Windows 11/10/8/7でファイルとフォルダを同期する方法

Windows 11/10/8/7でファイルとフォルダを同期する方法をお探しですか?この記事では、専門的な同期ソフトと、Windows標準機能で、ファイルとフォルダを同期する方法について詳しく解説します。

By @ゆき
最後の更新 2025年09月03日

実例:Windows 11/10/7でファイルとフォルダを同期したい

ネットワーク上の別のコンピュータと同期させたいフォルダ(10年以上撮った多くの写真)があります。Windows 7には、フォルダを別の場所にコピーできるような同期ツールはありますか?ありがとうございます。

- Sevenforums.comからの質問

ファイル同期とは?

Sync(synchronizationの略)〖ファイル同期〗:2つ以上の場所にある同じファイルが同じ内容になるようにする処理である。ある場所にあるファイルに何らかの変更を加えたとき、同期処理によって別の場所にある同じファイルにも同じ変更がなされる。言い換えれば、ファイル同期はバックアップにある程度似ています。

ご存知のように、システムクラッシュまたはデータ損失などの問題に備え、事前にシステムをバックアップしておく必要があります。上述のように、ファイル同期を実行したら、指定した2つの場所(またはフォルダ)は同じ内容を持つようになるため、バックアップと同じくらいの効果があります。毎回手動でバックアップを作成する必要がないため、ファイルの内容は頻繁に変わる心配もなくなります。

一般的に、ファイル同期は一方向同期と双方向同期に分けられます。ファイルをローカルドライブ、異なるPCまたは共有フォルダなどに同期させることができます。

一方向同期を行う場合には、ソースディレクトリで変更されたファイルのみをスキャンし、見つけたら必要なファイルをターゲットディレクトリへ転送したり、不要なファイルをターゲットディレクトリから削除したりすることで、両者の内容が同じになるように同期してくれます。

ファイル同期ソフトAOMEI Backupperでフォルダとファイルを同期する方法

共有フォルダだけでなく、ローカルドライブ、クラウドストレージのフォルダやファイルを同期させたい場合、もっと強力なファイル/フォルダ同期ソフト「AOMEI Backupper Professional」の使用をお勧めします。

このソフトは、「ベーシック同期」「双方向同期」「ミラー同期」「リアルタイム同期」の4つの同期方式をサポートしており、様々なニーズを満たすことができます。

  • ベーシック同期:ソースフォルダの内容をターゲットフォルダに一方向でコピーします。

  • 双方向同期:ソースとターゲットの両方で行われた変更を相互に同期します。

  • ミラー同期:ソースフォルダとまったく同じ内容をターゲット側に反映し、不一致のファイルは削除されます。

  • リアルタイム同期:ソースフォルダの変更を即座にターゲットフォルダに反映します。

他のソフトウェアと比較して、AOMEI Backupperはより安心かつ便利で、パソコン初心者でも簡単に使えます。

では、AOMEI Backupperを使用して、3つの手順だけでファイルとフォルダを同期する方法について紹介します。

1. AOMEI Backupperをダウンロード、インストール、起動します。「同期」タブをクリックし、「ベーシック同期」を選択します。*ニーズに応じて他の同期方式を選ぶことができます。

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2. 「同期元を選択」をクリックして、同期したいファイルまたはフォルダを選択します。

3. 次は同期先を選択します。最後は「開始」をクリックして、ファイル同期を実行します。

🌟下の2つのオプションで同期をカスタマイズできます:
  • 「オプション」:同期タスクにコメントを追加したり、メール通知を設定したりできます。また、ソースフォルダで削除されたファイルを同期先にも反映させるかどうかや、同期中に同期先フォルダのファイル整合性を確認するかどうかも選べます。
  • 「自動同期」:自動同期を有効にすることができます。毎日/毎週/毎月/イベントトリガーなどの頻度をサポートします。

AOMEI Backupperでファイルとフォルダを同期するのは完了しました。

👀注意:
  • ファイルまたはフォルダをCD/DVD/ブルーレイに同期することはできません。
  • FAT/FAT32の形式では4GB以上のファイルを保存する事ができないため、4GBを超えるファイルをFAT/FAT32に同期することはできません。
  • また、AOMEI Backupper Professionalの「クラウドバックアップ」を選択してAOMEI Cloudにバックアップできます。AOMEI Cloudには1TBの空き容量があります。いつでもどこでも、AOMEIカウントにログインすれば、すぐにファイルを復元することができます。ディスクの紛失や損傷を心配する必要はありません。
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Windows標準機能でフォルダとファイルを同期する方法

Windows 11/10/7には、「同期センター」という機能が標準で搭載されています。この機能を使うと、ネットワーク上の共有フォルダーのファイルをオフラインの状態でも利用できるようにすることができます。

たとえば、会社のネットワークドライブにある資料をノートパソコンに同期しておけば、外出先などネットワークに接続していない環境でも閲覧・編集が可能です。その後、ネットワークに再接続すると、オフライン中に加えた変更が自動的に反映され、ファイルが最新の状態に同期されます。

ここでは、同期センターを使って、パソコン間でファイルを同期できるように設定する方法をご紹介します。

👀注意:

同期センターを使うには、あらかじめ同期したいフォルダをネットワーク上で共有フォルダとして設定しておく必要があります。この機能はローカルフォルダ同士では使えず、ネットワーク経由でアクセス可能なフォルダが前提です。

1. タスクバーの検索アイコンをクリックし、「同期」と入力し、検索結果から「同期センター」をクリックします。

2. 「オフラインファイルの管理」をクリックします。

3. 「オフラインファイルを有効にする」→「OK」をクリックします。

最後に

ここまで、Windows 11/10/7でファイルやフォルダーを同期する方法をご紹介しました。いかがでしたか? 数回クリックするだけで設定できるので、意外と簡単だったのではないでしょうか。

Windowsには「同期センター」という標準機能があり、ネットワーク上の共有フォルダーをオフラインでも利用できるように同期できます。ただ、設定がやや複雑で機能も限定的です。

もっと簡単で柔軟にファイルやフォルダーの同期を行いたい場合は、ぜひAOMEI Backupperをお試しください。Windows 11/10/8.1/7だけでなく、古いバージョンにも対応していて、豊富な同期モードやスケジュール設定で使いやすさも抜群です。

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