Windows 11 PCがUSBメモリを認識しない場合の対処法6選

USBメモリをWindows 11 PCに挿しても表示されない、またはUSBメモリがPCに認識されません?心配しないでください。この記事では、この問題について6つの対処法をご紹介します。ぜひご覧ください。

Machi

By Machi 最後の更新 2022年11月16日

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なぜWindows 11 PCがUSBメモリを認識しないのか?

Windows PCがUSBメモリを認識しない

USBメモリをPCに挿しても、PCに表示されないという問題に遭遇したことはありませんか?時折、「USBデバイスが認識されません」などのメッセージが表示されることがあります。そのため、USBメモリにアクセスできなくなり、中に保存されているファイルを開くことができなくなります。

問題を解決する前に、このエラーの考えられる原因を理解しておく必要があります。

USBメモリはファイルシステムがWindows PCと互換性がない
USBメモリが物理的に破損している
ソフトウェアやドライバーが古い
ハードウェアの接続に問題がある
ドライブレターの競合

USBメモリの事前チェック

他の方法を試す前に、ハードウェア自体の問題であることを防ぐために、いくつかの簡単なチェックを行いましょう。

USBメモリの事前チェック

☛ USBメモリの電源がオンになっていることを確認します。一部のUSBメモリには外部電源ボタンがあり、これをオフにすると、PCに挿しても、PCが認識できません。

☛ USBメモリが破損しているかどうかを確認します。USBメモリが知らないうちに破損している可能性があります。別のPCに接続して、認識されているかどうかを試してみてください。

☛ PCを再起動します。多くの場合、USBメモリが表示されないのは、不具合や小さなバグが原因である可能性があり、再起動だけで直ることがあります。したがって、PCを再起動し、ドライブが表示されるかどうかを確認します。

Windows 11 PCがUSBメモリを認識しない問題を修正する方法

USBメモリがWindows 11 PCに認識されない原因を特定できない場合、問題が解決されるまで、次の6つの方法を順番に試してみましょう。

方法1. デバイスの互換性を確認する

USBメモリがPCで動作しない場合、接続しても表示されません。Windows PCでは、ほとんどのUSB 3.0デバイスはUSB 2.0ポートに接続できるため、それほど問題はないはずです。

しかし、USB 3.0デバイスが動作するためには、より強力で互換性のあるポートが必要になる場合があります。再試行する前に、デバイスの取扱説明書またはパッケージで互換性情報を確認してください。

方法2. Windowsのアップデートを確認する

Windows 11を常に最新のバージョンに保つことは重要です。なぜなら、Windowsの更新プログラムには、USBポートの不具合やデバイスの不具合を修正する場合があるからです。Windows 11でWindows Updateを確認するには、次の手順に従います。

1. 「Windows」+「I」キーを押して、「設定」を開きます。

2. 「設定」で「Windows Update」タブに移動し、「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックします。

更新プログラムのチェック

3. 利用可能な更新プログラムをチェックし、ダウンロードします。

4. ドライバーの更新プログラムを確認するには、「詳細オプション」→「オプションの更新プログラム」をクリックします。

オプションの更新プログラム

5. ドライバーの更新プログラムがある場合は、それを選択し、「ダウンロードしてインストール」ボタンをクリックします。

ダウンロードしてインストール

方法3. USBドライバーを更新または再インストールする

USBドライバーを更新または再インストールすることで、この問題を解決することがあります。この方法は、USBメモリが「エクスプローラー」で表示されないが、「ディスクの管理」で未割り当ての領域として表示されるときに役立ちます。

1. スタートボタンを右クリックし、メニューから「デバイスマネージャー」を選択します。

2. 「デバイスマネージャー」で、「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」セクションを展開します。各エントリを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。

デバイスのアンインストール

3. PCを再起動すると、再起動中にWindowsが自動的にそのデバイスの新しいドライバーを再インストールします。

USBメモリがまだ表示されない場合は、手順2で「ドライバーの更新」を選択し、問題が解決するかどうかを確認します。

方法4.USBメモリにドライブレターを割り当てる

USBメモリが「ディスクの管理」には表示されるが、「エクスプローラー」には表示されない場合、USBメモリにドライブレターが割り当てられていないことが原因である可能性があります。ただし、ドライブレターを割り当てる前に、ドライブ上部のバーが青いかどうかを確認します。もしそうなら、ドライブレターが原因でUSBメモリがPCに認識されない可能性が高く、簡単に修正することができます。

ドライブ上部のバーが黒い場合は、ドライブが割り当てられていないことを意味するので、次の方法に進みます。それでは、Windows 11でUSBメモリにドライブレターを割り当てる方法を案内します。

ドライバ上部のバー

1. スタートボタンを右クリックし、メニューから「ディスクの管理」を選択します。

2. USBメモリを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選択します。

ドライバ文字とパスの変更

3. 次に、「追加」をクリックして、USBメモリに新しいドライブ文字またはパスを追加します。デフォルトで利用可能なドライブ文字が選択されるので、「OK」をクリックして割り当てます。別のドライブレターを選択したい場合は、ドロップダウンメニューをクリックして選択し、「OK」をクリックします。

追加

方法5. USBメモリの新しいボリュームを作成する

前の方法で説明したように、USBメモリの上部にあるバーが黒い場合、その領域が割り当てられていないため、USBメモリが「エクスプローラー」で表示されない原因である可能性があります。これを直すには、以下の手順に従ってボリュームを作成すればOKです。

1. 「ディスクの管理」で、下に表示されている未割り当ての領域を右クリックし、ニューから「新しいシンプルボリューム」を選択します。「新しいシンプルボリュームウィザード」ウィンドウが表示され、「次へ」をクリックして進みます。

新しいシンプルボリューム

2. 次に、「シンプルボリュームサイズ」の値を「最大ディスク領域」と同じに設定し、「次へ」をクリックします。

シンプルボリュームサイズ

3. ドライブレターを選択し、「次へ」をクリックします。

ドライブレターを選択

4. 次に、ファイルシステムを選択し、「次へ」をクリックして進みます。

▶ 注意:USBメモリが4GB以上である場合、ファイルシステムを「NTFS」に設定することをお勧めします。4GBより小さい場合は、「FAT32」に設定することをお勧めします。

5. 最後に、選択した設定を確認し、「完了」をクリックして適用します。新しいシンプルボリュームを作成すると、USBメモリが「エクスプローラー」に正常に表示されます。

完了

方法6. USBのセレクティブサスペンドの設定を無効にする

上記のいずれの方法でも問題を解決できない場合は、電源設定がUSBメモリの表示を妨げていないかどうかを確認する必要があります。電源オプションには、USBドライブが接続されているときに電源をカットする設定があるため、この設定を有効になっていると、USBメモリをPCに挿しても、PCに表示されないことがあります。では、次の手順に従って、Windows 11でUSBのセレクティブサスペンドの設定を無効にしましょう。

1. スタートメニューを開き、「電源プランの編集」と入力します。一番上の結果を選択します。

電源プランの編集

2. 次に、「詳細な電源設定の変更」オプションをクリックします。

詳細な電源設定の変更

3. 「電源オプション」で、「USB設定」→「USBのセレクティブサスペンドの設定」を展開し、2つのオプションを「無効」に変更します。

無効

4. その後、[適用]→[OK]をクリックします。最後に、PCを再起動し、これらの変更を適用します。

USBメモリ上のファイルをバックアップしてデータ損失を防止する

USBメモリは、その持ち運びの便利さによって、最もよく使用されるポータブルストレージデバイスになりました。しかし、使用する過程で、しばしば問題が発生することがあります。PCに認識されないというのは、よくある問題のひとつに過ぎません。時には、問題を解決するには、フォーマットする必要があることさえあります。

USBメモリを使用する頻度が高いことを考えると、様々なエラーによるデータ損失を避けるために、USBメモリに保存している重要なファイルをバックアップすることをお勧めします。ここでは、バックアップ&復元フリーソフト-AOMEI Backupper Standardの使用をお勧めします。

このソフトで、USBメモリからファイル/フォルダを他のUSBメモリ、SDカード、内蔵/外付けHDD/SSD、NASデバイス、共有フォルダ、クラウドストレージなど様々なストレージデバイスにバックアップすることができます。また、自動バックアップをサポートしていて、作業の重複を防ぎ、多くの時間を節約することができます。

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また、バックアップファイルをより便利に管理するには、AOMEI Backupperはクラウドストレージ-AOMEI Cloudを提供しています。「クラウドバックアップ」機能で、ファイル/フォルダをAOMEI Cloudにバックアップできます。

インタネットがあれば、AOMEIアカウントにログインして、どこでもバックアップを復元できます。復元するにはログインが必要なので、不正アクセスを防ぎます。さらに、クラウドストレージは実体がないので、災害や火事などによるデータ損失を回避できます。様々な面からバックアップファイルの安全性を確保できます。AOMEI Cloud(1TB)は、15日間無料試用可能で、ぜひ使ってみてください。

まとめ

Windows 11 PCがUSBメモリを認識しない場合は、ぜひこの記事で紹介した6つの方法を使ってみて問題を解決してください。これらの方法は、Windows 10でも適用しています。

そして、問題を解決した後は、USBのデータを保護するために、AOMEI Backupper Standardで、その中のデータを定期的にバックアップすることをお勧めします。こうすれば、USBメモリが紛失しても、エラーによってその中のデータが損失されても、すばやく重要なデータを復元できます。今すぐ無料でダウンロードし、使ってみましょう!

Machi
Machi· 編集者
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。