容量の違いHDD間でクローン|大容量HDDから小容量HDDへ

容量の違いHDD間でクローンを実行したいですか?この記事で紹介されたクローンソフトAOMEI Backupperを利用して、大容量HDDから小容量SSDへのクローン、または小容量ディスクから大容量HDDへのクローンを簡単に実行できます。

Yoyo

By Yoyo 最終更新日 2025年05月23日

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実例:容量の違いHDD間でクローンを実行したい

案例 1:大容量HDDから小容量HDDへクローン
私は1TBのHDDと500GBのHDDを持っています。コンピュータの動作が遅いため現在使用している1TB HDDを500GB HDDにクローンする必要があります。しかし、多くのスタンドアローンでのクローン機能が大きなディスクを小さなディスクに複製できないことを発見しました。異なる容量のHDD間でクローンを行う方法があるのだろうか?

案例 2:小容量HDDを大容量HDDにクローン
私は1TBと500GBのドライブを持っています。1GBに500GBをクローンしたいですが、500GBにはWindowsがインストールされていて、500GBを1TBに置き換えた後、起動することは可能ですか?

hddクローン 容量違い

容量の違いHDD間でクローンを行った後のよくあるエラー

一般に、お使いのコンピュータにはハードディスクが付属しています。容量やパフォーマンスの問題を解決するためにそれを交換することもできます。しかし、ハードドライブのサイズは同じではありません。そして、クローン作成プロセス中にさまざまな問題が発生する可能性があります。

エラー①:クローン後のHDD/SSDが起動しない

原因:クローン元(HDD)の使用済み領域が、クローン先(SSD)の容量を超えている可能性があります。また、OSやシステム関連ファイルが正しく移行されていない場合もあります。

💡対処法

  • 使用済みセクタのみをコピーする「インテリジェントクローン」をサポートするソフトを使う

  • クローン前に不要なファイルを削除して使用容量を削減する

 エラー②:HDD/SSDの全容量が表示されない

原因:大きなSSDにクローンした際、パーティションサイズが自動的に調整されず、未割り当て領域が発生するためです。

💡対処法

  • クローン作成後に手動でパーティションを拡張する

  • クローン時にパーティションを調整できるソフトを使用する

容量の違いHDD間でクローンを行う方法

以下は、容量が違うHDD/SSD間でクローンを実行する詳しい方法です。

強力なHDD/SSDクローンソフトウェアおすすめ

インターネット上で多くのクローンソフトは、同じセクターサイズのHDD間でクローンを作成できますが、容量が異なるHDD間でクローンを作成できるツールは限られています。例えば、ClonezillaはHDDをより小さいSSDにクローンすることができません。Clonezillaは、元のHDDと同じか、それより大きなHDDやSSDへのクローン作成に対応しています。

そのため、容量の異なるHDD間でもクローンを作成できる無料のクローンソフト「AOMEI Backupper Standard」をお勧めします。このソフトは、MBRディスクとGPTディスクの両方に対応しており、古いパソコンから最新機種まで幅広くサポートしています。

🚀AOMEI Backupper Standardを選ぶべき理由

💾 クローン後に全容量が表示されない問題を回避
容量の大きいHDD/SSDにクローンした際、未割り当て領域が発生し、全容量が正しく表示されないことがあります。AOMEI Backupper Standardなら、クローン時にパーティションサイズを調整できるため、この問題を事前に防止可能です。ディスクの空き容量を最大限に活用できます。

🔁クローン後のSSDが起動しないトラブルにも対応
容量の小さいSSDにシステムを含むHDDをクローンする場合、クローン後にSSDが起動しないことがあります。このソフトのディスククローン機能なら、必要なデータだけでなくOS全体も正確にクローンできるため、クローン後のSSDから問題なく起動することが可能です。

起動/システムディスクをクローンしたい場合、AOMEI Backupper Professionalにアップグレードする必要があります。

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大容量HDDから小容量SSDへクローンする手順

手順 1. SSDをコンピュータに接続します。

手順 2. AOMEI Backupper Standardを起動し、「クローン」タブの「ディスククローン」をクリックします。

ディスククローン

手順 3. 大容量HDDをクローン元として選択して「次へ」をクリックします。前に接続した小容量SSDをクローン先として選択して「次へ」をクリックします。

ターゲットディスク

手順 4. 「開始」をクリックしてクローンを実行します。

大容量HDDから小容量SSDへクローン

👀注意:
  • クローン先がSSDの場合は、「SSD 4Kアライメント」チェックボックスをオンにする必要があります。SSDの読み書き速度を向上させることができます。

  • デフォルトでは「インテリジェントクローン」のモードを使用して、使用済みセクターのみをクローンします。これにより、大容量HDDから小容量SSDへのクローンを作成することができます。

  • 大容量HDDから小容量HDD/SSDへクローンする場合、「セクター単位のクローン」にチェックを入れないでください。この機能を使用する場合、ターゲットディスクのサイズはソースディスク以上でなければなりません。

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500GB HDDから1TB HDDまたはSSDへクローンする手順

手順 1. 1TB HDDまたはSSDをコンピュータに接続して、検出できることを確認します。

手順 2. AOMEI Backupper Standardを起動し、「クローン」タブの「ディスククローン」をクリックします。

手順 3. 500GB HDDをクローン元として選択して「次へ」をクリックします。

ソースディスク

手順 4. 1TB HDDまたはSSDをクローン先として選択して「次へ」をクリックします。

ターゲットディスク

手順 5. 操作概要画面で「パーティションを編集」をクリックして、「各パーティションに未使用領域を追加」を選択します。この操作により、500GBを1TBにクローンした後、大容量ディスクに未割り当て領域が作成されることを回避できます。

パーディションを編集

手順 6. 「開始」をクリックします。

パーティションサイズを手動で調整したい場合、AOMEI Backupper Professionalにアップグレードしてください。また、Professional版ではシステムクローンなど、もっと多くの高度な機能が使用可能です。Pro無料体験

クローンしたHDD/SSDから起動する手順

AOMEI Backupper Professionalでシステムディスクをクローンした後、BIOSで起動順番を変更できます:

古い起動ディスクと新しいディスクを同時にPCにインストールできる場合は、BIOSに入り、新しいディスクを最初の起動デバイスとして設定できます。具体的な手順は次のとおりです。

ステップ 1. PCを再起動し、起動画面でファンクションキー(ESC、F1、F2、F8、またはF10)を押してBIOSに入ります。

ステップ 2. BIOS設定では、Bootタブに移動し、新しいディスクを矢印キーでリストの最初の位置に設定します。

bios

容量の違いHDD間でのクローンに関するよくある質問

1.クローンを作成するにはドライブのサイズが同じである必要がありますか?
 
答えはいいえです。ただし、特に使用容量がHDDのサイズより小さい場合は、パフォーマンスを向上させるために、同じサイズのHDDをSSDにクローンすることを選択できます。十分な予算がない場合は、大きなHDDを小さな SSD にクローンすることをお勧めします。
2. 大きいハードドライブを小さいハードドライブにクローンできますか?
 

大きいドライブの使用領域が小さいドライブ以下で、選択したクローン作成ソフトウェアが「インテリジェントクローン」機能をサポートしている場合は、確実に可能です。デフォルトでは、ドライブの使用済みセクターのみを別のセクターにクローン作成します。

3. クローン作成後、SSD容量が小さくなるのはなぜですか?
 

実際のところ、クローン作成は元のドライブの正確なコピーを作成するプロセスであるため、クローン作成後は、ターゲットドライブが元のドライブより大きい場合でも、両方のドライブのサイズは同じになります。これが、クローン作成後にSSDの容量が小さくなる理由です。

この問題を回避するには、AOMEI Backupper Professionalの「パーティションを編集」など、ディスククローン作成ソフトウェアの特定のオプションを使用してパーティションサイズを調整できます。 また、組み込みツールのディスク管理を使用してパーティションサイズを拡張することもできます。

4. 500GBハードドライブのクローン作成にはどのくらいの時間がかかりますか?
 

クローン作成にかかる時間は数十分から数時間まで異なり、クローン作成の速度とデータ サイズによって異なります。たとえば、クローン作成速度が100Mb/sで安定している場合、500GBのデータを含むハードドライブのクローンを作成するには約90分かかります。

まとめ

ご覧のようにAOMEI Backupperは容量の違いHDD間でのクローンにとても役に立ちます。使用済み容量がSSDより小さい時、大容量HDDから小容量SSDへクローンすることができます。SSDがHDD上のすべてのデータを保持できない場合でも、不重要なデータを削除してからディスクを再びクローンすることができます。

また、システムパーティションのみクローンすることもできます。500GB HDD(SSD)から1TBへクローンするだけでなく、ディスクを大容量ディスクにクローンした後、未割り当て領域が作成されないように使用することもできます。

コンピューターはServerである場合、AOMEI Backupper Serverの利用をお勧めします。もし、高級機能を求めない場合、無料版はいつまで利用しても構いません。複数のWindowsコンピューターでディスククローンまたはOSの移行を簡単に実行したい場合は、Technician版を使用して、リムーバブルデバイス上にAOMEI Backupperでポータブル版を作成し、インストールせずに任意のターゲットPCで使用することもできます。

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この記事の主な更新履歴

2025年5月21日 更新
 
  • FAQを新たに追加しました。
  • 各ソフトウェアの最新情報を更新しました。
2025年4月25日 更新
 
  • 文章全体の構成を調整し、いくつかの内容を最適化しました。
  • 各ソフトウェアの最新情報を更新しました。
Yoyo
Yoyo · この記事を書いた人
Yoyoは、AOMEI Technology会社の編集者としてパソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。情報技術とウェブ関連の分野に情熱を傾けつつ、ゲームも大好きです。新しいテクノロジーに常に興味津々で、読者に最新情報を提供することを心掛けています。