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フォーマットしたSSDからデータを復元・復旧する方法2つ
SSDをフォーマットした後にSSDからデータを復旧することは可能ですか？もちろん可能です！この記事では、フォーマットしたSSDからデータを簡単に復旧するための2つの方法をご紹介します。重要なデータを取り戻したい方、ぜひご覧ください。
By Machi / 最後の更新 2024年04月10日
フォーマットしたSSDからデータを復元できるのか？
「SSDのデータはフォーマットしてもHDDと同じように復元されちゃいますか？あまり売らないほうが良いでしょうか？」
SSD（Solid State Drives）は、主にNANDフラッシュメモリチップとフラッシュコントローラという2つの主要な技術コンポーネントを使用してデータを永続的に保存するためのストレージデバイスです。従来のHDDと比較して、SSDはより優れた性能、高速なデータアクセス速度、低消費電力、高温耐性といった特性を持っています。
以前にもフォーマットしたHDDからデータを復旧する方法についてご紹介しました。では、フォーマットしたSSDからデータを復元することは可能でしょうか？答えは「はい」です！
SSDが「クイックフォーマット」でフォーマットされ、フォーマット後にSSDにデータが書き込まれていない場合、そのSSDからデータを復旧できます。
フォーマットされたSSDデータはどうなるのか？
データをフォーマットすると、SSD上のすべてのファイルが削除され、目に見えなくなります。フォーマットでは、ファイルシステムが再構築され、ドライブスペースが「空き」としてマークされ、新しいデータを格納するために再利用されるようになります。
つまり、SSDがフォーマットされると、データは即座に削除されるのではなく、新しく書き込まれたデータによって元のデータが上書きされるまで空としてマークされた状態になります。
したがって、フォーマットしたSSDのデータ復旧率をできるだけ向上させるには、必要なデータが復旧されたまで、SSDを使用しないでください。
フォーマットしたSSDからデータを復元する方法
このパートでは、フォーマットしたSSDからデータを復元・復旧する方法を2つご紹介します。自分の状況に合った方法を選ぶことができます。
方法1. MyRecoverを使用してフォーマットしたSSDからデータを復旧
信頼できる復旧ツールの助けを借りてフォーマットしたSSDからデータを簡単に復元することができます。数多くのソフトから、信頼性の高い、復旧率の高い、無料で使えるMyRecoverをお勧めします。
このソフトを使用して、3ステップだけで、フォーマットしたSSDからjpg、png、mp4、avi、mov、doc、xlsx、ppt、pdf、zip、rarなど200種類以上のファイルを取り戻すことができます。インターフェースが直感的で、操作も簡単、初心者でも気軽に使えます。また、機能性と互換性の面から次のようなメリットがあります：
MyRecover- 高い復旧率で、迅速に失われたファイルを取り戻すことができます。
- 異なるストレージデバイスのデータ復元に対応：内蔵／外付けHDD／SSD、SDカード、USBメモリから失われたデータの復旧をサポートしています。
- 様々な原因によるデータ損失に対応：誤削除、ディスクフォーマット、ウイルス感染などによって失われたデータを復旧できます。
- ハイライト機能：スキャン中にファイルの検索、フィルタリング、プレビュー、復元が可能です。
- 互換性が高い：Windows 11／10／8／7およびWindows Serverに対応しています。また、NTFS、FAT32、exFAT、ReFSなどさまざまなファイルシステムをサポートしています。
安全かつ高速では、上のボタンをクリックし、この強力なツールをダウンロードし、インストールしてデータを復元しましょう。
ステップ 1. MyRecoverをダウンロードし、インストールして起動します。復元したいファイルが元に保存されていたパーティションまたはボリュームを選択し、「スキャン」をクリックします。
ステップ 2. MyRecoverは自動的に復元可能なデータをスキャンします。
✍ヒント：復元するファイルをより速く見つけたい場合、「フィルター」を利用することができます。この機能を使えば、種類、更新日、サイズによってファイルを見つけることができます。また、ファイル名や拡張子を覚えている場合、検索バーで直接検索することができます。
- 種類：ドキュメント、画像、動画、オーディオ、メール、ウェブページ、圧縮ファイルから選択できます。
- 更新日：本日、昨日、過去7日間、過去30日間、カスタムから選択できます。特定の期間に削除されたデータを探したいなら、「カスタム」を選択してください。
- サイズ：128KB未満、128KB～1MB、1MB～512MB、512MB以上、カスタムから選択できます。
ステップ 3. 復元したいファイルおよびフォルダを選択し、「復旧 xつのファイル」をクリックします。＊スキャンの完了を待たずに、ファイルを復元することができます。
- MyRecoverの無料版では、500MBまでのデータを復元することができます。無制限のデータを復元するには、MyRecoverをProfessionalまたはTechnician版にアップグレードしてください。
- 新しいドライブを保存先として選択してください。ファイル／フォルダを元のドライブに復元すると、復旧可能なファイル／フォルダの領域が上書きされ、データ復元に失敗する可能性があります。
方法2. Windows File Recoveryを使用してフォーマットしたSSDからデータを復旧
Windows File Recoveryは、Microsoftが提供する完全無料のデータ復旧ツールです。フォーマット、削除、紛失などによって失われたJPEG、PDF、PNG、MPEG、MP3、MP4、ZIPファイルやオフィスファイルを復旧できます。内蔵／外付けHDD／SSD、USBメモリ、SDカードからのデータ復元をサポートしています。
ただし、Windows File Recoveryは現在、Windows 10バージョン2004（ビルド19041）以降でのみ利用可能です。また、コマンドラインツールであり、データ復旧を行うにはコマンドラインを実行する必要があります。したがって、専門知識のあるユーザーによりお勧めします。
次に、このツールの使い方を詳しくご案内します。
ステップ 1. Microsoft Storeで「Windows File Recovery」を検索し、「入手」をクリックしてダウンロードします。
ステップ 2. 「Windows File Recovery」のインストールが完了したら、「Windows」＋「S」キーを押し、検索ボックスに「Windows File Recovery」と入力し、表示結果から「管理者として実行」を選択します。
ステップ 3. コマンドプロンプトで次のコマンド形式でコマンドを入力します：
winfr {ソースドライブ}: {ターゲットドライブ}: [/モード] [/スイッチ]
- ソースドライブ：復元したいファイルが元に保存されていた場所
- ターゲットドライブ：復元するファイルを保存する場所＊ソースドライブと同じ場所に設定しないでください。
- モード：ファイルシステムとデータ損失の状況に応じて選択するもの
- スイッチ：スキャン範囲を絞る
次に、モードとスイッチを選択する方法をご紹介します。
①. モードを選択するために、まず復元するファイルが元に保存されていたドライブのファイルシステムを確認する必要があります：「Win」＋「E」キーを押して「エクスプローラ」を開きます。ファイルが保存されていたドライブを右クリックし、「プロパティ」を選択してそのファイルシステムを確認します。
②. システムファイルを確認できたら、データ損失の状況を組み合わせて、復旧モードを選択しましょう：
| ファイルシステム | 状況 | 推奨モード |
| NTFS | 最近削除した | デフォルト（Default mode） |
| NTFS | しばらく前に削除された | まずセグメント（Segment mode）を、次にシグネチャー（Signature mode）を試す |
| NTFS | ディスクをフォーマットした | まずセグメントを、次にシグネチャーを試す |
| NTFS | ディスクが破損した | まずセグメントを、次にシグネチャーを試す |
| FATおよびexFAT | すべての状況 | シグネチャー |
③. 次に、復元対象の範囲を縮めるために、スイッチを選択してください：
| パラメータ／スイッチ | 説明 | 対応モード |
| /n |
/n ：ファイル名やパス、ファイル拡張子などを指定してスキャンします。条件を複数指定することもできます。 例： /n 見積り.xlsx → 見積り.xlsx という名前のファイルをスキャンします。 /n *.pdf → 拡張子.pdfのファイルをスキャンします。 /n \users\（ユーザー名）\Pictures\ → ピクチャフォルダー内のファイルをすべてスキャンします。フォルダーを指定する場合は、最後に必ず \ を入れてください。 /n "\users\（ユーザー名）\Documents\My Data\*議事録*" → ドキュメント内の My Data というサブフォルダに保存されていたファイルで、名前に 議事録 が含まれるファイルをスキャンします。ファイル名、またはパスにスペースが含まれる場合は、" "（ダブルコーテーション）で囲む必要があります。 |
デフォルト |
| /y: | 特定の拡張子を持つファイルをスキャンします。複数の項目を入力する場合は、カンマで区切ってください。 | シグネチャー |
| /p: |
復元操作のログファイルを回復ドライブのデフォルトの場所とは異なる場所に保存します（例：D:\logfile）。 |
すべてのモード |
| /segment | セグメントモード。ファイルレコードセグメントを使用するNTFSドライブ用の復元オプション | セグメント |
| /signature | シグネチャーモード。ファイルヘッダーを使用するすべてのファイルシステムタイプ用の復元オプション | シグネチャー |
たとえば、フォーマットしたFドライブからJPGファイルをDドライブに復元したい場合、「winfr F: D: /extensive /n *.jpg」と入力し、「Enter」キーを押して実行します。
ステップ 4. 「Continue?」と表示されると、「Y」キーを押してスキャンと復元を確認します。
オススメ：フォーマット前にSSDをバックアップする方法
データ復旧ソフトは、フォーマットしたSSDからデータを完全に復旧できることを100％保証することはできません。したがって、SSDをフォーマットする前に、ディスク全体をバックアップすることを強くお勧めします。
バックアップを簡単に行うために、最も優れたバックアップフリーソフト-AOMEI Backupper Standardを強くおすすめします。これを使用して、SSDを内蔵／外付けHDD／SSD、USBメモリ、SDカード、CD／DVD、クラウドストレージ、ネットワークドライブ、NASにバックアップすることができます。詳細については読み進めてください。
ステップ 1. AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールして開きます。「バックアップ」タブ→「ディスクバックアップ」を選択します。
ステップ 2. 「ディスクを追加」をクリックし、バックアップしたいSSDを選択します。
ステップ 3. バックアップの保存先を指定し、「開始」をクリックします。
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オプション：バックアップ完了後のメール通知、バックアップの圧縮レベル、使用されているセクターのみバックアップする「インテリジェントセクターバックアップ」／すべてのセクターをバックアップする「完全なバックアップ」を設定します。
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スケジュール：自動バックアップを設定します。毎日／毎週／毎月／イベントトリガー（サインイン／サインアウト、システム起動／シャットダウン）／USB挿入の5つの自動バックアップモードに対応しています。
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スキーム：フル／増分／差分バックアップ、古いバージョンのバックアップの自動削除を設定します。ターゲットディスクの容量を節約したい場合は、このオプションの設定がオススメです（差分バックアップとバックアップの自動削除はAOMEI Backupper Professionalなどの上位版で利用可能）。
まとめ
以上は、フォーマットしたSSDからデータを復旧・復旧するための2つの方法でした。Windows File Recoveryは完全無料で使えますが、復旧を行うには専門知識が必要だし、復旧率も低いです。より使いやすい、復旧率の高いツールを利用したい方、MyRecoverをお勧めします。
データが取り戻してきたら、このようなデータ損失が再び発生しないように、バックアップソフトで定期的に重要なファイル／フォルダをバックアップしたほうがよいでしょう。
