USBがRAWになった！データ取り出し+修復する方法

RAWになったUSBメモリについて

USBメモリは持ち運びが便利で、使用が簡単です。小さなサイズと大容量で、ユーザーは重要なファイルを保存し、いつでも持ち歩き、PCに接続してアクセスすることができます。

プラグアンドプレイのデバイスとして、USBメモリは人々の生活で広く使用されています。したがって、不適切な使用は珍しくありません。

例えば、多くのユーザーが、「ハードウェアの安全な取り外し」を選択せずにUSBメモリを直接抜き差しすることがあり、そして不運にもUSBメモリのファイルシステムがRAWになり、データにアクセスできなくなる可能性があります。

次に、USBメモリはファイルシステムがRAWになった症状と原因について詳しく紹介します。

USBメモリがRAWになった症状

USBメモリはファイルシステムがRAWになったら、いくつかの顕著な症状があります：

• USBメモリの「プロパティ」で「ファイルシステム」が「RAW」であることが表示されます。
• コマンドプロンプトでCHKDSKを実行しようとしたいですが、「ファイルシステムの種類はRAWです。RAWドライブにCHKDSKは使用できません。」と表示されます。

• 「F:\にアクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません。」と表示されます。

• 「ディスクG:を使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか？」と表示されます。

なぜUSBメモリがRAWになるのか？

原因も確認する価値があります。

明確な症状と原因が分かったので、データを失うことなくUSBメモリを修復することができます。

3ステップでRAWになったUSBメモリからデータを取り出す方法

一般的に、深刻な物理的な損傷の場合は、USBメモリをデータ復旧専門店に送ることをお勧めします。ただし、専門店から提供するデータ復旧サービスは高額です。

もしドライブが物理的な損傷によってRAWになっていない場合、他の費用対効果の高い方法を使用することができます。例えば、Windows用の専門的なデータ復旧ソフトを使用します。

フリーソフトMyRecoverは、RAWになったUSBメモリからデータを取り出すための最良の選択肢の一つです。このツールによって、わずか3ステップでスキャンから復元まで完了できます。初心者でも気軽に使えます。また、機能性と互換性の面から次のようなメリットがあります：

ステップ 1. データ取り出しの必要のあるUSBメモリをパソコンに接続し、パソコンに検出できることを確認します。上のボタンをクリックし、MyRecoverをダウンロードし、インストールして開きます。接続したUSBメモリを選択し、「スキャン」をクリックします。

ステップ 2. MyRecoverは自動的に復元可能なデータをスキャンします。

✍ヒント：復元するファイルをより速く見つけたい場合、「フィルタ」を利用することができます。この機能を使えば、種類、更新日、サイズによってファイルを見つけることができます。また、ファイル／フォルダ名を覚えている場合、直接検索バーで検索することもできます。

• 種類：ドキュメント、画像、動画、オーディオ、メール、ウェブページ、圧縮ファイルから選択できます。
• 更新日：本日、昨日、過去7日間、過去30日間、カスタムから選択できます。特定の期間に削除されたデータを探したいなら、「カスタム」を選択してください。
• サイズ：128KB未満、128KB～1MB、1MB～512MB、512MB以上、カスタムから選択できます。

ステップ 3. 復旧したいファイル／フォルダを選択し、「復旧 xつのファイル」をクリックし、保存先を選択して復元します。＊スキャンの完了を待たずに、ファイルを復元することができます。

RAWになったUSBメモリを修復する方法

データが復元されたら、次の方法に従ってUSBメモリを修復することができます。

方法1. エラーチェックを実行する

まず、Windowsに搭載されている「エラーチェック」ツールを試してみることができます。これにより、USBメモリをスキャンし、エラーや不良セクタを検出して修復することができます。

「Win」＋「E」キーを押して、「エクスプローラー」を開きます。ファイルシステムがRAWになったUSBメモリを右クリックし、「プロパティ」を選択します。「ツール」タブ→「チェック」ボタンをクリックします。画面の指示に従ってUSBメモリをスキャンして修復すればよいです。＊修復する必要のあるUSBメモリがエクスプローラーに表示されない場合は、次の方法に進んでください。

方法2. CHKDSKを実行する

「エラーチェック」ツールはGUIを備えているため便利です。しかし、RAWになったドライブは通常読み取り不可であり、エクスプローラーに表示されないため、他の方法が必要な場合があります。このような場合、「コマンドプロンプト」でCHKDSKコマンドを試すことができます。

ステップ 1. RAWになったUSBメモリをPCに接続します。スタートアイコンを右クリックし、「コマンドプロンプト（管理者）」を選択します。

ステップ 2. 「chkdsk F:/f」（FをUSBメモリのドライブレターに置き換えてください）と入力し、「Enter」キーを押して実行します。

「ファイルシステムを修正しました」というメッセージが表示されたら、ファイルシステムが修復されます。

時々「ファイルシステムの種類はRAWです。RAWドライブにCHKDSKは使用できません。」というメッセージが表示されることもあります。

それはRAW化のUSBがファイルシステムが存在しないからです。この場合に、次の方法にに従ってUSBメモリをフォーマットして、ファイルシステムを生成する必要があります。

方法3. USBメモリをフォーマットする

RAWになったUSBメモリを修正するための最終的な解決策は、ディスクのフォーマットです。USBメモリ上のデータを消去し、新しいファイルシステムを作成することで、USBメモリを正常に使えるようにすることができます。

注意：✎...

フォーマットはUSBメモリ上のすべてのデータを消去するため、状況が許す場合は、フォーマット前にUSBメモリをバックアップしてください。

ステップ 1. スタートメニューを右クリックし、「ディスクの管理」を選択します。RAWになったUSBメモリを右クリックし、「フォーマット」を選択します。

ステップ 2. ニーズに応じてファイルシステムを「exFAT」または「FAT32」に指定し、「OK」を選択します。

最後に

この記事では、RAWになったUSBメモリからデータを取り出す方法についてご紹介しました。効率的かつ安全にデータをスキャン・復元するために、MyRecoverのような専門のWindowsデータ復旧ツールを使用することをお勧めします。

また、問題のあるUSBメモリを修正する方法についても詳しくご説明しました。お役に立てれば幸いです。