ゴミ箱がデスクトップから消えた？対処方法7つを解説

ユーザー事例：デスクトップからゴミ箱が消えてしまった！

誤ってファイルを削除した場合、それをどこで見つけることができますか？答えは「ごみ箱」です。

ごみ箱は、Windowsオペレーティングシステムのシステムフォルダの1つで、ユーザーによって一時的に削除されたデータを保存するために使用されます。ごみ箱に保存されたファイルは、復元することができます。

しかし、ゴミ箱がデスクトップから突然消えたことに遭うユーザーがいます。なぜこの問題が発生しますか？その一般的な理由は以下の通りです：

ごみ箱のアイコン表示の設定が間違っている

ごみ箱が誤って削除された

システムの破損により、ごみ箱が表示されない

Win 10／11でゴミ箱が表示されない場合の対処方法

ゴミ箱アイコンが消えた問題が発生する原因を理解した後、このパートではその対処方法を7つ紹介します。

方法1. すべてのデスクトップアイコンを表示する

ごみ箱を含むデスクトップ上のすべてのアプリ／フォルダアイコンが消えた場合、デスクトップアイコンが非表示にした可能性があります。次の手順に従って、簡単に修正することができます。

ステップ 1. デスクトップを右クリックし、「表示」をクリックします。

ステップ 2. 「デスクトップアイコンの表示」を選択して、ごみ箱が表示されます。

方法2. デスクトップにごみ箱アイコンを追加する

ごみ箱だけが消えた場合、ごみ箱アイコンが無効になっている可能性があります。ごみ箱アイコンはデフォルトでデスクトップに表示されていますが、誤操作など他のさまざまな理由で、非表示にすることがあります。

ステップ 1. 「スタート」アイコン→「設定」→「個人用設定」をクリックします。

ステップ 2. 「テーマ」タブを選択し、下にスクロールして、「デスクトップアイコンの設定」オプションをクリックします。

ステップ 3. 「ごみ箱」にチェックを入れて、「適用」→「OK」をクリックします。

方法3. タブレットモードを無効にする

タブレットモードになっていると、デスクトップアイコンも表示されません。したがって、タブレットモードになっているかどうかを確認します。そうである場合は、以下の手順に従って問題を解決することができます。

ステップ 1. 「スタート」アイコン→「設定」→「システム」をクリックします。

ステップ 2. 「タブレット」タブをクリックして、「タブレットの追加設定を変更する」を選択します。

ステップ 3. 「タブレットモード」のスイッチをオフにして、ごみ箱アイコンが表示されるかどうかを確認します。

方法4. ごみ箱をデスクトップに再作成する

ごみ箱が削除された場合、どうすれば元に戻せますか？Windows 10／11でごみ箱フォルダはどこにあるのでしょうか？実は、削除したすべてのファイルはデスクトップの「ごみ箱」フォルダに表示されますが、各ドライブには別の隠し「ごみ箱」フォルダが存在します。

次に、「ごみ箱」の設定を変更して再び表示させます。

ステップ 1. 「Win」＋「E」キーを押してエクスプローラーを開き、上部メニューの「表示」をクリックし、「オプション」をクリックします。

ステップ 2. 「フォルダーオプション」で、「表示」タブを選択し、「隠しファイル、隠しフォルダ、および隠しドライブを表示する」をチェックして、「OK」をクリックします。

ステップ 3. 次に、Cドライブを開き、「$Recycle.Bin」フォルダを見つけて右クリックし、「送る」→「デスクトップ（ショートカットを作成）」を選択します。

方法5. DISMとSFCコマンドで問題のあるシステムファイルを修復する

システムファイルの欠落や破損が、ごみ箱がデスクトップに表示されない原因である可能性があります。この場合、システムファイルチェッカーツール（SFC.exe）を使用して、破損または失われたシステムファイルを修復することができます。

ステップ 1. 「スタート」アイコンを右クリックし、「コマンドプロンプト（管理者）」を選択します。

ステップ 2. 以下のコマンドを入力し、各コマンドの後で「Enter」キーを押して実行します。

DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth

sfc /scannow

ステップ 3. 実行が完了するまで、数分かかる場合があります。終了後、ごみ箱が消えた問題が修正されたかどうかを確認することができます。

方法6. エクスプローラーからごみ箱にアクセスする

上記の方法でごみ箱をデスクトップに復元する以外に、復元せず、エクスプローラからごみ箱にアクセスすることができます。

「エクスプローラ」を開き、アドレスバーに「ごみ箱」と入力して「Enter」キーを押すと、「ごみ箱」が開き、今すぐ簡単に「ごみ箱」からファイルを復元することができます。

方法7. コマンドプロンプトでごみ箱を開く

GUIに加えて、コマンドで「ごみ箱」フォルダにアクセスすることも可能です。詳細については読み進めてください。

ステップ 1. 「スタート」アイコンを右クリックし、「コマンドプロンプト」を選択します。

ステップ 2. 「start shell:RecycleBinFolder」と入力し、「Enter」キーを押して「ごみ箱」を開きます。

おまけ：簡単かつ無料でごみ箱にないファイルを復元する

上記では、Windows 10／11でごみ箱がデスクトップから消えたという問題を修正する7つの方法をご紹介しました。お役に立てば幸いです。

しかし、「ゴミ箱」によってすべての削除されたファイルを復元するわけではありません。例えば、「Shift」＋「Delete」キーで削除したファイルがごみ箱に入らないので、「ゴミ箱」で復元できません。なら、このような完全に削除されたファイルを復元するにはどうすればよいでしょうか？この場合、サードパーティー製の専門的な復元ソフトが必要です。

ここでは、無料で使えるデータ復旧ソフト-MyRecoverの使用をお勧めします。このソフトは、次のようなメリットがあります：

Word、PPT、Excel、写真、ミュージック、動画、電子メール、Webページ、圧縮ファイルなど、200以上の種類のデータを復元することができます。

削除、フォーマット、システムクラッシュなどの原因によるデータ消失に対応することができます。

内蔵／外付けHDD／SSD、USBメモリ、SDカードからのデータ復元をサポートしています。

削除されたファイルの元のパス、ファイル名、形式を取得することができます。

Windows 11、10、8、7、Windows ServerのNTFS、FAT32、exFAT、ReFSに対応しています。

では、MyRecoverを使用してごみ箱にない完全削除されたファイルを復元する方法をご案内します。開始する前に、まずMyRecoverをダウンロードし、インストールしてください。

ステップ 1. MyRecoverを起動します。削除したファイルが元に保存されていたパーティションを選択し、「スキャン」をクリックします。

ステップ 2. MyRecoverは自動的に復元可能なファイルをスキャンします。＊スキャンの完了を待たずに、ファイルを復元することができます。

✍ヒント：復元するファイルをより速く見つけたい場合、「フィルタ」を利用することができます。この機能を使えば、種類、更新日、サイズによってファイルを見つけることができます。

• 種類：ドキュメント、画像、動画、オーディオ、メール、ウェブページ、圧縮ファイルから選択できます。
• 更新日：本日、昨日、過去7日間、過去30日間、カスタムから選択できます。特定の期間に削除されたデータを探したいなら、「カスタム」を選択してください。
• サイズ：128KB未満、128KB～1MB、1MB～512MB、512MB以上、カスタムから選択できます。

ステップ 3. 復元したいファイルまたはフォルダを選択し、「復旧 xつのファイル」をクリックします。

最後に

以上は、Windows 10／11でごみ箱がデスクトップから消えた場合の7つの対処方法でした。以上の方法でゴミ箱を復活できましたか？

また、このような予期せぬ問題によるデータ損失を回避するために、バックアップ＆復元フリーソフト-AOMEI Backupper Standardを使用して重要なファイル／フォルダを定期的にバックアップすることをお勧めします。こうすれば、ファイルが突然消えても、簡単かつ迅速に元に戻せます。