【解決済み】東芝ファイルレスキューが遅い・進まない

東芝ファイルレスキューが遅い・進まない場合、どうすればいいですか?この記事では、この場合の解決策を3つご紹介します。興味のある方、ぜひご覧ください。

Machi

By Machi 最終更新日 2025年04月28日

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パソコンが突然起動しなくなったとき、大切なデータを失う不安は計り知れません。そんなときに頼りになるのが、「東芝ファイルレスキュー(またはdynabookファイルレスキュー)」です。

このソフトは、Windowsが起動しない状況でもハードディスクのデータを別のメディアにバックアップ(救助)し、必要に応じて復元できる便利なツールです。しかし、ユーザーから「バックアップや復元が遅い」「処理が進まない」といった声が寄せられることも少なくありません。

この記事では、東芝ファイルレスキューが遅い・進まない場合の解決策をご紹介します。

東芝ファイルレスキューが遅い・進まない

解決策1. 復元対象ファイルを絞り込む

東芝ファイルレスキューは、ハードディスク全体をスキャンしてデータを救出するため、救出対象が多すぎると作業が極端に遅くなることがあります。特に、音楽や動画、画像といった大容量ファイルが大量に保存されている場合、データの検索・移動に非常に時間がかかってしまいます。

  • 不要なデータやシステムファイルは救助対象から外し、本当に必要なドキュメント類(Word、Excel、PDFファイルなど)だけを選択
  • ファイル種類別やユーザー別に、優先度の高いデータから順に救出
  • 途中でソフトがフリーズするリスクを下げるため、小分けでバックアップ作業を行う

任意のファイルやフォルダを手動で指定する

これにより、無駄な時間を省き、データ救出の成功率を高めることができます。

解決策2. 東芝ファイルレスキューの代替ソフトを試す

東芝ファイルレスキューがどうしても遅い、または動作が不安定な場合、別の信頼できるバックアップソフトを使用するという選択肢もあります。

特におすすめなのが、無料で高機能なAOMEI Backupper Standardです。このソフトは、Windowsが起動しない環境でも問題なく使用でき、東芝ファイルレスキューと同じく、起動しないパソコンからデータをバックアップして救出することができます。

さらに、ファイルだけでなく、システム全体やディスク全体、特定のパーティションのバックアップにも対応しており、高速かつ確実に作業を完了できます。

AOMEI Backupper

最高の個人向けWindowsバックアップフリーソフト

ここからは、AOMEI Backupperの使い方について詳しくご紹介します。

🌟事前に用意するもの:
  • 正常に稼働するパソコン
  • 空のUSBメモリまたはCD/DVD*ブータブルメディアを作成した後、中のすべてのデータが上書きされるので、重要なデータがある場合、まず他の場所に移動してください。
  • バックアップファイル保存用のUSBメモリや外付けHDD

手順1. 空のUSBメモリまたはCD/DVDを正常に稼働するパソコンに接続します。そして、AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールして開きます。「ツール」→「ブータブルメディアを作成」→「Windows PE」→「次へ」→DVDまたはUSBを選択→「次へ」を順に選択し、ブータブルメディアを作成します。

ブータブルメディアの作成

手順2. 作成したブータブルメディアとを起動しないパソコンに接続します。パソコンに電源を入れ、メーカーのロゴが表示されると「Del」キーまたは「F2」キーを連打してBIOS/UEFIに入ります。「Boot」メニューに移動し、リストの最上位に挿入されたCD/DVDまたはUSBメモリを移動させることで、起動ドライブに設定します。「F10」キーを押して変更を保存します。パソコンが自動的にブータブルメディアから再起動します。

BIOS

手順3. 再起動した後、AOMEI Backupperのメインインターフェースが表示されます。バックアップファイル保存用のUSBメモリや外付けHDDをパソコンに接続します。「バックアップ」をクリックし、ニーズに応じてバックアップ方法を選択します。ここでは、「ファイルバックアップ」を例として説明します。

ファイルバックアップ

手順4. 「ファイルの追加」または「フォルダの追加」をクリックし、パソコンから救出したいファイルを追加します。

フォルダの追加

手順5. 矢印キーの下にあるボックスをクリックし、バックアップファイル保存用のUSBメモリや外付けHDDを選択します。

保存先を指定

手順6. 下にある「オプション」や「スキーム」で、ニーズに応じてバックアップをカスタマイズできます。問題がなければ「開始」をクリックします。

開始

バックアップができたら、バックアップファイル保存用のUSBメモリや外付けHDDを正常に稼働するパソコンに接続し、AOMEI Backupperでバックアップファイルを復元すればよいです。

解決策3. 別のパソコンで復旧作業を試す

もし救出作業中に進まない、または非常に遅いと感じた場合、使用しているパソコン自体に原因がある可能性もあります。こうした場合、別のパソコンにハードディスクを外付けとして接続し、そこから救出作業を試すことが有効です。

手順1. ハードディスクを取り外し、USB接続できる外付けHDDケースに装着するか、USB変換アダプターに接続します。

手順2. 別の稼働するパソコンに接続し、エクスプローラーでそのハードディスクにアクセスできるかどうかを確認します。

手順3. ハードディスクのデータを取り出し、安全な場所(このPCやUSBメモリ)に保存します。

アクセスできる場合:必要なファイルを直接コピーし、安全な場所に貼り付けます。

正常にアクセスできない場合:無料のデータ復旧ソフトAOMEI FastRecoveryを使ってハードディスクをスキャンし、必要なファイルを取り出してみます。

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スキャン

まとめ

本記事では、東芝ファイルレスキューが遅い・進まない場合の解決策を3つ説明しました。もしこれらの方法をすべて試してもファイルを復元できない場合や、ハードディスクの劣化や損傷が疑われる場合は、早めにプロのデータ復旧サービスを検討することも大切です。お役に立てれば幸いです。

Machi
Machi · この記事を書いた人
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。