【おすすめ】KIOXIA SSD向けのクローンソフトとその使い方を解説

パソコンの速度を上げるために、KIOXIA(キオクシア)製のSSDを選んで遅いHDDを交換する人が多いでしょう。この記事ではHDDからKIOXIA SSDに換装するためにKIOXIA SSD向けのクローンソフトウェア「AOMEI Backupper」を使用して、Windows 11/10/8/7でHDDからKIOXIA SSDへのクローンを行う簡単な方法をご紹介します。

By @Akira
最後の更新 2025年12月17日

KIOXIA(キオクシア)は東芝メモリから社名変更して誕生した日本の半導体メーカーで、信頼性と安定性に定評のあるSSDを提供しています。SATAおよびNVMe規格に対応した製品を展開しており、PCの換装・アップグレード用途として広く利用されています。

KIOXIA(キオクシア)SSDへ換装・アップグレードする際、既存のWindowsやアプリ、設定をそのまま移行したいと考えるユーザーは少なくありません。

そのような場合に役立つのが、ディスク全体をコピーできるクローンソフトです。

本記事では、KIOXIA SSDに対応したおすすめのクローンソフトと、その具体的な使い方を解説します。初心者の方でも迷わずSSDクローンを作成できるよう、注意点もあわせて紹介します。

KIOXIA SSDをクローンする理由と主な利用シーン

KIOXIA SSDへのクローンを行う理由はいくつかありますが、代表的なものは以下のとおりです。

  • SSDのアップグレードと交換:古いSSDを何年も使っていた後、空き容量が不足しているため、パソコンの起動や動作が遅くなるなどの問題で、新しいKIOXIA SSDに交換したいユーザーはたくさんありますよね。この場合、クローンで、古いSSDを新しいKIOXIA SSDにデータを移行すれば、再インストールや再設定などの手間と時間を節約できます。

  • 不測の災害を防ぐためのデータのバックアップ:バックアップとして、KIOXIA SSDへのクローンを取った場合もあります。バックアップと違って、クローンは設定なども含まれるクローン元のデータと状態を丸ごとコピーします。したがって、お使いのハードディスクに何か問題が発生した時、クローンしたディスクからパソコンを起動し、再設定など一切せずパソコンを前のように使えます。

KIOXIA SSDクローンソフトの選び方

KIOXIA SSDにはクローンソフトウェアが付属していないため、SSDをクローンするには別途クローンソフトを用意する必要があります。

インターネット上には無料のクローンソフトも存在しますが、機能制限によりシステムディスクを正しくコピーできなかったり、クローン後に起動しないケースも少なくありません。

そのため、KIOXIA SSDへの移行では、起動ディスクのクローンに対応し、SSDに最適化された信頼性の高いソフトを選ぶことが重要になります。

おすすめのKIOXIA SSDクローンソフト:AOMEI Backupper

前述の条件を満たすクローンソフトの一例として、AOMEI Backupper Professionalがあります。起動ディスクのクローンに対応しており、KIOXIA SSDへの移行シーンでも多く利用されています。

AOMEI Backupper Professionalは、Windows 11 / 10 / 8.1 / 8 / 7に対応し、ディスク全体のデータを別のディスクへ正確にコピーできます。

クローン後もそのままPCを起動できる設計のため、システム移行時でも安心して使用できます。デフォルトで「インテリジェントクローン」が実行されるため、不良セクターが原因となるクローン失敗を回避できます。

また、他のクローンソフトと比べて、AOMEI Backupper Professionalにはどのような特徴があるのか、主なポイントを見ていきましょう。

  • 3つのクローン方法を提供:ディスククローン、パーティションクローン、システムクローン

  • 様々な種類のディスクに対応:HDD、SATA SSD、NVMe SSD、USBドライブ、SDカードなど

  • 大容量ディスクから小容量ディスクへのクローンに対応:デフォルトでは、使用されているセクターのみをクローンするため、大容量ディスクから小容量ディスクへのクローンが可能です。すべてのセクターをクローンしたい場合は、「セクター単位のクローン」オプションを有効にしてください。

  • あらゆるメーカー製SSDに対応:KIOXIA、Inland、Kingston、Western Digital、Samsungなど、さまざまなメーカーのSSDへのHDDクローン作成が可能です。

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AOMEI BackupperでKIOXIA SSDをクローンする手順

PCにKIOXIA SSDを接続して、Windowsによってそれを検出できることを確認します。前にBIOSでAHCIを有効にするのはSSDの寿命を延ばすことができます。

ヒント:KIOXIA SSD(ターゲットディスク)上のすべてのデータは移行中に消去されるため、必要なファイルを事前にバックアップしてください。

1. AOMEI Backupperをインストールして起動します。「クローン」タブをクリックしてから「ディスククローン」を選択します。

2. クローン元のディスク(ここではディスク0)を選択して「次へ」をクリックします。

3. そして、KIOXIA SSD(ここではディスク2)をクローン先として選択して「次へ」をクリックします。

4. 操作概要を確認して問題なければ「開始」をクリックします。

下にある3つのオプションでクローンをカスタマイズできます:

👉 パーティションを編集:キオクシアSSDの容量がHDDより大きい場合、このオプションを利用してキオクシアSSDのパーティションサイズを調整できます。これにより、クローン完了後、キオクシアSSDに使えない未割り当て領域が作成されません。そうしないと、キオクシアSSDが以前のHDDの容量しか認識しないという問題が発生します。

👉 セクター単位のクローン:クローン先のディスクの1:1コピーを作成したい場合(不良セクターや空白セクターもクローンされます)、このオプションをチェックしてください。キオクシアSSDの容量がクローン先のディスクと同じまたはより大きい必要があります。

👉 SSD 4Kアライメント:クローン先がSSDである場合、SSDのパフォーマンスを向上させるために、「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れてください。

🌟ヒント:

HDDからKIOXIA SSDへのクローンを作成した後、起動順序を変更(KIOXIA SSDをリストの最上位に移動させます)、または物理的に古いHDDを新しいKIOXIA SSDと交換し、KIOXIA SSDから起動するようにしてください。

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まとめ

KIOXIA SSD向けのクローンソフトウェアAOMEI Backupperを使用して、4つの手順だけで古いディスクからすべてのことをKIOXIA SSDに移動することができます。

クローン完了後、KIOXIA SSDのデータを持続的に守るために、バックアップ&復元ソフトAOMEI Backupperを使用して、重要なファイルやシステムを定期的に外付けHDDにバックアップことをお勧めします。

そのほかのバージョン | AOMEI Backupper

1台のServer向けのServer版、台数無制限のPC向けのTechnician版、台数無制限のServer向けのTechnician Plus版もあります。Technician(Plus)版を利用して、クライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~