iPhoneのバックアップが途中で止まる?原因と6つの対処法を解説
この記事では、iPhoneのバックアップが途中で止まる原因と具体的な対処法を詳しく解説します。また、無料で簡単にバックアップできる代替手段も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
iPhoneを使っていると、写真やメッセージ、アプリのデータなど、大切な情報がどんどん溜まっていきますよね。そんなデータを守るために欠かせないのがバックアップです。しかし、「iCloudやiTunesでバックアップしようとしたら、途中で止まってしまった!」という経験はありませんか?
この問題は多くのiPhoneユーザーが直面する悩みの一つ。バックアップが止まると、データがきちんと保存されているか不安になりますし、最悪の場合、データ紛失のリスクも出てきます。
この記事では、iPhoneのバックアップが途中で止まる原因をわかりやすく解説し、すぐに試せる具体的な対処法をご紹介します。
iPhoneのバックアップが止まる主な原因
バックアップが途中で止まる理由は一つではありません。以下に、代表的な原因を詳しく解説します。
iCloudストレージの空き容量が不足している:iCloudにバックアップを取るには、十分なクラウドストレージ容量が必要です。無料プランでは5GBしか使えないため、写真やアプリデータが多いとすぐに上限に達してしまいます。
Wi-Fi接続が不安定または中断されている:iCloudバックアップはWi-Fi接続時にのみ行われるため、通信が不安定だと途中で止まってしまいます。
iPhoneの本体ストレージがいっぱい:意外に見落としがちですが、iPhone本体に一時的なバックアップデータが保存されるため、ストレージがいっぱいだと処理が進まないことがあります。
ハードウェアの問題や過熱:iPhoneのハードウェアに問題がある場合、バックアップが止まることがあります。例えば、バッテリーの劣化やシステムエラーが原因となる場合も。また、デバイスが熱くなると、保護機能によりバックアップが中断されることがあります。
iOS、iTunes、Finderのバージョンが古い:iOSやiTunesのバージョンが古いと互換性の問題が生じ、バックアップが止まる原因になることがあります。
iPhoneのバックアップが途中で止まる場合の対処法
方法1. ストレージの容量を確認する
ストレージ不足はバックアップ失敗の大きな原因です。iCloudとiPhone本体の両方をチェックして、容量を確保しましょう。
iCloudストレージの確認する
まずはiCloudのストレージを確認しましょう。「設定」アプリを開き、自分の名前をタップし、「iCloud」へ進みます。iCloudにiPhoneをバックアップするための十分な空き容量があるかどうかを確認します。
空き容量が不足している場合、「ストレージを管理」へ進み、不要なバックアップやデータを削除できます。また、必要に応じて有料プランへのアップグレードもご検討ください。
iPhone本体のストレージを確認する
「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」をタップし、iPhone本体のストレージ容量と使用済みの容量を確認します。空き容量が不足している場合、大きな動画や写真を削除したり、使わないアプリをオフロードしたりすることができます。
方法2. Wi-Fi接続環境を見直す
iCloudバックアップはWi-Fi接続時にのみ行われるため、通信環境が不安定だと途中で止まってしまうことがあります。接続が不安定と感じた場合は、ルーターの再起動やネットワーク設定のリセット、またはより安定したWi-Fi環境への切り替えなどを試して、通信状態を改善しましょう。
方法3. デバイスを再起動する
一時的な不具合が原因の場合、デバイスを再起動するだけで解決することがあります。
サイドボタンと音量ボタンを長押しし、「スライドして電源オフ」をスワイプします。数秒後、サイドボタンを長押ししてiPhoneを再起動します。再起動後、「設定」→「iCloud」→「バックアップ」から再び試します。
方法4. iTunes/Finderを使ってバックアップを作成する
iCloudでのバックアップがうまくいかない場合は、iTunes(WindowsまたはmacOS Mojave以前)やFinder(macOS Catalina以降)を利用して、パソコンに直接バックアップを作成する方法も有効です。Wi-Fiに依存せずに安定してバックアップできるため、iCloudの容量不足や接続の問題を回避できます。
バックアップ前に、iTunesまたはFinderを最新バージョンに更新してください。
iPhoneをパソコンに接続し、iTunesまたはFinderを開いたら、左上にある「デバイス」アイコンをクリックし、「このコンピュータ」にチェックを入れ、「今すぐバックアップ」をクリックし、手順に沿って進めるだけで簡単にバックアップが可能です。
方法5. 使いやすいiPhoneバックアップフリーソフトでバックアップを作成する
iCloudやiTunes/Finderでのバックアップがうまくいかない、あるいはもっと簡単にバックアップしたい場合は、無料のiPhoneバックアップソフトAOMEI FoneBackupの利用がおすすめです。
このソフトでは、高速かつ安定したバックアップが可能で、iCloudの容量制限やWi-Fiの不安定さといった問題にも左右されません。初心者でも数クリックで操作できるため、初めてバックアップを行う方にも安心です。バックアップデータはPC上に保存され、必要なときにすぐ復元できるのも大きなメリットです。
次に、その使い方をご案内します。
1. USBケーブルでiPhoneをWindowsパソコンに接続し、iPhoneで「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されたら「信頼」をタップします。これでパソコンがiPhoneを認識します。
2. パソコンでAOMEI FoneBackupを起動します。「フォンバックアップ」をクリックし、マウスを「完全バックアップ」に移動し、「バックアップ開始」をクリックします。
3. 「バックアップストレージパス」をクリックし、バックアップの保存先を選択し、「バックアップ開始」をクリックしてバックアップを始めます。
ニーズに応じてバックアップの暗号化を有効にすることができます。パスワードを設定すると、「フィットネス記録」「健康」「キーチェーン」などもバックアップされます。
方法6. iOSをアップデートする
古いiOSバージョンが原因でバックアップが止まる場合、最新バージョンへの更新が効果的です。
1. 「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をタップし、最新バージョンがあるかを確認します。
2. 最新バージョンがあれば「今すぐアップデート」をタップします。パスコードを入力し、インストールを待ちます。
アップデート後、バックアップを再度試みましょう。
まとめ
この記事では、iPhoneのバックアップが途中で止まる原因と、6つの対処法について解説しました。各原因に対応する方法のほか、考えられるその他の方法についても解説します。
ひとつひとつ試す手間を省きたい方は、AOMEI FoneBackupの利用をお勧めします。この無料ソフトを使えば、エラーを回避しながら、iPhoneのデータをWindowsパソコンに簡単にバックアップできます。ぜひ試してみてください!