再インストールせずにM.2 SSDにWindows 11をクローンする方法

M.2 SSDとは何ですか?再インストールせずにM.2 SSDにWindows 11をクローンする方法とそこからPCを起動する方法をご存知でしょうか?この記事では、専門的なシステムクローンソフトを紹介して、それを利用してM.2 SSDにクローンするやり方を説明します。興味がある方、ぜひご覧ください。

By @Akira 最後の更新 2023年05月29日

M.2 SSDとは?

SSDはデータストレージの一種で、集積回路をメモリとして使用し、データを永続的に保存する装置です。一般的に可動部がないため、HDDと比較して高速で堅牢なのが特徴です。

一般的なSSDインターフェイスには、SATA、mSATA、M.2、PCIe、およびU.2が含まれます。SATA SSDは、現在で最も人気のあるSSDドライブです。M.2 SSDは、以前の次世代フォームファクター(NGFF)として知られており、多くのボードサイズオプションでより柔軟に使用できます。一方、M.2 SSDは、より柔軟な物理仕様を採用するので、異なるモジュールの幅と長さをサポートします。一般的に、M.2 SSDはmSATA SSDよりも小型です。

また、M.2 SSDは、PCIe 3.0、SATA 3.0、およびUSB 3.0インターフェースに対応しますが、mSATA SSDはSATAのみに対応します。なお、M.2 SSDは高速で、ほとんどのmSATA SSDよりも多くのデータを保存できます。M.2 SSDの最大転送速度は4GB/1秒であるのに対し、SATA SSDは600MB/秒しか達しません。

再インストールせずにM.2 SSDにWindows 11をクローンする理由

上述のように、M.2 SSDはフラッシュストレージでの使用を前提として作られているため、SSDに搭載することで性能を最大限に引き出すことができます。

M.2 SSDからのWindows 11起動が速くなるため、現在Windows 11の入ったHDDをM.2 SSDに交換・換装・アップグレードしようと考える人も少なくありません。しかし、使い慣れたWindows 11を使い続けたい場合には、OSやアプリなどを再インストールせずWindows 11をM.2 SSDに直接クローン・コピー(移動・移行)することができます。

ここでは、Windows 11をM.2 SSDにうまくインストールするための素晴らしいSSDクローンツールを紹介します。

Windows 11をM.2 SSDにクローンする強力なソフトウェア

M.2 SSDのすべての利点を考慮すると、Windows 11をM.2 SSDにクローンすることはかなり賢い選択であります。しかし、どのように再インストールせずにWindows 11をM.2 SSDにクローンしますか?AOMEI Backupper Professionalは完璧な移行ツールで、その「システムクローン」機能を利用して、再インストールせずにWindows 11のシステム関連データだけをSSDにクローンすることができます。また、このツールは多くの利点があります。

Windows 11、10、8.1、8、7、XPを含むすべてのオペレーティングシステムと互換性があります。
異なるサイズのHDDのクローンを作成:このソフトウェアを使用すると、HDDをより大きなHDDにクローンしたり、より大きなHDDをより小さなSSDにクローンしたりできます。後者では、ターゲットディスクにソースディスクのすべてのセクターを含めるための十分なスペースが必要です。
パーティションを編集」を使用してクローン先ディスクのパーティションサイズを調整:この機能は、ディスクをより大きなディスクにクローンするときに、クローンしたHDDが間違ったサイズを表示するのを修正します。
「セクター単位のクローン」を使用してすべてのセクターのクローンを作成:デフォルトでは、このソフトウェアは使用済みセクターのみをクローンします。これは、大きなハードドライブから小さなドライブへのクローン作成に広く使用されています。ただし、使用するかどうかに関係なく、ディスクのすべてのセクターをより大きなセクターにクローンすることを選択できます。
「SSD 4Kアライメント」でSSDのパフォーマンスを向上:この機能は、SSDがより高速な読み取りと書き込み速度、より長い耐用年数などのパフォーマンスを実現するように設計されています。

AOMEI Backupper ProfessionalをWindows 11 PCにダウンロードして、以下の手順に従ってWindows 11 OSをM.2 SSDにクローンしましょう~

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AOMEI Backupper でWindows 11をM.2 SSDにクローンする方法

手順 1. AOMEI Backupper Professionalを起動して、「クローン」タブ→「システムクローン」をクリックします。

手順 2. クローン完了後、ターゲットディスクから起動できるのを確保するには、Windows 11の起動に必要なドライブが既に選択されます。M.2 SSDをターゲットディスクとして選択すればよいです。「次へ」をクリックします。

手順 3. M.2 SSDを最適化するために「SSD 4Kアラインメント」にチェックを入れてください。最後は問題なければ「開始」をクリックしてシステムクローンを実行します。

ご覧のように、AOMEI Backupperを使えば、ほんの数回のクリックでWindows 11をM.2 SSDにクローンしてインストールすることができます。

クローンが完了した後、パソコンを再起動し、メーカーのロゴが表示されると、パソコン/マザーボードのメーカーによって特定のキーを押して、BIOS設定にアクセスします。

矢印キーで「Boot」に移動し、Windows 11パソコンでM.2 SSDを最初に起動するドライブとして設定し、「F10」キーを押して、設定を保存します。これで、パソコンはクローンしたM.2 SSDから起動します。

クローンしたSSDからWindows 10/11を正常に起動できない場合、「クローンしたSSDが起動しない!4つの対処法とは?」の記事をご参照ください。

Windows 11をM.2 SSDにクローンするよくある質問

M.2 SSDのクローンについて、ユーザーからよく聞かれる質問をお答えします。

Q1. M.2 SSDはドライブが必要ですか?

A1. いいえ、SATAおよびPCIe M.2 SSDのいずれも、OSに組み込まれた標準のAHCIドライブを使用します。ただし、M.2 SSDを使用する前に、システムBIOSでM.2 SSDを有効にする必要があります。

Q2. M.2 SSDに必要なネジは何ですか?

A2. 正しいネジのサイズは、2.0 x 3mm(CM2x3-3.3)です。アメリカなら、通常、Ace Hardwareストアでネジを見つけることができます。長すぎるネジもありますので、ネジの長さをご注意ください。

まとめ

Windows 11をM.2 SSDにクローンする方法はもうマスターしたと思います。そして、簡単にBIOSで起動順序を変更して、M.2 SSDからWindows 11を起動することができます。

この作業に、プロのシステムクローンソフトAOMEI Backupper Professionalを使用することを強くお勧めします。これを使って、簡単かつ迅速にクローンを作成できるだけでなく、クローン作成後にディスクを安全に起動できます。

それに、ダイナミックディスクのクローン、MBRからGPTへのクローン、GPTからMBRへのクローンなど、ディスクのクローンとパーティションのクローンもサポートしています。今すぐダウンロードして、使いましょう!

また、Windows Serverユーザーの方は、AOMEI Backupper Serverをご利用ください。