TOP4:HDDからSSDにクローンするための最高のソフト

Windows 11、10、8、7、Vista、XPを再インストールすることなく、安全かつ高速にHDDからSSDに換装/クローンしたいですか?以下では、最も人気のディスク(HDDとSSD)クローンソフト4つを紹介します。比較した後、あなたのニーズに最も適したものを選んでください。

Akira

By Akira 最後の更新 2023年06月07日

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ディスククローンとディスクバックアップの違いは何?

HDDからSSDにクローンするためのソフトする前に、まずディスククローンとディスクバックアップの違いを理解しましょう~

パソコンをよく使う人は、ディスククローンまたはディスクバックアップを作成したことがあるでしょう。両方とも、広く使用される機能であり、大切なデータを守るために完全なコピー・複製を作ることです。しかし、それらの違いは何ですか?

バックアップは、コピーにとても関連のある概念です。コピーは特定のファイルの内容を複写する操作というなら、バックアップは様々なコピー操作を含む操作といってもよいのです。つまり、自分にとって必要なファイルの安全性を確保するため、これらのファイルの内容を1つずつ複写して、複写ファイルを元のファイルとは別の場所に保存する操作は、「バックアップ」と呼ばれています。

バックアップを取った後、すべての複製ファイルがまとめられるイメージファイル(.PBDファイル)が1つ作成されます。何らの原因によって、重要のデータがなくなった場合、このイメージファイルから、データを復元することができます。

バックアップによる作成された.PBDファイル:

PBDファイル

クローンとはソースハードディスクやパーティションと全く同じなものを作成することを指します。ターゲットHDDの中身は全部ソースHDDのデータに置き換えられます。だから、クローンの対象は、ディスクに保存するファイルだけではなく、システム情報、ハードディスクのフォルダー構造なども含まれています。だから、HDDのクローンを実行したら、クローンディスクは元のディスクとなんの違いもないので、何の操作をしなくてもすぐに使用することが可能と理解してもよいのです。

下記の画像を見てください。ディスク0をディスク1にクローンすると、まったく同じなディスクが作成されます。 

ディスククローン

なぜHDDからSSDにクローンするためのソフトが必要?

実際のところ、ディスククローンは、Windows 7/8/10/11オペレーティングシステム、インストールされているプログラム、システム設定、ビデオ、写真、ドキュメントなど、すべてを再インストールせずに、ソースディスクから宛先ディスクにすべてのデータをコピーします。

日常生活では、WindowsオペレーティングシステムでHDDからSSDにクローンするためのソフトが必要になる場合が多くあります:

小さいディスクを大きいディスクにアップグレードして、ディスク容量が少ないというエラーのために実行速度が遅いWindowsに対処するために、より多くのストレージ容量を取得します。
Windows 7/8/10/11オペレーティングシステムと他のすべてのデータをSSDに移動して、ゲーマーやデザイナーなどにとって重要な、パフォーマンスの向上、起動の高速化、読み取りと書き込みの高速化を実現します。
データの損失を防ぐために、障害のあるハードドライブのクローンを作成します。システムのハードドライブに障害が発生している場合は、HDDからSSDにクローンするためのソフトを使用してすべてを別のディスクに復元し、起動可能にすることができます。
ディスク上のすべてのデータの正確なコピーを作成します。ハードドライブに何か問題が発生した場合は、すべてのファイルを復元できます。

比較:HDDからSSDにクローンするためのソフト4つ

次は、HDDからSSDにクローンするためのソフト4つを紹介します。

1. AOMEI Backupper

Windows PC用の最高のHDDからSSDにクローンするためのソフトAOMEI Backupper Professionalは、ディスクをクローンする簡単で安全な方法を提供します。信頼性の高い機能、ユーザーフレンドリーなインターフェイス、優れたパフォーマンスにより、多くのユーザーに強く推奨されています。

ポイント:
クローンされたSSD/HDDが起動可能:ハードドライブのクローン作成後に正しく起動するために、起動順序を変更するか、古いハードドライブを新しいものに直接交換することです。
電子メール通知を有効:セットアップが完了すると、ドライブのクローンが終了すると、電子メールまたはSMS通知でプロンプトが表示されます。
クローンモードを選択:新しいディスクはSSDの場合、SSDのパフォーマンスを向上するため、「SSD 4Kアライメント」機能を利用することができます。

2. Macrium Reflect

Macrium Reflect は、Paramount Software UK Ltd.が開発した Windows 用バックアップユーティリティです。パーティション、ディスク、または個々のファイルやフォルダのバックアップイメージを作成することができます。また、バックアップイメージを使用して、ディスク、パーティション、または個々のファイルやフォルダを復元することができます。

ポイント:
ハードディスク全体、またはハードディスク上の特定のパーティションのクローン作成をサポートします。
クローン作成後、ターゲットディスクを同じシステムで起動できます。
無料版なのに、MBRもGPTもクローン出来るのがメリットです。

*しかし、海外向けの製品なので、日本語で書かれていません。

3. Samsung Data Migration

Samsung Data Migrationは、世界的に有名な半導体メーカSamsungがリリースしているクローンソフトです。バックアップなどの他の機能は含まれておらず、あくまでクローンツールのみでとてもシンプルです。

ポイント:
数回のクリックのみでクローン出来るので、初心者の方でも簡単に作業できます。
しかも無料で使用できるのでおススメします。

*しかし、これはSamsung HDD/SSD に限定されます。他社製のHDD、SSDでは使用できませんのでご注意ください。

4. Clonezilla

Clonezillaは、ディスクまたはパーティションのクローンならびにイメージ作成用の、DebianまたはUbuntuをもとにつくられたLinuxディストリビューションです。例えば、バックアップや、同じシステムデータを複数のマシンに展開することに使用可能です。

ポイント:
Windows、macOS、Linux、Chrome OSなどを含むほぼすべてのオペレーティングシステムをサポートしています。
単一のイメージを同時に複数のローカルデバイスに復元できます。 
イメージを介した、または別の物理ディスクへの直接のクローン作成をサポートします。

*ご注意:普通のPCユーザーに向いていないインターフェイスによって、長いコマンドラインの入力を気にしないなら、システム管理者が試してみることをお勧めします。

比較

以上で4つのHDDからSSDにクローンするためのソフトを比較して、クローン機能や操作の利便性はAOMEI Backupperの方が上です。グラフィカルなインターフェースでかなり使い勝手が良いが、一般ユーザーにとって、ちょっと使いづらいかもしれません。

AOMEI BackupperでHDDからSSDにクローンする詳細方法・手順

では、最高のディスクソフトAOMEI BackupperでHDDからSSDにクローンしましょう~​​​​​​

まず、ディスクからディスクへ移行するためには、以下のものを準備する必要があります:

✔ 新しいディスク(今のHDDよりも大容量のものをオススメ)

✔ SATA-USB 変換ケーブル 2.5インチ(ノート)またはSATAケーブル(デスクトップ)

✔ 最適なディスククローンソフトAOMEI Backupper Professionalのダウンロード

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✔ 作業時間(問題が発生した場合、数時間かかることもある)

✔ 忍耐力と気配り   

★新しいディスクの接続:
デスクトップパソコンの場合:SATAケーブルを使用して新しいディスクをマザーボードのSATAポートに接続します。
ノートパソコンの場合:SATA→USB変換アダプタを用意してノートパソコンと新しいディスクを接続します。

ステップ 1. クローン先のSSDをお使いのPCに接続します。AOMEI Backupper Professionalをインストールして、起動します。「クローン」タブをクリックし、「ディスククローン」を選択します。

ディスククローン

ステップ 2. お使いのHDDをソースディスク(クローン元のディスク)として選択します。

ソースディスク

ステップ 3. 事前に接続したSSDをターゲットディスク(クローン先のディスク)として選択します。

※ノート:HDD、SSDだけでなく、AOMEI Backupperはローカルドライブ、外付けHDD、USBメモリ、サムドライブ、共有フォルダ/NAS、ハードウェアRAID、仮想マシンなどのストレージデバイスもサポートしています。

ターゲットディスク

注意:もし、ターゲットディスクにパーティションがあるなら、以下のような画面が表示されます。その上のデータを全て削除、上書きしても構わない場合、「はい」を直接クリックしてください。もし、重要なデータがあれば、「キャンセル」をクリックして、まずはAOMEI Backupperでバックアップを取っておいてください。

確認

ステップ 4. 「SSD 4Kアライメント」チェックボックスにチェックを入れます。「開始」をクリックして、HDDからSSDへのディスククローン作成を実行します。

開始

ステップ 5. HDDクローン作成が完了した後、PCをシャットダウンします。次は、HDDをPCから取り外して、SSDと交換します。最後は、クローンしたSSDから起動します。

ブートディスク

✿HDDからSSDへのクローンに関するヒント

▶デフォルトでは、AOMEI Backupperは使用済みセクタのみクローンします。SSD上のパーティションを編集してサイズを変更することができます。セクタ単位のクローンを選択すると、パーティションのサイズを編集することはできません。不良セクタのあるHDDをクローンする場合は、セクタ単位のクローンを実行しないほうがいいです。

▶AOMEI Backupperで「ツール」タブ⇒「ブータブルディスクの作成」をクリックしてWindows PE&Linuxのブータブルディスクを作成することもできます。Windowsが立ち上がらない場合は、ブータブルメディアでAOMEI Backupperを起動してディスククローン作成を実行することもできます。

▶クローン元のHDDはシステムディスクである場合、「作業が完了した時、PCをシャットダウン」にチェックを入れてください。クローンが完了すると、パソコンが自動的にシャットダウンします。

クローン完了

▶HDDからSSDに換装するためにクローンのほか、ディスクバックアップ&復元という方法もあります。PCから外したHDDを再フォーマットした後、データストレージとして使うことができます。

補足:HDDからSSDへのクローンを作成した後、ブート問題を解決

クローン作成後、一部のユーザーからSSDが起動しないとの苦情が寄せられています。ここでは、その理由と問題を解決する方法を紹介します。

起動順序が正しくない:SSDが最初の起動順でない場合、SSDからPCをロードすることはできません。起動順序が正しいかどうかを確認するには、コンピュータを再起動し、プロンプトキーを押してBIOSに入り、SSDを起動順序の優先順位に設定し、F10キーを押して変更を保存してください。最後に、あなたの問題が起動順序に関連していた場合、コンピュータはSSDから起動するようになります。
GPT/MBRの競合:ソースディスクとターゲットSSDのパーティション構造が異なるか、ブートモードが正しく設定されていないことを意味します。GPTからMBRにクローンする場合、またはMBRからGPTにクローンする場合、この衝突が発生して、コンピュータが起動できなくなる可能性があります。クローン元とクローン先のディスクのパーティション構造が同じであることを確認してください。その上、MBRディスクはBIOSのLegacyモードからしか起動できないが、GPTはUEFIモードから起動する。正しい起動モードを設定し、正常に起動できるようにします。または、GPTディスクから起動するために、LegacyブートモードをUEFIブートモードに変更します。
SSDを間違ったHDDを搭載したPCにインストール:ディスクイメージまたはシステムイメージがある場合、「ユニバーサル復元」でSSDにイメージを復元してみることができます。
クローン作成に問題が発生:クローン作成処理に予期せぬ問題が発生しました。エラーが修正されたかどうかを確認するために、処理を再試行することをお勧めします。

また、HDDをSSDにクローンして、SSDを新しいパソコンにインストールする場合、Windows 7/8/10/11 OSをアクティベートする必要があり、オリジナルのプロダクトキーを使ってアクティベートするか、Microsoftに相談してください。

結論

今回はHDDからSSDにクローンするための最高のソフト4つについてご紹介しました。比較して、あなたのニーズに最も適したものを選んでください。

ここでは、最も人気のディスククローンソフトをお勧めします。HDDからSSDへのクローンを安全かつ簡単に実行できます。また、外付けHDD、SDカードなどのクローンもサポートします。ぜひダウンロードして体験しましょう~

はい、以上です。ご参考になれば、幸いです。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールは:[email protected]。ここまでありがとうございました。

Akira
Akira· 編集者
Akiraは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。