4つの方法でゴミ箱から削除したワードファイルを復元

必要なワードファイルを誤って削除してしまいました!ゴミ箱にもありません!復元が可能でしょうか?心配しないでください、この記事では、ゴミ箱から削除したワード(Word)ファイルを復元する方法を4つご紹介します。興味のある方、ぜひ続けてご覧ください。

Machi

By Machi / 最後の更新 2024年04月10日

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ごみ箱から削除したワードファイルを復元できるか?

「ファイル復元ソフトについて
ゴミ箱からも消してしまったワードファイルを復元するためのフリーソフトを教えてください。
あと復元ソフト以外にもおすすめのデータ復元方法があるなら教えてください。」

私たちの誰もが重要なWordファイルが見つからなくなったり失われたりすると困ります。必要なWordファイルが見つからないと気づいたら、頭に浮かぶ最初の考えは、ごみ箱から見つけて復元するでしょう。

しかし、ごみ箱からも削除された場合にどうすればよいでしょうか?まだ復元できますか?

心配しないでください、これらのファイルは復元できます。興味のある方、ぜひ読み進めてください。

Restore Word Document

ごみ箱から削除したワードファイルを復元する方法

このパートでは、ゴミ箱から削除したワードファイルを復元する方法を4つご紹介します。

オプション1の前の2つの方法は、バックアップが必要です。バックアップを持っていない場合、オプション1の3番目の方法と、オプション2の方法をご利用ください。

オプション1. Windows標準機能でごみ箱から削除したワードファイルを復元する

方法1. ファイル履歴を使用して削除したワードファイルを復元する

ファイル履歴は、Windowsに標準搭載されているバックアップ&復元機能です。この機能で、ゴミ箱にないワードファイルを復元することができます。

この機能で復元するには、前提として、ワードファイルが削除された前に、この機能が有効になっている必要があります。それに、この機能は、ドキュメント・デスクトップ・ピクチャ・ビデオなどのCドライブにある既定フォルダのみバックアップできるので、復元するワードファイルがこれらのところに保存されていたことを確認してください。

ステップ 1. 「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。「control」と入力し、「Enter」キーを押して「コントロールパネル」を開きます。そして、「システムとセキュリティ」→「ファイル履歴でファイルを復元」をクリックします。

ファイル履歴でファイルを復元

ステップ 2. 「ホーム-ファイル履歴」が表示されます。Wordファイルが削除された前に作成したバージョンを見つけるまで、「<」ボタンをクリックします。

ホーム-ファイル履歴

ステップ 3. Wordファイルが保存されているフォルダをダブルクリックして開きます。復元したいWord文書を選択し、「復元」ボタンをクリックして元の場所に復元します。

🌟ヒント:

別の場所に復元したい場合、「復元」ボタンを右クリックし、「復元場所の選択」をクリックし、別の場所を復元先として選択することができます。

復元場所の選択

方法2. 以前のバージョンを使用して削除したワードファイルを復元する

また、以前に「システムの保護」を有効にしたことがある場合、「以前のバージョン」という復元機能で削除したワードファイルを取り戻すことができます。

ステップ 1. 削除されたWordファイルが保存されたフォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

プロパティ

ステップ 2. 「以前のバージョン」タブをクリックします。Wordファイルが削除された前に作成したバージョンを選択し、「開く」をクリックし、復元したいファイルを見つけてコピーし、他の場所に貼り付けます。

以前のバージョン

方法3. Windows File Recoveryを使用して削除したワードファイルを復旧する

バックアップツールが有効になっていない場合、またはバックアップから復元するWordファイルが見つからない場合、Microsoftから開発した完全無料なデータ復旧ツール-Windows File Recoveryを使用してゴミ箱にないワードファイルを復旧できます。ただし、このツールはWindows 10バージョン2004以降にのみ対応しています。

ステップ 1. Microsoft Storeで「Windows File Recovery」を検索し、「入手」をクリックしてダウンロードします。

入手

ステップ 2. 「Windows File Recovery」のインストールが完了したら、「Windows」+「S」キーを押し、検索ボックスに「Windows File Recovery」と入力し、表示結果から「管理者として実行」を選択します。

管理者として実行

ステップ 3. 前述のように、Windows File Recoveryの基本的なコマンドが次のとおりです。

winfr [ソースドライブ]: [ターゲットドライブ]: [/モード] [/スイッチ]

  • ソースドライブ:失われたファイルが元に保存されていた場所
  • ターゲットドライブ:復元したファイルを保存する場所*ソースドライブと同じ場所に設定しないでください。
  • モード:ファイルシステムとデータ損失の状況に応じて選択するもの
  • スイッチ:スキャン範囲を絞る

Enter Winfr Source Drive

次に、モードとスイッチを選択する方法をご紹介します。

①. モードを選択するために、まず復元したいファイルが元に保存されていたドライブのファイルシステムを確認する必要があります:「Win」+「E」キーを押して「エクスプローラ」を開きます。そのドライブを右クリックし、「プロパティ」を選択してファイルシステムを確認します。

ファイルシステム

②. システムファイルを確認できたら、データ損失の状況を組み合わせて、復旧モードを選択しましょう:

ファイルシステム 状況 推奨モード
NTFS 最近削除した デフォルト(Default mode)
NTFS しばらく前に削除された まずセグメント(Segment mode)を、次にシグネチャー(Signature mode)を試す
NTFS ディスクをフォーマットした まずセグメントを、次にシグネチャーを試す
NTFS ディスクが破損した まずセグメントを、次にシグネチャーを試す
FATおよびexFAT すべての状況 シグネチャー

③. 次に、復元対象の範囲を縮めるために、スイッチを選択してください:

パラメータ/スイッチ 説明 対応モード    
/n

/n :ファイル名やパス、ファイル拡張子などを指定してスキャンします。条件を複数指定することもできます。

例:

/n 見積り.xlsx → 見積り.xlsx という名前のファイルをスキャンします。

/n *.pdf → 拡張子.pdfのファイルをスキャンします。

/n \users\(ユーザー名)\Pictures\ → ピクチャフォルダー内のファイルをすべてスキャンします。フォルダーを指定する場合は、最後に必ず \ を入れてください。

/n "\users\(ユーザー名)\Documents\My Data\*議事録*" → ドキュメント内の My Data というサブフォルダに保存されていたファイルで、名前に 議事録 が含まれるファイルをスキャンします。ファイル名、またはパスにスペースが含まれる場合は、" "(ダブルコーテーション)で囲む必要があります。

デフォルト
/y: 特定の拡張子を持つファイルをスキャンします。複数の項目を入力する場合は、カンマで区切ってください。 シグネチャー
/p:

復元操作のログファイルを回復ドライブのデフォルトの場所とは異なる場所に保存します(例:D:\logfile)。

すべてのモード
/segment セグメントモード。ファイルレコードセグメントを使用するNTFSドライブ用の復元オプション セグメント
/signature シグネチャーモード。ファイルヘッダーを使用するすべてのファイルシステムタイプ用の復元オプション シグネチャー

例えば、C:\Users\AOMEI\Documentsから削除したFileRecovery.docxをEドライブに復元する場合、「winfr C: E: /n \Users\Documents\ FileRecovery.docx」と入力し、「Enter」キーを押して実行します。

ステップ 4. 「Continue?」が表示されたら、「Y」キーを押してスキャンと復旧を確認します。

オプション2. データ復旧ソフトでごみ箱から削除したワードファイルを復旧する

Windows File Recoveryで復旧を行うには、コマンドを使用しなければなりません。パソコンにそれほど精通していないユーザーには使いにくいかもしれません。また、その復旧率も比較的低いので、多くの時間がかかった上で、必要なファイルが復旧されない場合があります。

より使いやすいデータ復旧ソフトを利用したい場合、サードパーティー製のデータ復旧フリーソフト-MyRecoverをお勧めします。MyRecoverは直感的でわかりやすいインターフェースを採用していて、操作も簡単、3ステップだけで、PCから完全に削除したワードファイルを簡単に復元することができます

スキャン中に、ファイルを検索・フィルタリング・レビューできます。復元するファイルが見つけたら、直接復旧できます。スキャンが完了するまで待つ必要がありません。また、このツールは次のようなメリットもあります:

  • 内蔵/外付けHDD/SSD、SDカード、USBメモリから失われたデータの復旧をサポートしています。

  • 誤って削除、ディスクフォーマット、パーティション紛失、ウイルス感染、システムクラッシュなどの原因によるデータ損失に対応できます。

  • ワードファイルに加えて、画像、動画、オーディオ、エクセルファイル、メール、圧縮ファイルなど200種類以上のファイルの復旧をサポートしています。

  • Windows 11/10/8/7およびWindows Serverに対応しています。また、NTFS、FAT32、exFAT、ReFSなどさまざまなファイルシステムをサポートしています。

ステップ 1. MyRecoverをダウンロードし、インストールして起動します。ワードファイルが失われた前に保存されていたパーティションまたはボリュームを選択し、「スキャン」をクリックします。

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スキャン開始

ステップ 2. 「フィルター」をクリックし、「種類」を「ドキュメント」に設定します。これで、ワードファイル・エクセルファイルなどのドキュメントのみリストに表示されます。スキャン範囲を縮めるために、「更新日」や「サイズ」をさらに設定することができます。また、検索ボックスで直接ファイル名または拡張子を検索することもできます。

ドキュメント

ステップ 3. 復元したいワードファイルを選択し、「復旧 xつのファイル」をクリックし、保存先を選択して復旧します。*スキャンの完了を待たずに、ファイルを復元することができます。

復旧

👀注意:
  • MyRecoverの無料版では、500MBまでのデータを復元することができます。無制限のデータを復元するには、MyRecoverをProfessionalまたはTechnician版にアップグレードしてください。
  • 新しいドライブを保存先として選択してください。ファイル/フォルダを元のドライブに復元すると、復旧可能なファイル/フォルダの領域が上書きされ、データ復元に失敗する可能性があります。

まとめ

この記事では、ごみ箱から削除したワードファイルを復旧するための3つの方法をご紹介しました。バックアップを持っている場合、バックアップを使用してゴミ箱にないワードファイルを直接復元することができます。バックアップがない場合でも、心配しないでください、専門的なデータ復旧ソフトを使用して取り戻すことができます。

しかし、注意すべきなのは、高価なデータ復旧サービスを含むすべてのデータ復旧方法は失われたファイルを必ず復旧できることを保証できません。したがって、重要なファイルを守るために、定期的に別の安全な場所(USBメモリやクラウドストレージなど)にバックアップすることをお勧めします。バックアップがあれば、ファイルがどんな原因で失われても簡単かつ迅速に復元することができます。

Machi
Machi · 編集者
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。