに接続しましょう」ページで、「Shift」+「F10」キーを押して「コマンドプロンプト」を起動します。

ステップ 2. 「コマンドプロンプト」で「taskkill /F /IM oobenetworkconnectionflow.exe」と入力し、「Enter」キーを押して実行します。

ステップ 3. 「コマンドプロンプト」を閉じ、ローカルアカウントの作成が求められます。

方法4:コマンドプロンプトでネットワークを無効にする

セットアップのレジストリキーである「OOBE\BYPASSNRO」は、セットアップがネットワークを必要としないようにするためのものです。このコマンドを使用することで、Microsoftアカウントのサインインを回避することができます。

ステップ 1. 「ネットワークに接続しましょう」ページが表示されたら、「Shift」+「F10」キーを押して「コマンドプロンプト」を開きます。

ステップ 2. 「OOBE\BYPASSNRO」と入力し、「Enter」キーを押して、このコマンドを実行します。

ステップ 3. パソコンが再起動され、「ネットワークに接続しましょう」が表示され、「インターネットに接続していません」オプションをクリックします。

ステップ 4. 「制限された設定で続行」をクリックし、ローカルアカウントのセットアップ処理に進めます。

ローカルアカウントでWindows 11をインストールした後、インターネットに再接続し、Windows 11を楽しみましょう!

まとめ

この記事では、MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールする4つの方法を紹介しました。クリーンインストールを行うと、PC上のすべてのデータが消去されることに注意してください。そのため、インストールする前に、AOMEI Backupper Standardのようなバックアップ&復元ソフトで重要なファイルとシステムをバックアップする必要があります。こうすれば、データ紛失を心配する必要がなく、Windows 11で不具合や不都合が発生しても簡単に以前のシステムに戻せます。

また、Windows 11をインストールした後、AOMEI Backupperでシステムを定期的にバックアップし、Windows 11を持続的に保護することが可能です。今すぐダウンロードし、使ってみましょう!