回復ドライブとシステムイメージの違いを徹底比較|どっちがいい?

回復ドライブとシステムイメージの違いが分からず、どちらを作成すべきか迷っていませんか?本記事では、復元できる範囲や用途を比較し、どっちがいいのかを目的別に紹介します。作成方法もまとめています。ぜひご覧ください。

By @Machi
最後の更新 2026年02月28日

回復ドライブとシステムイメージの違い

回復ドライブとは?

回復ドライブとは、Windowsが起動しなくなった場合に修復や初期化を行うためのUSBメディアです。

中にはWindows 11やWindows 10に搭載されている回復環境(Windows RE)が保存されます。

主な目的はトラブル時の復旧であり、個人データを保存するものではありません。

システムイメージとは?

システムイメージとは、現在のWindows環境を丸ごと保存したバックアップデータのことです。

中にはOS、インストール済みアプリ、設定、個人ファイルなどが保存されます。

復元すれば、作成時点の状態にそのまま戻すことができます。

違い

両者の最大の違いは、目的復元できる範囲です。

  • 回復ドライブは、修復用のツール
  • システムイメージは、復元用のバックアップ

つまり、起動トラブルへの備えなら回復ドライブ現在の環境を守りたいならシステムイメージという使い分けになります。

より具体的な違いをまとめると、次のとおりです。

  回復ドライブ システムイメージ
主な目的 修復・初期化 完全復元
保存内容 回復環境のみ OS・アプリ・設定・データ
復元後の状態

Windowsを再インストールした状態

回復ドライブで初期化すると、アプリと設定が消去されます。場合によってはデータも消去されることがあります。

イメージファイル作成時点の状態

復元すると、作成時点後に追加・変更したアプリやデータは上書きされます。

容量 小さい(USB) 大きい(外付けHDD推奨)

どちらを優先して作成すべきか?

両方を作成しておくことをお勧めします。

パソコンが故障してWindowsが起動できなくなった場合でも、回復ドライブから起動し、保存しておいたシステムイメージを復元すれば、以前の状態に戻すことができます。

ただし、どちらか一方だけ作成するのであれば、

データ保護の観点からシステムイメージを優先することをおすすめします。

システムイメージには、OSだけでなくアプリや設定、個人データも含まれ、万が一トラブルが発生してもデータ損失の心配がありません。回復ドライブはどのパソコンでも作成可能で、問題が発生した後でも作成できます。

次に、回復ドライブとシステムイメージの作成方法をそれぞれ解説します。

回復ドライブを作成する方法

回復ドライブは、Windowsが正常に起動しているうちに作成しておく必要があります。USBメモリ(8GB以上推奨)を用意してから、以下の手順で作成してください。

1. 回復ドライブ作成用のUSBメモリをパソコンに接続します。

👀注意:

USB内のデータは削除されるため、必要なファイルがあれば事前にバックアップしておきます。

2. スタートボタンをクリックし、検索ボックスに 「回復ドライブ」 と入力し、表示された「回復ドライブ」をクリックして開きます。

3. ウィザード画面が表示されたら、「システムファイルを回復ドライブにバックアップします。」がチェックされるかどうかを確認し、「次へ」をクリックします。

4. 接続中のUSBメモリを選択し、「次へ」をクリックします。

5. 「作成」をクリックすると、回復ドライブの作成が始まります。

6. 完了したら「完了」をクリックして終了です。

システムイメージを作成する方法

ここでは、Windows標準機能である「バックアップと復元(Windows 7)」を使用した方法を紹介します。保存先には、十分な空き容量のある外付けHDDを用意してください。

1. 外付けHDDをパソコンに接続します。

2. スタートボタンをクリックし、検索ボックスに 「コントロールパネル」 と入力し、表示された「コントロールパネル」をクリックして開きます。

3. 「バックアップと復元(Windows 7)」をクリックします。

4. 左側メニューの「システムイメージの作成」 を選択します。

5. 接続した外付けHDDを保存先として指定し、「次へ」をクリックします。

6. 通常、システムに必要なドライブは自動で選択され、「次へ」をクリックします。

7. 内容を確認し、「バックアップの開始」をクリックします。

回復ドライブとシステムイメージをより簡単に管理する方法

Windows標準機能でのシステムイメージ作成が複雑に感じる場合は、より使いやすいバックアップソフトAOMEI Backupper Standardを利用する方法もあります。

USBを挿入したタイミングで自動バックアップを実行できるため、継続的なデータ保護を手軽に行えます。システムだけでなく、ディスク(PC全体)やパーティションのバックアップにも対応しています。

システムイメージを作成する手順はこちら👈

また、ブータブルメディアの作成も可能なため、パソコンが起動できなくなった場合でも、事前に作成したバックアップから復元できます。

標準機能では物足りないと感じる場合は、こうした専用ソフトを活用するのも一つの選択肢です。

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