Wbadminとは
Wbadminは、バックアップ向けのコマンドラインで、Windows 7/8/Vista、Windows Server 2008/2008 R2/2012に適用されたツールです。Wbadminは「Wbadmin enable backup」、「Wbadmin start backup」、「Wbadmin stop job」、「Wbadmin get versions」、「Wbadmin start recovery」、「Wbadmin get status」など多くの機能を持っています。Wbadminはサポートしている機能は異なるバージョンのオペレーティングシステムによって異なります。管理者または管理者グループのメンバーではない場合、任意の操作を実行できません。スケジュールバックアップを作成する場合は、「Wbadmin start backup」の代わりに、「Wbadmin enable backup」を選択してください。
説明:
Wbadmin enable backup:毎日のバックアップスケジュールを構成して有効にします。
Wbadmin disable backup:毎日のバックアップを無効にします。
Wbadmin start backup:1回限りのバックアップを実行します。パラメータを使用しない場合、毎日のバックアップスケジュールが使用されます。
Wbadmin stop job:現在実行中のバックアップまたは復元操作を停止します。
Wbadmin get versions:ローカルコンピューターから復元できるバックアップの詳細を一覧表示します。別の場所が指定されている場合は、別のコンピューターから復元します。
Wbadmin start recovery:指定されたボリューム、アプリケーション、ファイル、またはフォルダーの回復を実行します。
Wbadmin get status:現在実行中のバックアップまたは回復操作の状態が表示されます。
▶ヒント:上述の具体的なWbadminコマンドオプションは「Wbadminコマンドオプションの一覧【バックアップと回復用】」記事を参考にしてください。
Wbadminコマンドを使用してバックアップスケジュールを行う方法
コマンドプロンプトを使用して、ファイル、フォルダ、ボリューム、システム状態およびアプリケーションなどを定期的にバックアップすることができます。次の手順に従ってそれを完成できます。
1. 管理者権限のコマンドプロンプトを開きます。検索ボックスに「CMD」を入力します。結果のリストから「CMD」または「コマンドプロンプト」を選択します。
2. 次のコマンドを実行します:
Wbadmin enable backup
-schedule: 14:00,
-addtarget: \\share1\folder backup
-include: e:\download -user:MI \Jack -password: 123456
これは、ネットワーク上のSHARE1フォルダにEボリュームのダウンロードフォルダを毎日の午後2時にバックアップすることを意味します。また、MIグループのメンバーJackは、パスワード123456を使用して共有ネットワークにアクセスすることができます。バックアップスケジュールを構成する時、自分の状況に基づいてドライブ文字を変更する必要があります。
備考:
-backupTarget:<バックアップの保存場所を指定>
-include:<バックアップに含める項目を指定>
-exclude:<バックアップ除外項目を指定>
-allCritical(バックアップにすべての重要なボリュームを含める)
-systemState(バックアップにシステム状態を含める)
-noVerify(エラー検証を行わない)
-user:<ユーザー名> -password:<パスワード>(共有フォルダへのアクセス許可のユーザー名とパスワードを指定)
-vssFull(VSSを使用して完全バックアップを実行)
-vssCopy(VSSを使用してコピーのバックアップを実行)
-quiet(ユーザープロンプトを表示せずにコマンドを実行)
▶ヒント:上述のWbadminオプションの具体的な使い方は「バックアップと回復のためにWindows Server 2016のWbadminを使用...」記事を参考にしてください。
自動バックアップを作成する特別なソフトウェア
確かに、上記の方法を使用してスケジュールバックアップを作成することは少し難しくて面倒です。また、大きいバグがあります:その前、一度共有フォルダにデータをバックアップした場合、今、同じフォルダに新しいデータをバックアップしたら、前回のバックアップが書き込まれます。また、新しいフォルダにバックアップする場合、それは無効になります。
Wbadminによって作成されたスケジュールバックアップは多くのデメリットがあるので、サード製のソフトウェアを選択するほうが賢明です。AOMEI Backupper Serverは最高のチョイスです。AOMEI Backupper Server版はWindowsサーバー向け、最も簡単なデータバックアップ&災害復旧ソリューションです。そして、多彩な機能を提供します。
✦ 事業継続性を確保する:システム障害が発生する前に、自動または手動ですべての大切なデータをバックアップします。
✦ サーバーダウンタイムを最小限に抑える:WinPEブート環境に対応し、ファイルを選択的に復元します。
✦ ディスクストレージを管理する:自動クリーンアップまたは増分&差分バックアップを実行します。
✦ ユニバーサル復元をサポートする:異なるハードウェアへバックアップイメージを簡単に復元します。
✦ すべてのWindows OSに対応する:Windows Server 2003、2008、2012、2016、2019(R2を含む)、SBS 2003、2008、2011、およびWindows PCシステムをサポートします。
✦ リアルタイムファイル同期:ソースファイルを監視し、変更が発生すると、新しく追加、変更または削除されたファイルをターゲットパスに同期します。
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AOMEI Backupperを使用してバックアップスケジュールを行う方法
手順 1. AOMEI Backupper Serverの30日間無料体験版をダウンロードし、インストールし、起動します。
手順 2. 「バックアップ」タブで「ファイルバックアップ」をクリックします。
手順 3. 「フォルダを追加」をクリックします。バックアップしたいフォルダを追加します。
手順 4. 次にはバックアップ先を指定します。「ネットワーク共有またはNASを選択」をクリックします。
手順 5. Share/NASデバイスをAOMEI Backupperに追加するために、左下隅の「ネットワーク場所を追加」ボタンをクリックします。
手順 6. Share/NASのIPアドレスを入力する必要があります。また、Share/NASデバイスの表示名を入力することができます。
手順 7. Share/NASデバイスを追加した後、Share/NAS内のすべてのフォルダは、右側のリストボックスに表示されます。バックアップイメージファイルを保存するフォルダ(バックアップ先)を選択してから「はい」をクリックします。
手順 8. インターフェイスの左下隅「スケジュール」をクリックして、いつバックアップタスクを実行するかを設定します。
▶ヒント:上述のスケジュールを制定する具体的な方法は「AOMEI Backupperで自動バックアップをスケジュールする方法」記事を参考にしてください。
手順 9. すべての準備ができたら、「開始」をクリックしてファイルバックアップを実行します。
個人PCの場合、AOMEI Backupper Professionalは信頼性が高くてとてもオススメです。@(/o・ェ・o)@/
専門的な個人PC向けのバックアップソフト--AOMEI Backupper Professional
☞AOMEI Backupper Standardの機能をすべて含み、システム/ディスク/ファイル/パーティションのバックアップと復元ができます。
☞システムクローン、ユニバーサル復元、イメージを合併するような新機能を使用できます。
☞差分バックアップなどのような高度な機能を利用できます。
☞CD/DVDにバックアップ、ファイル/フォルダのリアルタイム同期、イメージを暗号化などの機能を使用できます。
☞Windows10、Windows8.1、Windows8、Windows 7、Vista、XP(32ビット版と64ビット版)に対応します。
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まとめ
最近、Windows Server 2008のデータの増加に伴って、データの安全性は非常に重要になってきます。共有ネットワークにスケジュールバックアップを作成することがますます必要になります。
AOMEI Backupperは専門的なバックアップソフトです。それはあなたが簡単かつ安全に共有ネットワークにスケジュールバックアップを作成するのに役立ちます。さらに、このソフトウェアは写真を同期、システムイメージを作成、外付けHDDにバックアップなど、より多くの機能を提供します。
この記事があなたを助けることができるならば、それは素晴らしいと思います。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールは[email protected]です。
最後までありがとうございます。o(〃'▽'〃)o