By ゆき / 最後の更新 2020年01月06日

HDDの寿命ってどれぐらいをもっていますか?HDDが故障する直前にどんな前触れと前兆がありますか?どうやって手元のHDDの健康状態を確認しますか?HDDは私達の生活から切り離せない重要なパートです。普段見えない部品として、HDDは黙ったままPCの正常動作を支えています。実にHDDはPCの最も脆くて壊れやすい部分です。今回の記事ではHDDの故障に関する一部の知識とデータを保護するためにバックアップを実行する方法を説明します。SSD使用者にも役立つのでぜひ読んでください。

壊れやすい精密機器ーHDD

ハードディスク内部ハードディスクドライブ(英: hard disk drive, HDD)とは、磁性体を塗布した円盤を高速回転し、磁気ヘッドを移動することで、情報を記録し読み出す補助記憶装置の一種である。

ー出典:ウィキペディア

HDDの仕組みは一見したところあまり複雑ではないが、実際は動作部分が多くてとても精密な機器です。図の通り、回転する円盤(プラッター)にデータの読み書きを行う磁気ヘッドはプラッターと僅か0.005μm~0.01μm(髪の毛の直径の千分の1)ぐらいの隙間を保ちながら往復しています。それゆえHDDがささいな振動や衝撃を受けても、動作中の磁気ヘッドがプラッターに打ち当たって不良セクタなどが発生する原因につながるので、物理的な故障になりかねません。

衝撃や振動にとても弱いが、静電気、電気サージ、高温、湿気、磁気やほこりなどもHDDが故障する原因です。HDDは電子機器ですので、たとえこの精密機器を適切な環境に使用しても長期使用後に不安定になったり、故障したりすることがあります。回転モーターや磁気ヘッドなどの部品が経年劣化による正常に機能しなくなるのもおかしくないんです。

HDDの故障といえば、物理的な障害論理的な障害の二種類があります。文字通り、物理的な障害とはHDDの仕組みまたは構造に物理的な障害が発生することです。ほとんどの物理故障は恒久的で修理しなければなりません。論理障害はプログラムやファームウェアの故障により起こった不具合です。一部の論理障害はフォーマットなどの作業によって直せますが、データを失うことが多いです。

ハードディスクのような精密機器は修理が難しいと言うより、もしろ修理することは意味ないんです。なぜなら、HDDの内部はホコリなどの侵入を防ぐために厳密な密封環境で、通常の環境でHDDのカバーを開けると内部が空気にさらしてしまいます。HDDの内部修理はオペ室のようなクリーンルームでしか行なえません。ハードルの高い修理ですので、現時点のHDD物理障害に対する修理費は聞いたところで目玉が飛び出るほど高いです。しかも、こういう精密機器の修理は成功率が推して知るべしです。

業務、論文などに関する重要なデータを格納してるビジネス用、研究用のHDDが故障した場合はいかなる代価も惜しまなくて修理してみてデータを救出するのを検討になるかもしれません。しかし、個人用のHDDが故障した場合では、高い修理費用に直面して、たとえそのHDDが貴重なデータを保存していても、多くの場合は放棄せざるを得ないだろう。

前触れ|こういう場合は注意すべき

実に、毎日使っているHDDが突然壊れて使えなくなることがごく稀です。ほとんどの場合はあれこれ予兆が現れます。実に、HDDには通常使える領域以外に代替領域/予備領域というセクタが保留されています。直せない不良セクタが発生すると、HDDはファームウェアにより不良セクタの代わりに代替領域のセクタを使ってデータを保存し、不良セクタの場所を記録して二度と使用しません。

軽微な不良セクターなどの障害が発生しはじめる場合は気づきにくいです。しかし、不良セクタがどんどん悪化すると、HDD上の代替領域をいつか使い切れます。PCにおかしい状況が起こります。一部ファイルが急に開けられない、システムを起動するたびWindowsはディスクをスキャンし、頻繁に原因不明のブルースクリーンまたはフリーズが発生するなど、明らかに異常な様子です。こういう場合は注意を払わないといけません。不良セクタでも修復できる論理障害の可能性が大きいですので、とにかく早速不良セクタをチェックするなどの対策を取りましょう。

ただし、時にはHDDから通常の作動音と異なる「ガガッ」、「ガタガタ」のような異音がします。こういう場合は磁気ヘッドまたは回転モーターが故障寸前の可能性が大きくて、HDDがいつか壊れてもおかしくありません。HDDに物理障害が発生する時、重要なデータを直ちに他のストレージドライブにバックアップする以外に、これ以上このHDDを使うことを避けた方がいいです。さもなければ、故障した箇所が激悪化し、新たな障害が生じてHDDが完全に壊れて全てのデータがなくなる原因とつながりやすいです。要するにはデータをバックアップして一刻も早くHDDを交換することを強く勧めします。

未然に防ぐ|S.M.A.R.T.を活用!

HDDやSSDには「S.M.A.R.T.」(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)という自己診断機能があります。この機能ではディスクの使用時間、温度、電源投入回数やデータ読み書きに関するエラーを記録します。不良セクタに関連する項目もS.M.A.R.T.により監視されます。S.M.A.R.T.の各項目を確認してディスクの健康状態を把握できます。ディスクに異常が発生する時も、S.M.A.R.T.の値を参考にして障害の種類を特定できます。

即ち、HDD/SSDは自らの状態を常にファームウェアによって監視し、分析し、記録しています。ただし、その値ではWindows標準搭載のユーティリティーにより確認できません。S.M.A.R.T.の情報を確認するには専用のユーティリティーを利用する必要があります。ここでは代表的なフリーウェアCrystalDiskInfoをおすすめします。簡潔明瞭なインタフェースでHDD/SSDの調子を確認できます。

crystal-disk-info

図のように、S.M.A.R.T.情報の各項目は4つの数値があります。それぞれは現在値最悪値閾値生の値です。それらの項目の現在値に基づいてインタフェースの真ん中にディスクの健康状態が表示されます。

☆「現在値メーカーのアルゴリズム(算出方法)により現在の「生の値」から算出される数値です。
☆「最悪値今まで最悪な「現在値」として記録されます。
☆「閾値メーカーにより定まった故障の有無を判断する基準値です。
☆「生の値ファームウェアによって16進数の形で記録するS.M.A.R.T.情報。

現在値はよく変動するのは正常です。一般に、現在値最悪値閾値より低い場合はHDDに障害が発生することを表すので注意すべきです。特に幾つかのエラーに関する項目の生の値はゼロではないと危ないです。

ちなみに、SSDは動作部分のないメモリストレージドライブですので、故障する前には異音などの前触れがなくて、HDDより障害の予測は難しいです。従って、SSD使用者はディスクのS.M.A.R.T.情報をよく確認した方がいいです。

前述の通り、HDDには代替領域があります。HDDのファームウェアによって修復できないと判断された不良セクタが発生する時、代替処理を実行します。ですから、代替処理はディスクに不良セクタがあることを意味します。論理障害によって引き起こされる不良セクタは基本的に修復できますが、物理的な不良セクタはほとんど修復できなくて、逆に徐々に悪化し、拡大しかねません。不良セクタに関連するS.M.A.R.T.項目は

  • 05代替処理済のセクタ数:代替処理を実行した不良セクタの数量。

  • C4セクタ代替処理発生回数:データを不良セクタから代替領域に移すことの回数。

  • C5代替処理保留中のセクタ数:データの読み書きが不安定でファームウェアによって代替処理を実行すべきと判断した場合、このセクタが「代替処理保留中」と記録されます。再びこのセクタにデータの読み書きをする時、無事に完了するかどうかによって代替処理の実行を決断します。

  • C6回復不可能セクタ数:文字通り、修復できない不良セクタの数。

  • という4つです。上記のように、異常を表す項目ですので、いずれの項目の生の値もゼロのはずです。

    これは手元にある外付けHDDのS.M.A.R.T.情報です。代替処理保留中のセクタ数は「1」と表示されます。即ち、HDD上のあるセクタに読み書きのエラーが発生したことがあります。

    smart c5

    こういう異常な値が現れる場合は慌てず、まずHDDのエラーをチェックして修復してみます。ここでは無料のディスク管理ソフトAOMEI Partition Assistantでディスクをチェックして、検出した不良セクタを修復しました。

    pa パーティションチェック

    しかし、一ヶ月後、CrystalDiskInfoでS.M.A.R.T.情報を確認する時、C5項目の値は「3」と表示されます!おそらく物理的な不良セクタが発生します。このHDDを再度に修復してみるのはもちろんですが、とりあえずHDD上の必要なデータを早くバックアップする限り安心です。もう不安定な状態ですのでやはりそこに重要なデータを保存するのは駄目です。

    smart c5増えます

    卵は一つのカゴに盛るな|バックアップを取る

    ディスクは機器なので、物理寿命があります。無事に最後まで使うのは最善ですが、いつかクラッシュしてもしょうがないのことです。不便なアフターサービスを利用しても、高価なデータ復旧サービスを頼んでも、何より大事なデータを失うとどれだけ悔しいですか。賢い選択は当然こまめにバックアップを行うことです。

    市場に出回っている沢山のバックアップソフトから信頼性の高くて最も実用的な製品を見つけるのはなかなか困難です。実に、無料のバックアップソフトAOMEI Backupper Standardはデータを保護するために最善なツールです。このソフトウェアは完備なバックアップ&復元機能を備えています。AOMEI Backupperを利用してファイル、パーティションまたはディスク全体をバックアップできます。優れたスケジュールバックアップ機能によって、一度バックアップ計画を設定した後自動的にバックアップを実行します。早速このソフトをインストールしてデータを保護しましょう!

    abこちらからダウンロード

    ここではAOMEI Backupper Standardを利用して不良セクタの発生した外付けHDDをローカルディスクにバックアップする手順を説明します。

    • 1. AOMEI Backupper Standardを起動させ、左側の「バックアップ」タブをクリックし、「ディスクバックアップ」を選択します。 ディスクバックアップ

    • 2. 次の画面でバックアップしたいディスクとバックアップイメージを保存する場所を指定します。バックアップの宛先場所はローカルディスクだけを指定できるわけではなくて、外付けHDD、NAS、ネットワーク共有デバイス、またはDropbox、Google OneやOne Driveなどのクラウドストレージさえサポートされます。ディスクを指定します

    • 3. バックアップを定期的に実行するニーズがあるユーザーは下側の「スケジュール」ボタンをクリックしてこの機能を設定して毎日、毎週、または毎月に自動バックアップを実行できます。

      スケジュールバックアップ

    • 4. 最後に、「開始」をクリックしてバックアップタスクを作成するかバックアップを直ちに実行します。開始

    数回のクリックで、バックアップタスクを作成しました。とても便利なバックアップ体験でしょう。万一の場合にファイルがなくなってバックアップイメージからファイルを復元するのは簡単です。「復元」タブをクリックして、関連するバックアップタスクを探して復元を始めます。

    AOMEI Backupper Standardは基本的なバックアップ機能が備わっています。より高度なバックアップ機能を求める使用者はプロ向けのバックアップソフトAOMEI Backupper Professionalを購入するのをおすすめします。Windows ServerユーザーもServerエディションを利用して大事なデータをバックアップできます。いずれの有料版は一ヶ月の無料体験サービスを利用できて購入してから90日間無条件返金できます。プロ版のAOMEI Backupperはより高度なスケジュール機能を利用できます。リアルタイム同期、USBドライブ挿入すると自動バックアップ、増分バックアップなどの機能は上級者にとって大変な重宝です。さらに、数多くのユニークなユーティリティーは有料版でのみ利用できて、どんどん活用してデータを完璧に保護しましょう。

    中小企業向けの台数無制限バックアップソフト

    まとめ

    HDDクラッシュはユーザーにとって不慮の災難です。幸いには多くの場合に多少の故障前兆があります。S.M.A.R.T.情報によってHDD/SSDの健康状態をはっきり掴むことができます。私達にとって一番重要なのはディスク上のデータをこまめにバックアップすることです。データの安全を最善なバックアップソリューションAOMEI Backupperに任せてください!