別のPCへシステムイメージを復元する方法
概要:AOMEI Backupperは異なるハードウェア間での復元を実行できます。Windows7/10/11が稼働しているハードウェアが故障した際に、別のハードウェアを搭載したPCを準備し、システムイメージを異なるハードウェアまで復元することができます。
Windows 10バックアップを別のPCに復元できますか?
HDDが故障し、故障したときにマザーボードを取り出しました。障害が発生する前に、外付けハードドライブへのWindows10バックアップを実行しました。
Windows 10を実行している別のコンピューターにバックアップを復元できますか?
-あるユーザーからの質問
システムを異なるハードウェアに復元する理由
一般的に、以下の状況ではWindows7/10システムイメージを別のPCに復元することが必要となります。
- 単に、古いハードウェアを新しいハードウェアに換装したいです。
- 古いハードウェアが壊れてしまいました。新しいハードウェアを搭載した別のPCにシステムを移行したいです。
- システムイメージを使用して、同じOSを複数のPC(異なるハードウェア構成を持つかもしれない)に展開したいです。
- お使いのパソコンの調子が悪くて正常に機能できなくなりますが、事前にシステムバックアップが作成されません。こういう時にPCを修復するために、別のPCでシステムバックアップを作成して、問題があるPCに復元することができます。
異なるハードウェア間での復元ができるツール
AOMEI Backupper Professionalというバックアップソフトがシステムバックアップを簡単に作成できるし、作成したシステムイメージを別のPC(異なるハードウェア)へ簡単に復元できます。壊れたマザーボードを新しいものに置き換えた後、またはシステムを別のPCに移行する時などに役立ちます。
具体的に言うと、Windows7/10/11 OSを丸ごとイメージとしてバックアップし、パソコンに何かあった際にはそっくりそのまま復元することができます。パソコンを買い換えて今までの環境をすばやく丸ごと移動させたい場合にはとても便利です。重要な個人データを手動でコピー&貼り付けしたり、システムを再インストールしたりするなど、面倒な手間を省くことができます。
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Windows 11、Windows 10、Windows 8.1/8、Windows 7、VistaおよびXP(32bitと64bit)に対応します。
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ハードウェアのメーカーや機種に依存しない復元が可能です。ハードウェアの異なる物理システム間(P2P)、物理システムから仮想環境(P2V)、仮想環境から物理システム(V2P)、仮想システム間(V2V)への復元が可能となります。
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ローカルドライブ、内蔵ハードディスクだけでなく、CD/DVD、USBメモリ、外付けHDD、NAS、ネットワークドライブなどにもバックアップできます。
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フルバックアップだけでなく、差分バックアップや増分バックアップも可能です。バックアップスケジュールの設定も実現できます。
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ディスク容量を節約するために、イメージの圧縮レベルを指定したり、イメージを合併したり、定期的に古いバックアップを削除したりすることができます。
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そのほか、ディスク/パーティション/ファイルやフォルダのバックアップ&復元、システム/ディスク/パーティションのクローン、ブータブルメディアの作成など、高度な機能をたくさん備えます。
※ヒント:個人・ホーム向けProfessional版のほか、ビジネス向けWorkstation版もあります。
次はAOMEI Backupper Professionalを使用して、Windows7/10/11システムを異なるハードウェア(別のPC)に復元・移行する方法についてご紹介しましょう~
システムイメージを作成
システムを別のPCに復元するために、システムイメージは必要不可欠です。システムイメージを持っていない場合、まずは次の手順に従って作成してください。
ステップ 1. AOMEI Backupper Professionalを起動して「バックアップ」タブで「システムバックアップ」をクリックします。
ステップ 2. 次には、必要があればタスク名を変更できます。AOMEI Backupperは自動的にシステムパーティションをバックアップ元として選択します。1つの場所をバックアップ先として選択する必要があります。共有フォルダ/NASにバックアップすることを推薦します。
ステップ 3. 「開始」をクリックして、システムバックアップを実行します。「完了」するまで待っています。
システムイメージを別のPC(異なるハードウェア)に復元
システムイメージを別のPCヘ復元するには2つの方法が利用可能です。1つはブータブルメディアを作成してシステムイメージを復元することです。もう1つはPXE Boot Toolを通してシステム復元を行うことです。
PXEネットワークブートはUSBメモリやCD/DVDなどを必要とせず、システムイメージを複数のコンピューターに同時に復元する良い方法ですが、Workstation以上のバージョンでのみ使用可能です。どの方法を選択しても、復元の手順はほぼ同じです。
ステップ 1. 別のPCはAOMEIのWindows PEで起動した後、AOMEI Backupperの主な画面が表示されます。「復元」タブをクリックして、復元するシステムイメージを選択します。
ステップ 2. システムイメージから復元する項目を選択します(※このシステムイメージ全体を復元するか、またはシステムイメージから個別のパーティションを復元する)。そして「システムを他の場所に復元」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
ステップ 3. 異なるハードウェア構成のPC上のドライブを復元先として指定します。
ステップ 4. 「操作概要」に移動します。「ユニバーサル復元」にチェックを入れてください。最後は問題なければ「開始」ボタンをクリックして別のPCへの復元を実行します。
※注:新しいハードウェアと互換性のあるドライバーがない場合、システムが起動できないこともあるので、こういう時に手動でハードウェアのドライバーを選択する必要があります。
まとめ
上記は、システムイメージを別のコンピュータに復元する方法です。AOMEI Backupper Professionalは最も簡単な方法を提供し、ディスククローン機能を使用して、あるコンピューターを別のコンピューターにクローンし、Windows OS、インストール済みプログラム、設定、個人ファイルなどを含むすべてを移行できます。
Windows Server 2003/2008/2012/2016/2019/2022(R2を含む)を実行している方は、AOMEI Backupper Serverを試して、より高度な機能をお楽しみください。
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最後までありがとうございます。