Windows 11のスタートアップアプリが表示されない場合の対処法

Windows 11のスタートアップアプリが表示されない問題が発生した場合はどうすればよいですか?これらのスタートアップアプリを1つずつ手動で開く必要がないようにするには、この記事で説明されている方法を参照してこの問題を解決してください。

Akira

By Akira 最後の更新 2022年09月06日

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事例:Windows 11スタートアップアプリが表示されない

 

「表示するスタートアップ項目がありません」と表示され、スタートアップアプリがタスクマネージャに表示されません。設定のスタートアップタブも確認しましたが、何も表示されません。いくつかの場所を確認したところ、他の人が言っていた場所に「startup」という名前で存在するフォルダがいくつか見つかりました。それらはすべて空です。PCの起動時に起動するように設定されているプログラムが10個ほどあり、それらをどうしてもオフにしたいのです。どうすれば再び動作させることができますか?

- あるユーザーからの質問

表示するスタートアップ項目がありません

 

Windows 11スタートアップアプリが表示されない原因

Windows 11のスタートアップアプリが表示されないというユーザーもいます。以下は、最も一般的な原因です。

プログラム自体に問題があります。アプリケーションが正しくインストールされていなかったり、キーファイルが見つからない場合、起動時にロードされません。
また、レジストリの設定が正しくない場合も、アプリケーションの起動に問題が発生することがあります。
UAC(ユーザーアカウント制御)に問題がある場合も、Windows 11のスタートアップフォルダーが機能しない原因になります。特定のアプリケーションには管理者権限が必要であり、その権限が問題によりUACで付与されない場合、アプリケーションが起動しないことがあります。

Windows 11のスタートアップアプリが表示されない場合の対処法

Windows 11のスタートアップアプリが起動しない問題が発生した場合、以下の4つの方法を試して、コンピュータを正常に動作させることができます。

方法1. スタートアップマネージャを確認する

Windows 11のスタートアップアプリが期待通りに起動しない場合、まず最初に行うべきことは、プログラムが起動時に開始するように設定されているかどうかを確認することです。以下はその確認方法です。

1. Ctrl+Shift+Escを押して、タスクマネージャーを起動します。トップから「スタートアップ」タブに切り替えます。

スタートアップ

2. 起動したいアプリのステータスが「無効」になっていないか確認します。無効になっている場合は、右クリックしてメニューから「有効化」を選択します。

方法2. SFCとDISMスキャンを実行する

コンピュータのシステムファイルが破損していると、起動時にプログラムが起動しないことがあります。これを判断するには、DISMスキャンを実行してみるとよいでしょう。

1. Windows+Sで検索バーを開き、cmdと入力し、管理者として実行を選択します。

2. コマンドプロンプトの文字ウィンドウで、「sfc /scannow」と入力し、Enterキーを押します。

3. 以下のコマンドを順番に入力し、Enterキーを押すとそれぞれコマンドが実行されます。

Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth

Dism /Online /Cleanup-Image /CheckHealth

Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

dism

方法3. スタートアップフォルダにプログラムを追加する

スタートアップでプログラムを起動するもう一つの方法は、Windows 11のスタートアッププログラムフォルダを使用することです。プログラムのショートカットをスタートアップフォルダに配置すると、これらのプログラムは自動的に起動するようになります。

1. 問題のあるアプリケーションのランチャー(.exeファイル)があるフォルダに移動し、それを選択して、上部のコマンドバーでコピーアイコンをクリックします。

2. Windows+Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」コマンドを起動し、テキストフィールドに「shell:common startup」と入力して「OK」をクリックするか、「Enter」を押してスタートアップフォルダを起動します。

cmd

3. ここで右クリックし、「貼り付け」を選択します。ポップアップする確認プロンプトで「続行」をクリックします。

続行

方法4. レジストリを使用してスタートアップにプログラムを追加する

レジストリはWindowsコンピュータの最高機関であり、変更したすべての設定や操作はレジストリに影響します。すべてのWindowsネイティブアプリケーションの設定と、すべてのサードパーティ製ソフトウェアもレジストリに存在します。Windows 11スタートアップアプリが表示されない場合は、レジストリ情報を変更してみてください。

注:続行する前に、重要なファイルのバックアップを作成することをお勧めします。また、ここに記載されている以外の変更は行わないでください。コンピュータが損傷する可能性があります。

1. Windows+Rを押して「ファイル名を指定して実行」コマンドを起動し、テキストフィールドにregeditと入力して「OK」をクリックするか、Enterキーを押してレジストリエディターを起動します。

2. 下のアドレスバーに次のパスを貼り付け、Enterキーをクリックして移動します。

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders

レジストリ

3. ここで、スタートアップの文字列に以下の値のデータがあるかどうかを確認すします。

%USERPROFILE%\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

4. 次に、スタートアップの文字列に以下の値のデータがあるかどうか確認します。

C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

5. データ値が異なっている場合は、ここに記載されている正しいデータ値に置き換えてください。

6. 問題がない場合は、起動時にロードするアプリケーションをレジストリに手動で追加することもできます。これを行うには、以下のパスに移動します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run

注:ここで行った変更は、システム全体、つまり他のユーザーアカウントにも反映されることを忘れないでください。

7. 次に、右側の余白のどこかで右クリックし、「新規」にカーソルを合わせて、コンテキストメニューから「文字列値」を選択し、目的のアプリの名前を入力します。目的のアプリが保存されている場所に移動して、ランチャーを右クリックし、「パスとしてコピー」を選択します。

8. 先ほど作成した文字列をダブルクリックし、値データを追加します。次に、アプリのパスを「値データ」のテキストフィールドに貼り付けます。OKをクリックして、変更を保存します。完了したら、変更を有効にするためにコンピュータを再起動します。

誤ってデータを失わないために、PCをバックアップする

上記で紹介した方法で、Windows 11の起動アプリが表示されない問題を解決できれば幸いです。これには、コマンドラインを実行してパソコン上のシステムファイルが破損していないかを確認し、レジストリ情報を修正するなどの方法があります。データ損失を引き起こさないために、無料のバックアップソフトを使用してコンピュータのバックアップを作成することをお勧めします。

AOMEI Backupper Standardは簡単にお使いのコンピュータのシステムとその上のデータを保護することができます。ファイルバックアップ、ディスクバックアップ、システムバックアップとパーティションバックアップを選択することができます。また、その助けを借りて、自動バックアップを設定することができ、毎日、毎週、毎月など、さまざまな間隔を選択することができます。

以下のステップに従って、Windows 11コンピュータを保護します。まず、このソフトウェアをダウンロードし、インストールしてください。もしあなたがWindows Serverユーザーなら、AOMEI Backupper Serverを利用することができます。

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ステップ 1. AOMEI Backupper Standardを開きます。「バックアップ」→「ディスクバックアップ」をクリックします。

ディスクバックアップ

ステップ 2. 「ディスクを追加」をクリックして、ソースディスクを選択し、「追加」をクリックします。

ディスクを選択

ステップ 3. 逆三角形アイコンまたは、フォルダアイコンをクリックし、ディスクイメージの保存先を選択します。

ターゲットディスク

ステップ 4. 問題がなければ、「開始」をクリックします。

開始

オプション:ここでは、タスクへのコメントを書き込んだり、バックアップ完了後のメール通知を有効にしたり、イメージの圧縮レベルを設定したりすることができます。
スケジュール:ここでは、バックアップの自動実行を設定することができます。Standard版は、毎日/毎週/毎月の3つの自動バックアップオプションをサポートしています。イベントトリガー/USB挿入の2つのより柔軟的なオプションを利用したい方は、AOMEI Backupper Professionalへのアップグレードをご検討ください。
スキームここでは、フル/増分/差分バックアップとバックアップの自動クリーンアップを設定することができます(差分バックアップとバックアップの自動クリーンアップはProfessional版で利用可能)。

作成されたディスクイメージを復元したい場合、「復元」機能をご利用ください。ディスクイメージを異なるハードウェアの別のPCに復元したいなら、Professional版などの上位版へアップグレートしてから、「ユニバーサル復元」を有効にして復元を実行します。

まとめ

Windows 11のスタートアップアプリが表示されない問題に遭遇した場合、この記事で対応する解決策を見つけることができます。しかし、それはレジストリ情報の変更などを伴います。コンピュータとデータのセキュリティを保護するために、バックアップを作成することをお勧めします。

AOMEI Backupperはシステムと重要なデータをバックアップできるだけでなく、Windows 11コンピュータのハードドライブをアップグレードしたい場合、OSやデータを移行することも可能です。

 
Akira
Akira· 編集者
Akiraは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。