安全かつ効率!Windows 11のRobocopyでファイル同期を実現!

この記事では、Windows 11のRobocopyを使用してファイルを同期およびコピーする方法を学び、ファイル移動のタスクを完了するための最適なRobocopy代替ソフトウェアを入手することができます。ぜひご覧ください~ᕕ( ᐛ )ᕗ

Yoyo

By Yoyo 最後の更新 2023年06月19日

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ユーザーケース:Windows 11のRobocopyの使い方は?

こんにちは!Windows 11のファイルとフォルダをRobocopyで移動したいですが、このツールの使い方はよくわかりません。ご存じの方は、Robocopyを使用してファイルとフォルダを同期する方法を教えていただけませんか?よろしくお願いします。

次の内容では、Windows 11でファイルを移動するためにRobocopyを使用する方法について紹介します。また、強力な無料のファイル転送ソフトウェアであるAOMEI Backupperをおすすめします。以下を注意深くお読みください~

Windows 11のRobocopyとは?

Robocopy(Robust File Copy)は、Windows 11に組み込まれたツールであり、ユーザーがファイルを同期およびコピーして別の場所に移動できるようにするものです。WindowsリソースキットNT 4.0で初めて導入され、Windows VistaおよびWindows Server 2008以降のWindowsの標準機能となりました。

Robocopyは、Windowsに含まれる標準のファイルコピーコマンドツール(例:Xcopy)よりも効率的にフォルダやディレクトリをミラーリングおよびコピーするために設計されています。以下は、多くの便利な機能の一部です。

★ネットワーク経由でファイルを同期し、ネットワークの障害が発生した場合に操作を再開できます。
★同じPC上のポイントAからポイントBにファイルをコピーします。
★バックアップモードでファイルをコピーして、ファイルの許可設定を上書きします。
★2つのフォルダを同期します。

ネットワークでWindow11のRobocopyを使用する方法

Robocopyを使用してWindows 11でファイルを移動およびコピーする手順に従ってみましょう!

コピーのプロセスは2つのステップで構成されています。まず、ソースコンピューター上でファイル共有を設定し、次に宛先コンピューター上でRobocopyを使用してファイルを同期します。

ファイル共有の設定方法

ステップ 1. ファイルを移動したいフォルダを含む場所を、「エクスプローラー」で開きます。

ステップ 2. 共有フォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

プロパティ

ステップ 3. ポップアップしたウインドウで、「共有」をクリックします。

共有

ステップ 4. 「共有する相手を選んでください」ページで「追加」をクリックし、共有したい特定のユーザーを選択し、または「Everyone」を選択します。

追加

ステップ 5. 「アクセス許可のレベル」で、他のユーザーに与えるアクセス権の種類を選択します。たとえば、ユーザーがファイルを開いて表示できるようにする場合は「読み取り」を選択します。または、共有フォルダの内容を読み取りおよび変更できるようにユーザーに許可する場合は「読み取り/書き込み」を選択します。そして、「共有」をクリックします。

アクセス許可のレベル

ステップ 6. 共有フォルダのネットワークパスを覚えておき、「完了」をクリックします。

次のステップに進む前に、ソースコンピューターのIPアドレスを覚えていることを確認してください。これは、スタートメニューで「設定」を開き、「ネットワークとインターネット」→ 「Wi-Fi」をクリックして情報を表示することで確認できます。

Windows 11でRobocopyを使用してファイルを同期する

ソースコンピューターでファイル共有を設定した後、Robocopyコマンドラインツールを使用して宛先コンピューターからファイルを同期できます。以下の手順に従ってください。

ステップ 1. 「スタート」を開き、「コマンドプロンプト」を検索し、最上位の結果を右クリックして「管理者として実行」オプションを選択します。

ステップ 2. 次のコマンドを入力し、Windows 11にネットワークユーザーとパスワードを追加し、「Enter」キーを押します。

cmdkey/add:COMPUTER-OR-DOMAIN/user:COMPUTER-OR-DOMAIN\USERNAME/pass:PASSWORD

以上のコマンド内で、ターゲットとなるコンピューター/IPアドレス/ドメインCOMPUTER-OR-DOMAINに、ターゲットのデバイス名/ユーザー名COMPUTER-OR-DOMAIN\USERNAMEに、アカウントのパスワードPASSWORDに置換してください。

コマンド

以下のコマンドでは、「admin01」というユーザーのCredential Manager(資格情報マネージャー)にエントリを追加して、Robocopyが共有フォルダにアクセスするためにソースコンピューターを利用します:

cmdkey /add:office-pc /user:office-pc\admin01 /pass: password

ステップ 3. 次のコマンドを入力してファイルをネットワーク経由でコピーし、「Enter」キーを押します。

robocopy \\source-device-ip\path\to\sharefolder C:\destination-device\path\to\storefiles /E /Z /ZB /R:5 /W:5 /TBD /NP /V /MT:16 Copy code/compression

以下のコマンドでは、ネットワーク上の2つのコンピューター間でファイルのコピーを高速化しています:

robocopy\\10.1.4.181\Users\USER\OneDrive\Desktop\MyShareFiles C:\Users\USER\Documents /E /Z /ZB /R:5 /W:5 /TBD /NP /V /MT:16 /compress

Compress

上記のコマンドでは、自分の環境に合わせてソースと宛先のパスを変更してください。

Robocopyの代わりに信頼できる最適なツール

Windows 11でRobocopyの使用方法を理解した後でも、コンピューター技術に詳しくない初心者にとってはやや複雑です。そのため、ファイル移動のタスクを簡単に完了するためのよりシンプルなRobocopyの代替ツールがあります。Windows 11でファイルを同期するための最適な無料のRobocopy代替ツールとして、AOMEI Backupper Standardをおすすめします。初心者の方にも使いやすく、ファイルの同期やバックアップをスムーズに行うことができます。

AOMEI Backupper Standardは、無料のソフトウェアであり、復元、クローン、バックアップなどの多機能を備えています。また、その中には「ベーシック同期」という機能もあり、外付けHDD、NAS、USBフラッシュドライブなどの他の場所にフォルダを同期することができます。ベーシック同期では、Windowsの「コピー」機能のように、同期プロセスが完了した後にイメージファイルが作成されず、いつでも内容を表示することができます。

ヒント:AOMEI Backupper Professionalにアップグレードすると、他の3つの同期方法(ミラー同期、リアルタイム同期、双方向同期)も利用できます。

以下にベーシック同期を設定する手順の詳細を示します。まず、AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、コンピューターにインストールしてください。

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ステップ 1. 左側の「同期」タブをクリックし、「ベーシック同期」を選択します。

ベーシック同期

ステップ 2. 同期タスクを区別するためタスク名を変更できます。「フォルダを追加」をクリックし、同期したいフォルダを選択します。複数のフォルダを追加したい場合は、「+」アイコンをクリックします。

フォルダを追加

☀フォルダを追加した後、ファイルをフィルタリングする必要がある場合、「ファネル」アイコンをクリックして「フィルタオプション」を開くことができます。

フィルタリング

ソースフォルダを追加した後に、「フィルタオプション」機能を設定することができます(有料版のみ利用可能)。

フィルタオプション

ステップ 3. フォルダの保存先を選択し、「開始」をクリックして操作を実行します。

開始

🍊同期が実行されている間、左下の設定アイコンをクリックすると、同期が完了した後にコンピューターをシャットダウン/再起動/ハイバネーション/スリープするように設定できます。

オプション

同期が実行されている間は、下線部の文章をクリックして同期プロセスを詳しく確認することもできます。プロセスが完了するまでお待ちいただき、「完了」ボタンをクリックしてください。

完了

ステップ 4. これで、同期先のロケーションでデータを直接見ることができます。

移動先でそのままデータを見る

ヒント:ソースディレクトリでファイルを削除するときに同時にターゲットディレクトリから削除する必要がある場合は、「オプション」→「設定」をクリックし、「削除操作をソースディレクトリからターゲットディレクトリへ同期します」オプションにチェックを入れてください。

削除設定

おまけ:Robocopyの活用事例

基本的なコピーrobocopy C:\source_directory D:\destination_directory /E
新しいファイルや変更されたファイルのみをコピーrobocopy C:\source_directory D:\destination_directory /E /XO
ディレクトリをミラー同期robocopy C:\source_directory D:\destination_directory /MIR
バックアップモードでファイルをコピーrobocopy C:\source_directory D:\destination_directory /B /SEC
最大サイズ制限を設定してファイルをコピーrobocopy C:\source_directory D:\destination_directory /MAX:1024

まとめ

この記事では、Windows 11でファイルを同期するためにRobocopyを使用する方法について説明しました。また、使いやすい無料のソフトウェアであるAOMEI Backupper Standardをおすすめしました。AOMEI Backupperには、クローンやバックアップ、Windows 11の復元など、強力な機能が備わっています。最後に、よく使用されるRobocopyの例をいくつか紹介しました。この記事がお役に立てれば幸いです。

Yoyo
Yoyo· 編集者
Yoyoは、AOMEI Technology会社の編集者としてパソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。情報技術とウェブ関連の分野に情熱を傾けつつ、ゲームも大好きです。新しいテクノロジーに常に興味津々で、読者に最新情報を提供することを心掛けています。